Kontaの歓びの毒牙

映画と音楽が大好きです。ホームページ KONTABLOID はこちら http://www5d.biglobe.ne.jp/~ktabloid/

松任谷由実が沖田総司の血族であると主張

 松任谷由実(荒井由実 / ユーミン / 呉田軽穂)が、自分には“沖田総司の血もまじってる”と主張しています。これもまあいつものハッタリでしょうね。

沖田総司はホモだった (1977年) (産心新書)

  

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沖田家は「親戚ではない」と戸惑っていらっしゃるとか…。
こちら:

https://ameblo.jp/sorayukepko-dx/entry-12628164185.html

 

虚偽でも「この世の中では、断定した者が“正解”になるんだから」。まさに安倍晋三と「ロマンの在り方が同じ」松任谷由実だけありますね~。断定・断言を繰り返す人間には要注意!!

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荒井由実時代の松任谷由実

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‘自称’天才の松任谷由実は、バッハの曲「我ら悩みの極みにありて BWV.641」を、自分が「作った」と言い切る人間です。一事が万事です。

 

 森友学園問題、加計学園問題、桜を見る会問題、アベノマスク等で国民を愚弄し続けた安倍晋三の辞任に際し、「テレビでちょうど(会見を)見ていて泣いちゃった、切なくて…。」と発言した松任谷由実を絶対に忘れるな!!

 

大毎地下劇場 その4 名画の殿堂 西梅田 毎日大阪会館南館地下

 意外なことにこのブログの「大毎地下劇場」の記事に来られる方、多数。皆さんこの映画館に色々思い出をお持ちなのですね~。というわけで、最近見つけた大毎地下の記事(雑誌「キネマ旬報」1973年1月下旬正月特別号・通算No.597号(←表紙の写真は映画「フォロー・ミー」)の34頁と138頁に掲載)を資料として追加することにしました。

 

1973年の正月号なので、掲載写真はたぶん1972年の秋以降に撮られたものではないかと推測されます。

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毎日大阪会館南館地下の大毎地下劇場劇場内部写真(座席数は322) 

 

「われらの映画館・第26回」

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橋本克さんによる「オフィス街のシニセの味 大毎地下劇場」という文です。

 

隣の毎日大阪会館北館の写真 北館と南館は上部でつながっているようです。

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この写真はこちら↓から頂きました。貴重な写真をありがとうございます。

https://twitter.com/taikoyama77/status/1226478615044313088

↑こちらの写真が裏焼きだったので反転しました。

 

1958(昭和33)年の春、毎日大阪会館南館の完成と共に開館、大映興行の経営でスタート

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1961(昭和36)年6月から洋画二本立特選番組に…。 1971(昭和46)年末、大映がその幕を閉じたため、家主の毎日ビル企業の経営に変わった。

 

地下2階の大毎地下劇場の入口のカウンター 。右に地下1階へ上がる階段が見えています。受付に二人

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カウンターの後ろの映画ポスターは左「愛・結婚」、右 「もういちど愛して」のように見えますが…

 

違うかな?

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イギリス映画「愛・結婚 / Sex, Love and Marriage (1972) / Love Variations (1970)」

 

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フランス・イタリア映画「もういちど愛して / Doucement Les Basses」(1971) 

 

決め手は番組 常に女性を考慮に入れて組む

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女性の観客が常に60%以上を占める

 

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大毎地下劇場の映写室と映写技師さん

 

限界番組は「幸福の条件」と「続・私は好奇心の強い女」、「クリシーの静かな日々」と「愛・LOVE」(←「愛・結婚」の間違いでしょうか?)

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1970年の西ドイツ映画幸福の条件 / Anatomie des Liebesakts」

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ヘンリエット・ゴンネルマン(Henriette Gonnermann) と ギュンター・キースリッヒ(Günther Kieslich)

 

映画「幸福の条件」↓の男優ギュンターさんが、とてもセクシーですご~く好みなんです(エヘヘ)。昔からこの作品に興味があって、ずっと探しているんですが、残念ながらソフトは出ていないようです。ほ欲しい!そう私は好奇心の強いゲイ男なんです。

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幸福の条件 / Anatomie des Liebesakts」 ギュンターさ~ん

 

大毎地下劇場の限界番組「幸福の条件」と「続・私は好奇心の強い女」の二本立ては1972年6月28日~7月5日。こんな大人の映画も上映されてたんですね~。

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大毎地下のスクリーンで、動くギュンターさんが見たかった!!

 

最近(1972年頃?)舶来雑貨店とのタイアップでロビーの壁面と天井を改装、壁の一部に商品を展示しているが、洒落たものが多いので女性ムードを一層高めている。

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私が通い始めた1977年にはもうネクタイなどの舶来雑貨は置いていなかったです。左に見える飲み物用の冷蔵庫はあったように思います。

 

真夜中のカーボーイ」と「明日に向って撃て!」は昨年(1971年)度最高の成績をおさめた…

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1972年、北館11階毎日文化ホールにて「大毎地下名画鑑賞会」開催開始。でもこの頃はまだ「大毎地下友の会ニュース」の発行はされていなかったようです。

 

真夜中のカーボーイ」と「明日に向って撃て!」の2本立ては1971年10月30日~11月10日の上映。

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ヘルムート・バーガーとヴィルナ・リージのカルト(←勝手に命名)作「雨のエトランゼ / Un Beau Monstre」(1971)も大毎地下劇場でやっていたのですね。す・て・き!

Un Beau Monstre

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地下1階の大毎地下劇場チケット売り場 1972年当時の料金は大人400円・学生350円 左手に地下2階に降りる階段の手すりが写っています。

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右手に映画「華麗なる賭け」のポスター 窓口下の左はソビエト映画「戦争と平和」(総集編) 右は何の映画でしょう?男性がスキーで滑っている姿のように見えますが…。

 

二度三度くり返し見たくなる映画。これに限りますね。

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映画が好きな、京都生れのソフトでスマートな支配人 雑誌には支配人さんの写真も掲載されていますが、ご本人の意向が確認できませんので、ここには載せませんでした。

 

大阪毎日新聞社本社(左)と毎日大阪会館北館(右)の写真 どちらの建物も今はもうありません…。

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この写真はこちら↓からいただきました。貴重な写真をありがとうございます。

https://twitter.com/taikoyama77/status/1271433927564001280

 

ビルの中にあるため、深夜興行は勿論のこと営業時間にかなり制限がある…

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ローマの休日」「奇跡の人」「屋根の上のバイオリン弾き」「愛情物語」が人気

 

カメラ:津田裕子さん

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われらの映画館 大毎地下劇場

 

これらの写真で映画館の全体像が、かなりハッキリ記憶に甦ってきたように思いま~す。古い映画雑誌っていいもんですね!

 

下の写真は毎日大阪会館北館と南館、1993年だそうです。黄昏時の大毎地下劇場への道…

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こちら↓から頂きました。貴重な写真をありがとうございます。すごくいい写真ですね!

https://twitter.com/kotaroHirotsu/status/907370995052199936

 

こちら↓で大変懐かしい映像が見られます。涙が出るかもよ~。

ありがとう堂島、大阪毎日・堂島70年の軌跡 

https://www.youtube.com/watch?v=24ugJRQ96CU

 

この記事は、
大毎地下劇場 その5 名画の殿堂 西梅田 毎日大阪会館南館地下

https://k0nta.hatenablog.com/entry/2022/11/05/022745

に続きます。

 

小山田圭吾だけではない。松任谷由実もいじめ自慢!

 小山田圭吾だけではない。松任谷由実もいじめ自慢!

松任谷由実(ユーミン / 荒井由実 / 呉田軽穂)もインタビュー本で、自身の小学校時代のいじめ自慢をしています。

ルージュの伝言 (角川文庫 (5754))

 

「いじめてもいじめても慕ってくる子というのもいたんだけど。」

松任谷由実さん、それはアナタに都合のいい“勝手な解釈”でしょ。いじめの“武勇伝”披露してるんじゃないよ!!恐ろしい人間ですね。

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「うちの親はPTAの会長だから、すぐもみ消しちゃう。」

親がPTA会長で、いじめをもみ消した話までも得意げに語る松任谷由実。親も親なら、子も子です。‘小学校時代のこと’、‘若気の至り’で済ませていい話ですか?松任谷由実さん、「当時と今は違う」という主張は許されませんよ!

 

被害は、障がいを持つクラスメートにまで及んで…。

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松任谷由実さん、“すごい金持ちのうちの子”に嫉妬いじめですか?

 

いじめてる相手の家の利用できるプールだけは、友達ヅラして使用する松任谷由実…。

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この荒井由実(現・松任谷由実)の言葉で、同級生の筋ジストロフィーの男子が、“やさしさに包まれた”とでもいうのでしょうか? 由実さん、アナタにとっては“優しさ”でも、いじめられる難病の当事者からしたら単なる“悪意のある嫌がらせ”ではないですか?アナタは被害者の立場になって考えたことあるのですか?盗作を平気でするアナタに言っても、無駄かもしれませんが…。

 

 この件もきっと親の力でもみ消したんでしょうね~。

 

さすが、人がひとり死んでもなんとも思わないサイコパス

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安倍晋三と“同じ価値観を共有できる”松任谷由実だけありますね~。安倍夫妻とは『仲良しです。』(←松任谷由実の発言)

 

あの林真理子さんをも「私はとてもそこまではできない」と青ざめさせた、松任谷由実の凄絶(せいぜつ)ないじめ…。松任谷由実は 大人になってからも、特定の人物を狙っていじめ続けているのですね。昔のいじめ行為に、まったく反省も悔悟の念もありません!

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そして林は林で、すぐ松任谷由実のいじめ行為を「いいなあ、好きだなあ」と肯定!林真理子松任谷由実もどちらも同類、“権力者にすり寄るタイプの人間” “奴隷根性の持ち主”であることがよくわかります。

 

 “松任谷由実は、いじめっこの典型。すぐわかる。ああいうのは一生変われない。絶対許してやらない。” 松任谷由実荒井由実にいじめられて今もその後遺症に悩まされている皆さん、損害賠償請求訴訟を起こすことも可能ですよ。

 

「(同性愛者は)どこかやっぱり足りない感じがする。」

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いつでも権力者に媚を売る松任谷由実

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「排除します。」カイロ大首席卒業よっ!のハッタリ仲間と…

 

松任谷由実の夫で

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“純愛”をテーマにした由実のアルバムをプロデュースした松任谷正隆は、上写真の左側の人物(若い介護者に手を引かれて散歩中のようです。“脳梅にやられちゃった”…のでしょうか?お大事に~。)

 

自分の“冷酷さ“や“性格の悪さ“を、いつでも自分の“優しさ”という言葉に言い換えて生きてきた人間、松任谷由実。私欲・権力・保身の権化!

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「交通事故で手がきかなくなったとか、脳梅にやられちゃったとか、それでも私は彼(松任谷正隆)を捨てる」(松任谷由実)  やさしさに包まれたなら~♪~

 

 バッハの曲のまるパクリの「GREY」、この「いじめ自慢」及び、安倍晋三と「同じ価値感を共有できる」発言で、私は松任谷由実(荒井由実 / ユーミン / 呉田軽穂)の人間性に根本的疑問を抱かざるを得ません。私は、不正が発覚してもファンでいられる程のユーミン(松任谷由実荒井由実呉田軽穂松任谷正隆)「信者」ではありません!ファンであることをキッパリやめました!!松任谷由実松任谷正隆、盗作だらけのアンタらは、やってること間違ってるよ!!

 

森 まゆみ(作家)さん
ユーミンの時代~「個人主義」時代の女神と安倍退陣”↓

https://imidas.jp/jijikaitai/l-40-275-20-09-g821

↑ええこと言うてるやん!! 

 

どうとんぼり 大阪松竹座 大阪市中央区道頓堀の映画館

1994年5月8日、洋画封切館としての歴史の幕を閉じた大阪松竹座。 

 

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映画館時代の大阪松竹座 1977年1月、日本映画「地上最強のカラテ PART2」(1976)を上映中。雑誌「ロードショー」1977年4月号150頁より。

 

 道頓堀にかかるこの戎橋↓を渡り左折するとすぐ道頓堀ピカデリー(1980年以降は道頓堀浪花座)、右折するとすぐ大阪松竹座でした。(写真:1977年3月撮影 雑誌「dansen / 男子専科」1977年6月号198頁より)

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住之江ボートレースの下の映画の看板は、ちょっと見えにくいですが、「東映まんがまつり (白鳥の王子、ドカベン一休さんジャイアンツのこども野球教室、大鉄人17、超電磁ロボ コンバトラーV」、その左は「アドベンチャー・ファミリー / The Adventures of the Wilderness Family」(1975)です。
 

1966年11月、4話のオムニバス映画「バンボーレ!/ Le bambole」(1965)を上映中の大阪松竹座↓ 。とっても素敵な建築物ですよね~。

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この映画にはヴィルナ・リージ(Virna Lisi 1936 – 2014)も出演しています。私が好きなイタリア女優です。

バンボーレ! [DVD]

 

 1977年11月18日(金)のゴールデン洋画劇場でテレビ初放映された映画「キャバレー / Cabaret」(1972)を観て、この映画にハマった話は、以前の記事でも書きましたが、ライザ・ミネリ(Liza Minnelli)はもちろんですが、中学2年の僕はマイケル・ヨーク(Michael York)に一時期夢中になりました。これら↓はその時映画雑誌から切り抜いて集めたマイケルの写真です。

キャバレー [DVD]

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1970年代のマイケル・ヨーク(Michael York) 

 

パーティーへ出席する時はいつも奥様のパトリシア・マッカラム(Patricia McCallum)と一緒ですね~。マイケルは誠実なタイプかもっ。  

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マイケル・ヨーク(Michael York) と パトリシア・マッカラム(Patricia McCallum)

 

 1978年の2月にマイケル・ヨークの新作映画が日本で公開されました。それが映画「ドクター・モローの島 / The Island of Dr. Moreau」(1977)でした。大阪難波では松竹座で上映され、この映画が私が大阪松竹座で初めて観た作品です。前売り券↓も買って行きました。

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しかし、映画自体の出来はあまり良くないですし、 好きな作品とは言えませんでした。あんな役では、マイケルの魅力が輝かないでしょう?共演のバート・ランカスター(Burt Lancaster 1913 - 1994)もとても好きな俳優なのですが…。バーバラ・カレラ(Barbara Carrera)は「エンブリヨ / Embryo」(1976)といい、こんな役ばっかりさせられてかわいそうに思いました。でも、観てる間は退屈せずに楽しめた、とは言える映画でした。

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1975年12月の大阪松竹座↓では、映画「ジョーズ / Jaws」(1975)を大ヒット上映中 

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 上の写真の右側に「松竹座プレイガイド」の看板が見えます。松竹座に向かって右手に小さな小屋のようなプレイガイドがあって、上映済みの映画のパンフレットや、中身がわからないチラシとパンフレットの入ったお楽しみセット?なども販売されていて、私はここで「地球に落ちて来た男 / The Man Who Fell to Earth」(1976)やABCホールでの試写会で観た「アバ / ザ・ムービー / ABBA : The Movie」(1977)のパンフレットなどを買ったのを憶えています。ここで購入したチラシとパンフのセット(チラシ15枚入りで200円)の中には、いつもダイアナ・ロス(Diana Ross)の2作目の主演映画「マホガニー物語 / Mahogany」(1975)のパンフが入っていた印象があります。よっぽど在庫過多だったのでしょうか?そして、このプレイガイドで民音の会員になると、上映中の映画のカラー半券付きチケットも安く購入でき、「グリース / Grease」(1978) や「ナイル殺人事件 / Death on the Nile」(1978)などの格安チケットはここで買いました。このプレイガイド、いつまであったんでしょうね?
 

1975年7月の難波高島屋前の風景。日三家具の看板の右がなんば南海通の入口。

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左手が戎橋筋への入口。一番左上に当時松竹座と千日前国際劇場で公開中だった「タワーリング・インフェルノ / The Towering Inferno」(1974)の看板が写っています。 

 

 次に松竹座に行ったのは同1978年の3月、 同じクラスのある男子に「あれは絶対観なあかん!」と強く勧められて、半信半疑で映画館へ向かった「タワーリング・インフェルノ」のリバイバル公開上映の時でした。

 

タワーリング・インフェルノ / The Towering Inferno」(1974)

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利益第一・自分第一、己の欲望にある意味とても正直な?ロジャー(リチャード・チェンバレン Richard Chamberlain)。でも周りには大迷惑です!

タワーリング・インフェルノ [Blu-ray]

 

 この映画「タワーリング・インフェルノ」はですね~、う~ん、僕はまったくノレませんでした!観終わってから「しょーむなっ!!金返せっ!」とシラケまくりました。 大体、135階以上もある高層ビルの火事が、屋上の給水タンクを爆破したからといって、あんなに綺麗に消えるハズがないでしょう?全然納得いきませんでした。それに10人以上が乗ったエレベーターを不安定なヘリコプターにつないで地上に無事降ろすなんて絶対不可能やん!と思いました。当時の僕はこの映画の良さがまったくわかりませんでした。

 しかし、今回この記事を書くにあたって、以前竜作さんに頂いたこの映画のDVDを再度観てみたのです。観客を楽しませようと映画に様々なアイデアを盛り込んでいる点と、中学時代にはまったく理解不能だったスティーブ・マックイーン(Steve McQueen 1930 - 1980)の魅力が、今回は頭で理解できるようにはなりました~。一番共感を得やすいヒーロー役ですし、確かに、ある人々にはアピールするカッコよさはあると思いました。それでも、出演者の中で私が一番興味深いと思った俳優は、やっぱり今回もリチャード・チェンバレンでしたが…。色んな変な役も演じていて、とても面白い役者だと思っています。

  松竹座でこの映画の上映前に、翌週の1978年3月18日松竹座公開作品として「ミスター・グッドバーを探して / Looking for Mr. Goodbar」(1977)の予告編がスクリーンに映し出されました。オージェイズ(The O'Jays)の名曲「裏切り者のテーマ / Back Stabbers」(1972)をバックに、夜の都会をテレサ(ダイアン・キートン Diane Keaton)が駆けてくる映像(←この辺、時が記憶を書き換えているかも…)がものすご~くカッコ良くて、「これは絶対観たい!」と思いました~。この予告編を見れたことが、「タワーリング・インフェルノ」観賞時の一番の収穫だったと思います。

Looking for Mr. Goodbar [DVD]

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↑「ミスター・グッドバーを探して / Looking for Mr. Goodbar」のサントラ・アルバムがス・テ・キ!!CDはこれです↓。

Looking for Mr. Goodbar

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↑雑誌「ポパイ / POPEYE」1978年3月10日号(26号)125頁の記事

 

大阪松竹座に向かって右側に設置された、上映予定告知看板↓

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人気作「クレイマー、クレイマー / Kramer vs. Kramer」(1979)と「チャンプ / The Champ」(1979)を2本立てでアンコール上映予定(写真:1980年11月撮影)
 

 

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1980年11月、大阪松竹座前を歩く男性↑

背後の映画の看板には「アラビアのロレンス」の

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この場面↑が描かれています。

  

  高校2年だった1980年11月、「アラビアのロレンス /  Lawrence of Arabia」(1962)がリバイバル公開されました。とても仲良しのいとこが、当時ピーター・オトゥール(Peter  O'Toole 1932 - 2013)とこの映画の大ファンで、「一緒に観に行けへん?」と誘ってくれたので、ここ松竹座でいとこと二人で観ました。松竹座の格調高く、重厚な雰囲気はこういう古典大作を観るのにぴったりでした。「アラビアのロレンス」のような作品は、やっぱり大きなスクリーンと、大きな音が劇場中に響き渡る、昔の映画館で観ないとダメですよね~。

アラビアのロレンス [Blu-ray]

 

特にこの↓場面は!(ケケケ)

 

アラビアのロレンス / Lawrence of Arabia」(1962)

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ロレンスの美貌に興味を示すトルコ軍司令官(ホセ・フェラー José Ferrer 1912 - 1992)

 

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ロレンスの美肌をチェック中よ~ん。

 

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今夜のお相手は、美しい青い目と 

 

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この白い餅肌かも~っと、期待するトルコ軍司令官でしたが…

 

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ダメ~、やっぱり無理っ!!とロレンス。残念ながらトルコ軍司令官は、ロレンスの好みのタイプではなかったようです(ぐふふ)。

 

夜のお勤めを拒否しムチ打たれるロレンスを、扉の陰からこっそり見ているのは、まだあきらめきれないトルコ軍司令官?f:id:KONTA:20210126223652j:plain

皆様に「アラビアのロレンス」の名シーンのひとつをお届けしました~。また観たくなったでしょう?

 

 ついでに言うと、 

実際のロレンスには、6年間一緒の、愛するアラブ人の少年ダフーム(Dahoum)↓がいました。 

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アラビアのロレンスの好みのタイプはこれだっ!↑
 

しかし、ロレンスが愛した少年ダフームは、ダマスカスでの勝利の前にチフスで死んでしまうのです(涙)。愛する人の死で、一気に意欲を失くしてしまうロレンス…。

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上の2枚の白黒画像は、読売テレビ「知ってるつもり!?」“アラビアのロレンス”(1996年2月4日(日)放映)より

 

 一方、著書「アウトサイダー / The Outsider」(1956)で知られるコリン・ウィルソン(Colin Wilson 1931 - 2013)はまったく別の考えを主張します。ロレンスはサドでもマゾでもゲイでもない。若い頃にジャネットという女性に失恋し、禁欲主義者となったロマンチックな逃避家…なのだそうです。えぇ~っ、そうなんですかぁ~?(左に写っているのはコリン・ウィルソンの手)

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まさかアラビアのロレンス異性愛者??? 画像↑はNHK BS2「素晴らしき地球の旅」“コリン・ウィルソンの「アラビアのロレンス」紀行” (1995年11月5日(日)放映)より

週刊100人NO.43 T・E・ロレンス

 

アラビアのロレンス」の試写会終了後、ノエル・カワード(Noel Coward 1899 - 1973)はピーター・オトゥール

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「ロレンスがあんなにハンサムだったら、1ダースではきかない数のトルコ人が列をなしていただろう」と告げた(のですってよ~。キャハハ)。ボーゼ・ハドリー著「THE LAVENDER SCREEN ラヴェンダー・スクリーン ゲイ&レズビアン・フィルム・ガイド」(白夜書房)94頁より。

ラヴェンダースクリーン―ゲイ&レズビアン・フィルム・ガイド


 で、松竹座で思い出したのですが、松竹座の前の細い通路を入ったところに昔、へんこつオヤジがやってるミックスジュースを出す喫茶店8(エイト)」というのがありましたよね。憶えている方、いらっしゃるでしょうか?いとこに教えてもらって、そこで一緒にイチゴジュースを飲んだことがありました。オヤジが客にジュースを出す直前に、何かわからない不思議な粉のようなものを、ジュースに振りかけるのでしたよね。とても懐かしいですわ~。

 

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E.T. / E.T. The Extra-Terrestrial」(1982)を上映中、1982年12月の大阪松竹座

 時は流れて1984年、大学の2回生だった私は、英語の授業でサマセット・モーム(Somerset Maugham 1874 - 1965)の「Books and You / 読書案内」(1940)という作品を読んでいました。そのクラスに、同学部ですが学科が別のT君がいました。夏休みに入り7月、中之島SABホールに、ライナー・ヴェルナー・ファスビンダーRainer Werner Fassbinder 1945 - 1982)の「シナのルーレット / Chinesisches Roulette」(1976)とヴィム・ヴェンダース(Wim Wenders)の「ことの次第 /Der Stand der Dinge 」(1982)の2本立てを観に行った際、意外にも会場でT君を見かけました。翌8月に森之宮の青少年会館小ホールで、「嘆きの天使 / Der blaue Engel」(1930)と「ロマンツェ・イン・モル / Romanze in Moll」(1943)の2本立が上映された時にもT君が来ていて、少し驚きました。顔は知っていたもののまだT君とは一度も話したことはありませんでしたし、T君は「ロマンツェ…」の上映の途中で(他に用事があったのか)退場して帰ってしまったので、その時は話しかけられず、そのままになりました。そして夏休みが明けて9月、英語の授業の前に私の方からT君に「映画好きなん?」と話かけてみました。そしてその時から、T君との交流が始まりました。

 

ドイツ映画大回顧展 第2期 上映(1984年7~8月)作品のチラシより↓

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ヘルムート・コイトナー(Helmut Käutner Helmut Kautner 1908 - 1980)監督の「ロマンツェ・イン・モル / 短調のロマンス / Romanze in Moll」(1943)は本当に素晴らしい作品です。機会があれば是非観てください!お勧めします。↓ドイツではソフト化もされています。

50 Jahre Murnau-Stiftung-Jubilumsedition

↓「ロマンツェ・イン・モル / 短調のロマンス / Romanze in Moll」(1943)f:id:KONTA:20210219165058j:plain

カルメン狂想曲 / Viktor und Viktoria」(1933)↑

ジュリー・アンドリュース(Julie Andrews)主演で1982年に再映画化された「ビクター / ビクトリア / Victor Victoria」のオリジナル版ドイツ映画「Viktor und Viktoria / カルメン狂想曲」(1933)もこの5作品セットに収録されています。

Romance in a Minor Key 1943 (with English subtitles) (youtube.com)

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http://www.athenee.net/culturalcenter/program/ka/kautners.html


 T君はとても穏やかで優しい性格で、フランソワ・トリュフォー(François Truffaut 1932 - 1984)監督やミッシェル・ポルナレフ(Michel Polnareff)のファンでした。好きな映画の事を話したりして、お互い興味を持っている対象が、徐々に大体わかっていきました。現在のようにネットで何でも見つけられる時代ではなかったので、お互いに興味がありそうな映画の資料等を見つけた時は、贈りあったりしました。私が「雨のエトランゼ / Un Beau Monstre」(1971)や「キャバレー / Cabaret」(1972)が大好きだと言う話をしていたら、古本屋でこれらの映画のパンフレットを見つけて持ってきてくれたり、東京に行った時に観てきたと言って(大阪ではまだ公開されていなかった)「ルー・サロメ 善悪の彼岸 / Al di là del bene e del male」(1977)のパンフレットを私の分も買ってきてプレゼントしてくれたりして、本当に嬉しかったです。私の方からは、当時T君がまだ持っていなかったという映画「大乱戦 / La folie des grandeurs」(1971)のサントラLPを、行きつけの中古レコード店で安く見つけて、プレゼントしたこともありました。

Un Beau Monstre

大乱戦 オリジナル・サウンドトラック リマスター完全盤

La Folie des grandeurs

 翌1985年の1月の終わり頃、同じ学科の女の子から授業の前に「都合で行けなくなったから」と言って映画「アマデウス / Amadeus」(1984)の試写会の招待状を2枚頂きました。試写会はその日の夕方、大阪松竹座での開催でした。そして授業が終わった時に、偶然とても良いタイミングで、私に英語の授業の資料を渡すために、T君が私のいる教室まで来たのです。それで、「アマデウス」はT君を誘って一緒に試写会に行きました。「アマデウス」は日本公開前から大変話題になっていましたし、その試写会には主演のF・マーレイ・エイブラハム(F. Murray Abraham)が来日・来阪して、舞台挨拶とインタビューの時間まで設けられていました。当日になって試写会に急遽参加出来た私たちはとても幸運でしたね。「アマデウス」を豪華な劇場、この松竹座で観賞というのも、とても素敵でした。

アマデウス ディレクターズカット [Blu-ray]

F・マーレイ・エイブラハム、1985年1月、来阪時のエピソードがこちらで読めます:

https://www.zakzak.co.jp/ent/news/181005/ent1810058600-n1.html

 

 今回「アマデウス」もDVDで観なおしてみたのですが、1985年の頃よりも、私自身のモーツアルトに関する知識も増えていたこともあり、今回はより楽しめました。そして、私の好きな俳優サイモン・カロウ(サイモン・キャロウ Simon Callow) の若い時の姿もしっかり確認出来て、それもとても良かったです。フランスの俳優ファブリス・ルキーニ(Fabrice Luchini)などもそうですが、サイモンも歳と共にどんどん魅力を増すタイプの人だと思います。 

サイモン・カロウの画像↓を、私の持っているソフトからどうぞ~。

 

一番右が サイモン・カロウ (サイモン・キャロウ Simon Callow) 

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アマデウス / Amadeus」(1984) のエマヌエル・シカネーダー役(右)  

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サイモン・カロウ (サイモン・キャロウ Simon Callow)

 

メリル・ストリープ(Meryl Streep) と サイモン・カロウ (サイモン・キャロウ Simon Callow)

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ハリウッドにくちづけ / Postcards from the Edge」(1990) のB級映画監督サイモン役

ハリウッドにくちづけ(字幕スーパー版) [VHS]

日本語字幕がこの映画↑の会話のやりとりの面白さを充分訳しきれていないのが残念!

 

サイモン・カロウ (サイモン・キャロウ Simon Callow) 

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フォー・ウェディング / Four Weddings and a Funeral」(1994) のガレス役

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素敵なゲイ・カップル!!(ジョン・ハンナ John Hannahと) 

フォー・ウェディング [DVD]

 

白髪に映えるこの色の合わせ方↓が素晴らしい~。

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「最高の人生をあなたと / Late Bloomers」 (2011) の設計事務所のオーナー(?)、リチャード役

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サイモン・カロウ (サイモン・キャロウ Simon Callow)

最高の人生をあなたと [DVD]


 大学時代仲良くさせてもらったT君とは、卒業後もちょくちょく偶然の再会がありました。1988年5月のセルジュ・ゲンズブール(Serge Gainsbourg)、1989年2月のジェーン・バーキン(Jane Birkin)、両者の来日公演時の大阪サンケイ・ホールの会場や、2012年1月、TOHOシネマズなんばでの「午前10時の映画祭」、私の大好きな映画「キャリー / Carrie」(1976)の上映会場などなど…。こういった思いがけない再会って本当に嬉しいものですね。2012年の2月には私が企画した、映画「雨のエトランゼ」上映会にも、T君は参加して下さいました~(そういえば、T君は ヘルムート・バーガー Helmut Berger と誕生日が同じでした)。常に連絡を取り合っている関係ではなくても、二人の道が交差する時がたまにある…というのがとても心地いいのです。 これから先も、どこかで会う機会があれば、いつものようにお茶でも飲みながら、映画や音楽のことなど、色々お話ししたいな~と思っています。

雨のエトランゼ 4Kレストア版 ブルーレイ [Blu-ray]

雨のエトランゼ 4Kレストア版 [DVD]

 

映画「ロビン・フッド / Robin Hood: Prince of Thieves」(1991年) は1991年7月19(金)より大阪松竹座にてロードショー。

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福島明博氏の↑「写真集 大阪百景」(1993年 大月書店)の022頁より。とても素敵な写真集です。ぜひ購入をお勧めします。

写真集 大阪百景

 

1994年5月8日(日)、大阪松竹座は上映会「喝采~エピローグシアター」で、映画館としての71年間の歴史に幕を降ろしました。

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こちら↑の画像も竜作さんから頂いたコピーから取り込みました。たぶん当時の「エルマガジン L magazine」からだと思います。竜作さん、ありがとうございました。

 

 最後に、大阪松竹座の写真をもう一枚 

 

 映画 「地上最強のカラテ PART2」(1976)を上映中

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1977年1月の大阪松竹座 雑誌「ロードショー」1977年10月号256頁に掲載された写真。RS劇場めぐり50 

 

 あなたは映画館・大阪松竹座にどんな思い出がありますか?

 

 

盗作でリスナーを裏切った 松任谷由実 ユーミン パクリ

 2016年に発売された松任谷由実(ユーミン / 荒井由実 / 呉田軽穂)のアルバム「宇宙図書館」の最後に収録されている「GREY」、バッハ作曲の「我ら悩みの極みにありて BWV.641」のパクリ / 盗作であることが、発売直後にネットで指摘された情報により、判明しました。曲の一部が似ているだけではなく、まるまる1曲がパクリ! 他人の書いた曲を、「自分の名前で」発表するなんて、松任谷由実がこんな汚い人間だったことに、大いに失望しました。これは、どう言い訳しても逃れられないレベルの盗作です。

 

他人が書いた曲を「自作」と断定した松任谷由実(ユーミン / 荒井由実)

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「この世の中では、断定した者が“正解”になるんだから」←まさに、国会で118回に及ぶ「虚偽」答弁を繰り返した安倍晋三と『同じ価値観を共有できる』と、臆面も無く発言した松任谷由実だけのことはありますね~。

 

“「GREY / グレイ」(1987年)は詞も曲も小林麻美さんにあてて≪作った≫。” (松任谷由実) 大嘘つくんじゃないよ!!バッハの曲のまるパクリのくせに!!

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「GREY / グレイ」作詩・作曲:松任谷由実 ←よくもまあ、ぬけぬけとこんなクレジット出来るもんですね~、松任谷由実、どんだけ面の皮厚いんや!クラシック曲の引用だから作者のクレジットはなくていい、なんていう主張は絶対許されませんよ、松任谷さん。エリック・カルメンの曲「All By Myself」にはラフマニノフが、スタンダード曲の「I'm Always Chasing Rainbows」にはショパンが、映画「さよならをもう一度」の主題歌「Say No More, It's Goodbye / Quand Tu Dors Près De Mo」にはブラームスがちゃんと連名でクレジットされています!!あなたは『まったく作曲していない』んだから、「作曲:松任谷由実」を表記するのは虚偽であり、断罪されるべき大間違いです!!

 松任谷由実の関係者や盲信者が、ウィキペディア Wikipediaの「GREY」楽曲解説から“盗作”指摘の記述を、躍起になっていくら削除しても、盗作の事実は消えるものではありません。ふたつの曲を聞き比べれば、パクリは明白なことですから。

 

 そして、松任谷正隆は「ノーサイド」のイントロのアレンジのパクリを、知り合いのミュージシャンのせいにしています。クリストファー・クロス(Christopher Cross)の「ニューヨーク・シティ・セレナーデ / Arthur's Theme (Best That You Can Do)」(Peter Allen, Carole Bayer Sager, Burt Bacharach, Christopher Cross)は1981年に全米ヒット・チャート1位になり、日本でも大ヒットした曲です。松任谷正隆が、この曲を知らなかったはずありません。↓

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それを、知り合いのミュージシャンからもらったなんて、誰が信じるでしょう?単なる言い逃れですね。自分は関知しないという姿勢ですか? まるで政治家の「秘書がやりました」発言ですね。どこまで腐った人間なんでしょう?「後で気づいて、がっかりした。」?、ふざけるんじゃないよ!!

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 「何にも似ていなくて、ちょっとうれしかった」 …はぁ?そんなレベルのアレンジャーって一体何なのでしょう?他の作品は全て、「何かに似てる」ってことですよね…。すべてパクリかいっ!!

 

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もしもあなたが左のストッキングの広告を制作・撮影した人物だったら、無断で自分の作品を真似た右の松任谷由実のアルバム・カバーのデザインを許せますか?こいうことを平気でされて、知らないところで勝手に商品として販売されて、嬉しいですか?

 

 あなたは盗作・パクリをどこまで許せますか?

 

松任谷正隆松任谷由実(ユーミン / 荒井由実)

YUMING & MANTA 元ネタ集

01. 「星のルージュリアン」 HI-FLY / BEN SIDRAN
02. 「帰愁」 LADY LUCK / KENNY LOGGINS
03. 「セシルの週末」 DO YOU WANT TO MARRY ME / MICHEL MAGNE(Vocal:David Gilmour) 映画「セシルの歓び」
04. 「CHINESE SOUP」 PENN BEACH BLUES / JOE VENUTI
05. 「ルージュの伝言」 LIPSTICK ON YOUR COLLAR / CONNIE FRANCIS
06. 「りんごのにおいと風の国」 DREAMS / JOHN TROPEA
07. 「自由への翼」 FACING WEST / PAT METHENY
08. 「もうここには何もない」 KING FOR A DAY / XTC
09. 「LAUNDRY-GATEの想い出」 WE'RE ALL ALONE / BOB JAMES
10. 「シンデレラ・エクスプレス」 GUILTY / BARBRA STREISAND & BARRY GIBB
11. 「GREY」 J.S.バッハ / 我ら悩みの極みにありて BWV.641
12. 「GREY」小林麻美
13. 「霧雨の朝突然に…」 ドヴォルザーク / ユモレスク 第7番 変ト長調作品107の7
14. 「霧雨の朝突然に…」バンバン
15. 「荒涼」 LULLABY FOR HELENE / BILL EVANS
16. 「荒涼」ハイ・ファイ・セット
17. 「So long long ago」 YOU TURN ME AROUND / THE SUPREMES
18. 「So long long ago」 「遠くからみちびいて(YOU TURN ME AROUND)」ハイ・ファイ・セット
19. 「So long long ago」松任谷由実
20. 「Man In the Moon」 SPRING RAIN / BEBU SILVETTI

追加:

21. 「さみしさのゆくえ」 EGGPLANT / MICHAEL FRANKS
22. 「DESTINY」  沢田研二 / 薔薇の真心
23. 「CHINESE SOUP」 WALKIN' ONE & ONLY / MARIA MULDAUR

 

 私個人としては、上の04. 06 11.は訴訟を起こされれば、絶対負けるレベルの盗作・パクリだと思います。

一度聴き比べて、ご自分で判断してみて下さい。

 

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左のチョコレートの広告のイラストを描いたジョン・ウィットコム(Jon Whitcomb 1906 - 1988)が生きていてたなら、自分のイラストを無断で借用し、長年商品として販売してきた松任谷由実松任谷正隆夫婦を訴えるのではないでしょうか?これは、ウィットコムの遺族が今すぐ訴訟を起こしてもおかしくないレベルの盗作、と言えないでしょうか?多摩美術大学を卒業している松任谷由実が、事も無げにこんなことをするのですね~。(追記:これは模写を商業利用しているので、“著作権侵害”になるとのことです。松任谷は、著作権を持つ人物に対して責任を果たすべきです。)

 

松任谷由実松任谷正隆夫婦には、「他人の作品のオリジナリティー」を尊重するという姿勢があると言えるでしょうか?他人の知的財産権を侵害して平気に生きている厚顔夫婦ではないですか?「人間には愛しか残らない」、だって? 松任谷由実、盗作してるお前が言うなっ!!大御所ユーミン? 早く滅びておしまい!

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右上:Justin Timberlake「The 20/20 Experience – 2 of 2」(2013)
右下:BlurThink Tank」(2003)

 

 こんな「汚い夫婦」を何十年も支持し、大ファンだった自分がとても恥ずかしく、自分の無知さが情けないです。まさしく“忸怩(じくじ)たる思い”でいっぱいです。何十年もユーミンを聴いてきた「元ファン」として、どうしても見過ごすことが出来ない松任谷由実松任谷正隆のこれらのとんでもない悪事を、多くの人に知らしめるために、このブログ文を書きました。

 

 これらの数々の盗作で、松任谷由実(荒井由実 / 呉田軽穂 / ユーミン)の天才神話は完全に消え去りました…。松任谷由実松任谷正隆、この二人はパクリに対する謝罪と説明責任を果たすべきであり、音楽界から葬り去られるべき人間だと私は考えます。松任谷は荒井呉服店で“アベノマスクもどき”でも売ってればいいのではないでしょうか?

 松任谷由実さん、もう盗作して醜態をさらすより、早く引退したほうがいいと思いますよ、本当に!!

 

森まゆみ(作家)さん
ユーミンの時代~「個人主義」時代の女神と安倍退陣”
も是非お読みください。↓

https://imidas.jp/jijikaitai/l-40-275-20-09-g821

 

花月シネマ 名作・傑作を低料金で… 大阪難波 なんば南海通 なんば花月地下

  1975年8月9日、大阪難波なんば花月劇場地階に開場した特選名画劇場、花月シネマ。なんば花月自体は1988年5月31日に建物の老朽化等により閉館したそうです。花月シネマが正確にいつまであったのかは…、わかりません。

 

300円均一料金で「パピヨン / Papillon」(1973) を上映中。

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私が行きはじめた1977年には100円値上げして、400円均一料金でした。映画2本立てが学生料金500円で観れた時代に、単作上映の花月シネマは今考えると、どちらかといえば割高感があります。

上の写真はこちら↓の頁から頂きました。 ありがとうございます。

https://www.yoshimoto.co.jp/100th/history/

 

 花月シネマで私が初めて観た映画は、1977年の9月の上映「おかしなおかしな大追跡 / What's Up,Doc?)」(1972)でした。とっても面白くて、すご~く気に入ったのでそのまま連続2回観て帰りました。

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ライアン・オニール(Ryan O'Neal)の出演作の中で、今でも一番ぐらいに大好きな作品です。

おかしなおかしな大追跡 特別版 [DVD]

 

「おかしなおかしな大追跡」 ピーター・ボグダノヴィッチ(Peter Bogdanovich)監督、

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バーブラ・ストライサンド(Barbra Streisand)が名曲「As Time Goes By / 時の過ぎゆくままに」 を口ずさむ場面を演出中。
 

左2枚は1977年の9月と11月の花月シネマの上映作品スケジュール。

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この「おかしなおかしな大追跡」はその後も、大毎地下名画鑑賞会(毎日文化ホール)で上映された際(1980年7月)や、大阪市福島区ABCホールで上映された「ABC観光と名画の夕べ」(6)(ABC喜劇・名画シリーズ)↓でも、観ました(1978年11月)。

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上の招待状の裏の記述。1978年11月22日(水)18:30より上映。

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アナウンサーでシネマ・エッセイストの小崎くに子さんのお話「ことし(1978年)の映画ベストテンをめぐって」付きでした。

 

 映画「おかしなおかしな大追跡」の冒頭と終わりのクレジットには、バーブラとライアンが一緒に歌うコール・ポーター(Cole Porter 1891 - 1964)作の素敵な歌「You're The Top」が使われているのですが、このデュエットは当時まだ音盤化されていませんでした。ビデオでソフトが発売されてもいない時代でしたので、中学3年の僕はABCホールでの上映会の時、小さなテープレコーダーを持ち込んで120分のカセット・テープで、この映画の最初から最後までの音声を録音し、そのテープでバーブラとライアンの歌を楽しんでいました。今もそのカセットテープは持っていますよ。そして幸いこのデュエット曲はようやく1991年にCD化され、現在では簡単に入手できるようになっています。

Highlights From: Just for the Record

↑ライアンとバーブラのお遊びデュエット「You're The Top」はこのCDで!

 

 1977年の11月に花月シネマで観た作品は「カサンドラ・クロス / The Cassandra Crossing」(1976)と「パニック・イン・スタジアム / Two-Minute Warning」 (1976)の2本でした。「カサンドラ・クロス」は細かいことを言うと、色々突っ込める箇所満載な映画なのですが、それらを深く考えなければすごく楽しめる映画でしたし、気に入りました。最初に菌に感染してしまう男が、ヴィスコンティ爺の「家族の肖像 / Conversation Piece / Gruppo di famiglia in un interno」(1974)でステファーノを演じた ステファノ・パトリッツィ(Stefano Patrizi)君なんですよね~。観る機会があれば是非よ~くチェックしてみて下さい。

 

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そしてこの「カサンドラ・クロス」には、レイモンド・ラブロック(Raymond Lovelock)改め、レイ・ラヴロック(Ray Lovelock 1950 - 2017)や、ジョン・フィリップ・ロー(John Phillip Law 1937 - 2008)という1970年代美男も出演していましたし、バート・ランカスター(Burt Lancaster 1913 - 1994)も素敵でした。 これで、ヘルムート・バーガー(Helmut Berger)様が出ていれば、申し分ないキャスティングだったでしょう~。

カサンドラ・クロス [Blu-ray]

 

 中学2年の僕は、木曜日の夕方、塾に2ヶ所連続で通わされていました。「パニック・イン・スタジアム」は、その塾ふたつをこっそりサボって観に行きました。塾に行きたくない時ってありますよね。それで、特に観たい映画でもなかったのですが、花月シネマは難波駅から近く便利ですし、単作上映で、塾の時間帯に観るのにちょうどよい長さだったのです。内容もハッキリは憶えていませんが、今、出演者を確認してみると、チャールトン・ヘストンジョン・カサヴェテスマーティン・バルサムボー・ブリッジス、マリリン・ハセット、デビッド・ジャンセン、ジーナ・ローランズって、なかなか豪華だったんですね~。スタジアムがパニックになってる場面しか思い出せませんが…。

パニック・イン・スタジアム [Blu-ray]

 

一番右のカードは1978年4月の花月シネマの上映作品スケジュール。 

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サスペリア / Suspiria」(1977)もここ花月シネマで観ました。 1977年の夏を代表する一世を風靡した映画でしたよね。花月シネマでは映画のポスターも販売していて、購入すると映画のチラシを沢山もらえました。受付に若くほがらかでとても感じのいい女性がいて、ポスターを2枚買ったら、「黄金のランデブー / Golden Rendezvous」(1977)(←ドロシー・マローン Dorothy Malone 1924 – 2018 も出演)のポスターをオマケで下さったこともありました。「今日もあの人いるかな~」なんて思いながら、映画館に向かっていましたね。

サスペリア 4K レストア版 Ultra HD Blu-ray アルティメット・コレクション(初回限定生産)

 

 イタリア映画「スキャンダル / Scandalo」(1976)は花月シネマで観たのではないのですが、大変興味深い映画で、VHSビデオを持っています。「家族の肖像」でリエッタちゃんを演じたクラウディア・マルサーニ(Claudia Marsani)も出てきます。フランコ・ネロ(Franco Nero)…、こんな美しい顔を持ちでセクシーでホットな男って、 めったにいないのではないでしょうか。

スキャンダル [DVD]

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フランコ・ネロの作品では、「怪奇な恋の物語 / Un tranquillo posto di campagna / A Quiet Place in the Country」(1968)が一番好きな映画ですが、マーク・レスターと共演した「可愛い冒険者 / Senza ragione / Redneck」(1973)も、ぜひもう一度観たい作品です。 

怪奇な恋の物語 -日本語吹替音声収録コレクターズ版- [Blu-ray]

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 この次に花月シネマに行ったのは、1978年(中学3年でした)のゴールデン・ウィークの5月5日、男子の友達2人と僕の3人で「スラップ・ショット / Slap Shot」(1977)を観る予定で難波に出かけました。一緒に行ったM君は小学1年の時から同じ組で、特に話が合うとか興味の対象が一致しているということはないのに、なぜかいつも近くにいた人物でした。当時テイタム・オニールやリン・フレデリックが可愛いと言っていましたし、ほぼ100%異性愛者でした。当時の我が中学校の生徒の1/3ぐらいはなんらかの洋楽や洋画に興味を持っていたように、思います(?)。そういう点で、M君とも接点や話題があったのでしょうね。もう一人は以前も書いことがある、後に東大に進学したゲイ・ネタ好きの、髪が天然にカールし、ピアノが上手なF君でした。F君とは2日前の5月3日にも、この時は二人だけで千日会館に「さよならエマニエル夫人 / Goodbye Emmanuelle」(1977)を観に行ったばかりでした(この時の事は、また近々“千日会館の回”で書く予定ですよん)。

 

天王寺ステーションシネマ、花月シネマ、千日会館、リオン小劇場、新世界日劇会館の 

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1978年4月~5月の上映スケジュール。 雑誌「バラエティ」1978年6月号59頁より

「スラップ・ショット」、1978年4月29日(土)~5月5日(金)、花月シネマで上映となっています。↑

 

  そして3人で花月シネマ前に着くと…何か様子がおかしい…と感じました。目当てのポール・ニューマンの写った「スラップ・ショット」のポスターがどこにも見当たらないのです。「え~っ、なんで?!」と3人で、その場で戸惑いました。

スラップ・ショット [DVD]

 

 花月シネマでその時上映されていた(?)のは、なぜか!マリリン・チェンバース(Marilyn Chambers 1952 - 2009)主演の当時話題のポルノ映画「グリーンドア / Behind the Green Door」(1972)↓だったのです。キャア!

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Adults Only よ。良い子の皆さんは大人になってからね…。

Behind the Green Door

The Roulette Story

 

花月シネマの外には、この↓「グリーンドア」のポスターがデカデカと貼られていました。 いや~ん!

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グリーンドアの向こうで、マリリンに一体何が起きたんでしょうね?見たいっ!

(ポスター↑の一部はカットさせていただきました~。) 

 

 今思えば、もしかしたら翌6日から上映予定だった「グリーンドア」のポスターが、準備の為に、最終日の上映だった「スラップ・ショット」のポスターと、早々に交換されていたのかもしれません…。現在の私なら、地下の花月シネマの受付まで下りて行って、“どういうことやねん?!”と映画館の人に尋ねるでしょうね。でもその時の僕たちは中学3年の純でいたいけな少年3人…(ホンマか?!)、成人映画のポスターに怖気付き、そのままあきらめて花月シネマをあとにしました。その後は3人で難波をぶらぶらしてから、仕方がないからうちに帰りました~(電車賃返せっ!)。帰り道の間、F君が「グリーンドア」のマリリン・チェンバースさんのポスターのポーズ↑を真似して、笑わせてくれましたわ(キャハハ)。

 

「グリーンドア」ってこんな古典作品↓:

https://twitter.com/hakidamevideo/status/1626889979959066624

 

 結局、映画「スラップ・ショット」は別のおりに観ました。バスで移動する場面に使われていたマキシン・ナイチンゲール(Maxine Nightingale) の歌う「Right Back Where We Started From / 愛とは強いもの」は大好きで、今でもよく聴きます。マキシンは決してすごい歌手ではないのですが、この“軽さ”が魅力ですね~。彼女のアルバムのCD化が全然進まないのが残念です。

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この「Right Back Where We Started From」ですが、シニータ(Sinitta)が1989年に「あの日にゲット・ライト・バック」という邦題でカバーしていましたし、2006年にマーシャ・ハインズ(Marcia Hines)がディスコの名曲を集めて作ったアルバム「Discotheque」にも収録されていて、これがなかなか楽しめる作品集だったので、ここでお勧めしておきたいと思います。

Discotheque

Right Back to Where We Started From (The Best of Maxine Nightingale)

 

1979年3月と4月の、花月シネマの上映スケジュールのカード。 

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カードに小さく、「番組及び上映時間の変更はご了承下さい。」って書いてあります!! やっぱり1978年の子供の日に上映されてたのは、「グリーンドア」?

 

ネットに画像がありました↓。1978年5月のカード。

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「グリーンドア」はカードでも確かに5月6日からですね。どういうこと???

こちら↓から頂きました。

https://twitter.com/yamashin_nomaki/status/1044111000264306688

 

 1979年の3月には「未知との遭遇 / Close Encounters of the Third Kind」(1977)と「コンボイ / Convoy」(1978)を観に行きました。上方右1979年4月のカードは「コンボイ」の時にもらったものだと思います。

 

未知との遭遇」で印象的だったのは、↓フランソワ・トリュフォー(François Truffaut、1932 - 1984)と

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映画の一場面で写っていたファラ・フォーセット・メジャース(Farrah Fawcett-Majors 1947 – 2009)の有名なあずき色の水着のポスター、そしてリチャード・ドレイファスが作っていた変な小山でしょうか…。

未知との遭遇 40周年アニバーサリー・エディション 4K ULTRA HD ブルーレイセット [4K ULTRA HD + Blu-ray]

 

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1979年のカードの裏面の広告。サントリー・ポップ、カーペンターズ(Carpenters)の歌うCMソングが懐かしいですね~。

 「コンボイ」は公開前に、テレビで大々的に宣伝していました。その時バックに流れていたのが下の「コンボイのテーマ」という曲でした。当時、そのCMを見た人々は、その曲が映画のオリジナル・サウンドトラックだと思い込まされていましたが、実はこのU.S. CONVOYSというのは、松任谷正隆の変名で、このシングル・レコードは、偽物のサントラ(ニセトラ)だったのです。

 

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アリ・マッグロー(Ali MacGraw)のインタビューは雑誌「バラエティ」1978年1月号に掲載。

コンボイ [Blu-ray]

 

僕の周りにもこのシングル盤を買って聴いていた子が沢山いました。あれほどテレビでバンバン流されていたのですから、そりゃ~騙されますよね。もちろん、この曲は映画の中では一度も流れませんでした。単なるイメージ・ソング、映画に便乗したコマーシャル・ソングだったのです。

 

ついでに書かせて下さい。

 

 かつては、大好きだった松任谷由実松任谷正隆の音楽でしたが、「GREY」盗作(一曲全てバッハの曲のまるパクリ!)発覚以降、聞く気がまったく失せました。この曲の他にも数曲、盗作・パクリが判明しています。

 

泥棒女の松任谷由実が、「GREY」は詞も曲も自分で「作った」と言い切っています↓。曲はバッハの「我ら悩みの極みにありて BWV.641」の丸パクリでしょう?ウソつくな!!

https://www.youtube.com/watch?v=wni1YGkl-TI

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松任谷由実ってどこまで「ふてぶてしい女」なんでしょう!!

朝日新聞2017年1月16日(月)の記事より

 

 曲を盗み、詞を盗み、編曲を盗み、アルバム・カバーのデザインを盗み…とんでもない“うそつき夫婦”ですね、松任谷由実松任谷正隆って…。さすが安倍晋三と「同じ価値観を共有できる」だけあります。でも、他人の作品を盗んでまでアルバムを出す必要はないと、私個人は思います。さっさと引退なさって、腐りきった安倍晋三安倍昭恵夫婦と「もっと自由にご飯に行ったり」、「経る時」でも歌いながら「桜を見る会」でもなさればよいのではないでしょうか?

 

松任谷由実さん、またパクリですか?これ↓を平気で出来るって…、どんな人間性なんでしょう?

右上:Justin Timberlake「The 20/20 Experience – 2 of 2」(2013)
右下:BlurThink Tank」(2003) 

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“コピー、許せない”とか“オリジナリティーのないものを憎む”とか、偉そうに発言しておきながら、松任谷由実さん、自分には超甘いんですね。“本歌取り”とか“オマージュ”、“あたしは、テーマは違うところに求めた(→だから盗作・パクリじゃない!)”なんていう言い訳は、まったく通用しませんよ!

 

映画「ザ・ファン / The Fan」(1996)のチラシ

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「人は、スターを崇拝し、その輝きに陶酔する。しかし、憧れが憎しみへと変わると、スターをおびやかす最も恐ろしい存在となる。」 素晴らしいコピーですね!

ザ・ファン [DVD]

 

 私はもう松任谷由実松任谷正隆のファンでも何でもありませんがね…。今後、この二人の関わった音楽その他すべてに対して、一切お金を使う気はありません。松任谷夫婦にはうんざりです!!さよなら、パクリの女王、ユーミン

 

 せっかく、1970代末の、花月シネマのいい思い出を書いていたのに、「コンボイのテーマ」から、“汚れた夫婦”の話に脱線しました。

 以上が、私が花月シネマで観た映画でした。この映画館シリーズは、まだまだ続く予定ですよ~。

1979年11月のなんば花月↓。写真の左手に花月シネマの入り口がありましたが、残念ながらこの写真には写っていません。

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歴史読本編集部編「カメラが撮らえた 大阪の昭和」(2013年 KADOKAWA発行)の256頁より

カメラが撮らえた 大阪の昭和

 

追記:花月シネマの上映作品は、1981年の2月5日以降数年間は、ほとんど成人映画のみになったようです。いつまでこのようなプログラムだったかは、不明です。

 

大阪 毎日ホール 毎日大阪会館南館 北区堂島

 1995年にMBS(Mainichi Broadcasting System 毎日放送)劇場と改称され、幕を閉じた大阪毎日ホール

  毎日ホールの中へは、実は私、一度しか入ったことがないのですが、大毎地下劇場のついでに、このホールの画像などをアップしておきます。

 

大毎地下劇場に映画を観に行くたびに前を通っていた、毎日ホールへと上がるこの1950年代様式の素敵な階段↓、懐かしいです。左手の彫刻「踊」は山本豊市(1899 - 1987)氏作。

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日建設計工務株式会社「10周年記念作品集」(1962年7月1日発行)の57頁より 

 

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大阪北区堂島 毎日ホール 1958年3月にオープン 

 

毎日ホール内の様子 

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日建設計工務株式会社「10周年記念作品集」(1962年7月1日発行)の59頁より

 

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毎日ホールのメイン・ロビー 

 

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日建設計工務株式会社「10周年記念作品集」(1962年7月1日発行)の57頁より 

 

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1418席あります。 毎日ホールがMBS劇場に改修された際、座席数は1418席から1179席に減らされたとか?

 

毎日大阪会館南館の断面図 

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大毎地下劇場は毎日ホールの下にあったので、映画上映中しばしば上のホールでのコンサートの音が映画館まで響いてきていました。上の方の階に毎日国際サロンというのがあったのですね。

 

日建設計工務株式会社「10周年記念作品集」(1962年7月1日発行)58頁より 

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右が毎日大阪会館南館 ここに毎日ホールがありました。

 

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地下鉄四ツ橋西梅田駅南へ5分 

 

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会館の2階がホールの1階席になります。 

 

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毎日ホール 映像のロマン 1986年6月~7月

 

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会館3階がホールの中2階で、映写室はここに 

 

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懐かしい1984年の秋ごろの西梅田・堂島周辺詳細図 

 

 毎日ホールでは、日本映画の上映会「映像のロマン」も開催されていたことは知っていましたが、正直当時の私にはあまり興味がなく、一度も行ったことがありませんでした。

 

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毎日ホール 映像のロマン 1987年9月

 

 もちろん映画の上映会だけではなく、演劇・ミュージカル等の公演も行われていました。

 

1987年12月の新聞広告。翌1988年5月の公演「ビーハイブ / Beehive」

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この作品はちょっと面白そうと思って、切り抜きました。結局、観に行かなかったのですが…。

 

 1981年の5月末頃に難波のプレイガイドをあちこち回って券を探した演劇公演がありました。結局チケットが見つからなかったその作品は、ミルウォーキー・レパートリー・シアター(Milwaukee Repertory Theater)の来日公演、テネシー・ウィリアムズ作「欲望という名の電車 / A Streetcar Named Desire」でした。

 

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 この公演は毎日ホールでの開催だったようなのですが、それならドーチカセンター内の毎日プレイガイドに買いに行けば、必ず券は見つかっただろうと、今にして悔しく思います。当時高校生だった私には、それはまったく思い浮かびませんでした。自宅から近い難波で探しまわって、「なんで売ってないの~?」と結局あきらめて、そのお金でダイアナ・ロスの中古レコードを買って帰ってしまいました。

 

 観たかった理由のひとつが、この日本公演に客演という形で参加していた若き日のトム・ベレンジャー(Tom Berenger)だったのです。もちろんスタンリー役ですよん。

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1981年5月18日、トム・ベレンジャー初来日

 

雑誌「プレイガイドジャーナル」1981年6月号67頁より

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欲望という名の電車(A Streetcar Named Desire)
作:テネシー・ウィリアムズ(Tennessee Williams)
Milwaukee Repertory Theater Japan Tour
演出:シャロン・オット(Sharon Ott)
ペギー・コールズ(Peggy Cowles as Blanche DuBois)
トム・ベレンジャー(Tom Berenger as Stanley Kowalski )
ジャニ・ブレン(as Stella Kowalski)
ヘンリー・ストライザー(as Mitch)
大阪毎日ホール 1981年6月10日(水) / 6月11日(木) 18:30~

 

トム・ベレンジャー来日時の、水野晴郎さんのインタビュー記事(雑誌「スクリーン」1981年9月号139~141頁)がありましたので、一部を掲載しておきます。

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私、個人的には、ローレンス・オリヴィエ(1976年テレビ版)のビッグ・ダディは悪くなかったと思います。それよりロバート・ワグナーのブリックが、役には老けすぎてて気になりました(マギー役は好演ナタリー・ウッド)。↓

Laurence Olivier Presents - the Complete Series [Import anglais]

 

 私が思うに、断トツに酷い版はジェシカ・ラングトミー・リー・ジョーンズリップ・トーン1984年テレビ映画「熱いトタン屋根の猫 / やけたトタン屋根の上の猫 / Cat on a Hot Tin Roof」でしょう。↓

Cat on a Hot Tin Roof [DVD]

 

2003年にニューヨークでやっていた舞台「Cat on a Hot Tin Roof」

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このキャストはなかなかよさそう~、とカメラに収めました。

 

東京のトム・ベレンジャー君 1981年 31歳、2児の父

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Tom Berenger at Tokyo, Japan 1981 

1949年年生まれのトム、現在はビッグ・ダディを演じることも出来る年齢になりました。

 

 トム・ベレンジャー版「欲望とう名の電車」はなんとしても観ておくべきだったと、いまだに後悔しています。2020年11月現在、この公演をご覧になったという方がネットで3名見つかりましたので、リンクしておきますね。

https://www.zakzak.co.jp/smp/entertainment/ent-news/news/20121002/enn1210020742000-s.htm

http://nioinoiihanataba.blog.fc2.com/blog-entry-646.html

https://twitter.com/AJW4ZzEwBj4Qqel/status/1287404047599771648

 

 1981年の春にはシルベスター・スタローンがスタンリー役で、「欲望という名の電車」の再映画化を考えていました。雑誌「スクリーン」1981年7月号150頁より↓。

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もしこのスタンリー役で成功していれば、スタローンの俳優人生も大きく変わっていたでしょうね。

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テネシー・ウィリアムズ自身はブランチ役には、アン・マーグレットを希望していたそうです。そして3か月後、雑誌「スクリーン」1981年10月号152頁の記事によると、「シルベスター・スタローンは「欲望という名の電車」の主演を取りやめた」ということでした。やっぱりスタンリー役に怖気づいたのでしょうか?

 

 その後、アン・マーグレットトリート・ウィリアムズ、ビヴァリー・ダンジェロ、ランディ・クエイド出演の1984年テレビ版が作られることになりました。これは私が一番好きな「欲望という名の電車」なのです↓。

Streetcar Named Desire [VHS]

 

1984年版「欲望という名の電車」について、ヤスヒロクンという方がお書きになったこの↓紹介文がとても良いので画像を貼っておきます。

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これは確か「JUNGLE LIFE」というフリー・ペーパー17号の87頁からだったと思います。

 

 最低版「欲望…」はこちらもジェシカ・ラングアレック・ボールドウィンダイアン・レインジョン・グッドマン出演の1995年テレビ作品でしょう。ジェシカ・ラングの演技がどうしてあれほど一般的に評価が高いのか、私にはまったく理解できません。ラジオ体操のような手と腕の動かし方が本当に目障りなのです。さらに、この95年版を観たある方が言った言葉、「ボールドウィンとグッドマンの演じる役を交換すれば、もう少しはましな出来になったかも…」に、私も納得しました。ボールドウィンが上品できれい過ぎて、なんだか石鹸の匂いがしてきそうなスタンリーになってしまっているのです。↓

欲望という名の電車【字幕版】 [VHS]

A Streetcar Named Desire [DVD]

 

 さて、私が毎日ホールへ行った一度だけの時のことを、最後にお話ししたいと思います。 それは1989年6月6日のミリー・ジャクソン(Millie Jackson)のコンサートでした。

 

ケニー・ロギンス、レイフ・ヴァンホイ、マイケル・ボルトンの曲も歌うミリー

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エルトン・ジョンとのデュエットなんていう珍しい企画も…

 

Millie Jackson at Tokyo, Japan 1975

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1975年12月の初来日時、おしとやかに抹茶をいただくミリー 撮影:三浦憲治

 

 昔よく遊びに行っていた親戚の家にミリーの初期のレコード「Millie Jackson / もしもこれが愛ならば」(1972)と「I Got To Try It One Time / ザ・モーニング・アフター」(1974)の2枚のアルバムがありました。私は高校生の時にそれらをカセットに録って聞いていて、わりと良いな~と思っていました。すべてのアルバムを聴いてみたいという程のファンではなく、私にとってミリーは、大好きな曲のカヴァーが入っていたり廉く売っていればアルバムを買ってもいいかな~と思うぐらいの存在の人でした。  

 

何枚か持っているミリー・ジャクソンのLP 

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アシュフォード&シンプソン、ネッド・ドヒニー、プリンスなどの名曲も録音

 

  1980年代にJIVEレーベルに移籍してからの最初の2枚のアルバムの内容が私は結構気に入っていましたが、コンサートへはぎりぎり当日になってから行くことに決め、会場窓口でチケットを購入しました。窓口に行くと、すぐ横にかなりの数の人が並んでいたのですが、それはなんと招待券で入る人たちの列だったのです。ダダで人集めなんて、よほどチケットの売れ行きが思わしくなかったのでしょうね。そして私自身は、最前列の左から4番目ぐらいの席を購入出来たので驚きました(当日券で一番前の席ってどんだけ売れてないねん!)。

 

1989年6月の来日公演のミリー・ジャクソン

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Millie Jackson at Tokyo, Japan 1989 写真(部分)撮影:大熊一実氏 

 

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 ミリーのコンサートでは最初に3人の前座が男→女→男の順でスティーヴィー・ワンダー、ジェニファー・ホリデイ、マイケル・ジャクソンらのヒット曲を歌いましたが、どの人もイマイチでした。ミリー自身のショーは声も歌も良く、お客さんが少ない割にはそこそこ盛り上がりました。ただし、日本で生活している我々大部分の客にとっては、ミリーのジェスチャーやダーティーな(?)言葉は、意味やニュアンスが十分理解できないながらも、かなり違和感がありました。米国とは客層や空気感もまったく違うでしょうし、ミリーのショーのスタイルにかなりの人が相当戸惑ったと思います(ミリーについてなんの知識もない招待客なら、なおさらやん!) 。

 

アイザック・ヘイズ(Isaac Hayes 1942 - 2008)とのデュエット・アルバムは私の好きな作品 

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ピーター・マッキャンやデボラ・アレンの曲、そしてランディ・グッドラム作でアン・マレーの歌で全米1位となった「You Needed Me / 辛い別れ」のカヴァーも収録

 

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 “今度出るアルバムのジャケットはトイレで便器に座ってる写真にしたのヨ”とコンサートで、ミリーは話していて、“ミリーったら、また冗談ばっかり…”と私はその時思っていたのですが、その後リリースされたライヴ・アルバムのカバー写真がマジでそんなお姿でこれまた驚愕!しました(それでも、私は購入しましたが、何か?)

 

1975年12月、東京でのミリー 31歳、2児の母  

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Millie Jackson at Tokyo, Japan 1975 撮影:三浦憲治

 

グラディス・ナイトが好きと、ミリーはしばしば語っています。 

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 このコンサートではキャロル・キング作、シュレルズのヒット曲「Will You Love Me Tomorrow」も歌いましたが、あまりミリーに合ってるいるようには思えませんでした。一番印象に残ったのはダニー・ハサウェイやジェニファー・ホリデイの歌で聴いて知っていた「Givin' Up」で、この曲の歌唱は素晴らしかったです。日本の客としては面食らうところも多く大満足とはいえませんが、歌の部分に関しては楽しめたミリー・ジャクソン・コンサートだったのではないかと、私は思っています。

 

 コンサート会場は今はなき大阪毎日ホールでした↓。 

 

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毎日ホールに関するカラー部分は全て雑誌「エルマガジン / L magazine」(関西版)1984年11月号のセンターカラー頁より

トム・ベレンジャーのカラー写真は、雑誌「スクリーン」1981年8月号と9月号より

ミリー・ジャクソンのインタビューは雑誌「ミュージック・マガジン / MUSIC MAGAZINE」1989年8月号78~83頁(インタビュアー:鈴木啓志氏)より

 

 

ミリー・ジャクソンのアルバム各種↓ 

An Imitation Of Love by Millie Jackson

タイド・イズ・ターニング

Royal Rappin's by Millie Jackson (1994-07-29)

Very Best of

The Moods Of Millie Jackson ~ Her Best Ballads. 6.99

21 of the Best

トム・ベレンジャー主演映画「ブルー・エクスタシー 官能の夜 / In Praise of Older Women」(1978)↓

In Praise of Older Women [Import USA Zone 1]

In Praise of Older Women [VHS]

IN PRAISE OF OLDER WOMEN / (SUB)(北米版)(リージョンコード1)[DVD][Import]

 

脳内にドーパミンが分泌されるような、懐かしくと~っても良い写真ですね↓。右手の階段から毎日ホールへと上がります。

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映画のポスターが、1993年1月23日(金)~2月2日(火)上映のプログラムなので、このうちのいつかに撮影されたものだと思われます。こちら↓から頂きました。素晴らしい写真をありがとうございます。(2021年11月4日追加)

https://twitter.com/yamataiko77/status/1454132701049417731