Kontaの歓びの毒牙

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Phyllis Hyman フィリス・ハイマン You're The One

 フィリス・ハイマン(Phyllis Hyman)が1977年に録音し、2002年までお蔵入りしていた歌「You're The One」。この曲はフィリスの1枚目のアルバム「PHYLLIS HYMAN / ソフト&メローの妖精」(1977年)で「One Thing On My Mind / ワン・シング・オン・マイ・マインド」と「I Don't Want To Lose You / 君を失いたくない 」の2曲のアレンジとプロデュースを担当した John Davis (John E. Davis) によってプロデュースされています。

 

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また、この歌を書いたのも John Davis 自身です。 

You're The One

Written by John Davis

and published by Midsong Music Inc. and Mydeb Music, Inc.  (ASCAP)

(c)1977

 

私がこの歌「You're The One」を最初に聞いたのは、アシュフォード&シンプソン(Ashford & Simpson)がプロデュースした、ヴァレリー・シンプソン(Valerie Simpson)の弟のレイ・シンプソン(Ray Simpson)のアルバム「TIGER LOVE」(1978年)ででした。

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レイのヴァージョンも John Davis がアレンジを担当しています。 

 

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アシュフォード&シンプソン作の歌がひとつも含まれていないのがなんとも残念なアルバムです。

 

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(注意!) 1992年にヴァージンからアルバムを出した、イギリスを拠点に活動する同姓同名の Ray Simpson という歌手がいます。顔もかなり似ているので紛らわしいですが、まったくの別人だそうです。私は今まで25年間ずっと同一人物だと思い込んでました。フランキー・ナックルズのリミックスした12インチなども当時買って持ってます。  

 

レイのアルバムの中にあった「You're The One」の歌詞を掲載しておきます。 

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 この曲の出版元の「Midsong」はジョン・トラヴォルタ(John Travolta)のレコードを出していたレーベルだったのを思い出して、ジョンの1976年と1977年の2枚のアルバムをチェックしてみました。するとやっぱりクレジットに John Davis の名前がありました。Davis さん、トラヴォルタのファースト「JOHN TRAVOLTA / 初恋のプリンス」では全曲のアレンジ、セカンドの「CAN'T LET YOU GO / サタデイ・ナイト・ヒーロー」では1曲プロデュースとアレンジを担当しています。私はトラヴォルタのレコード、中学の時から大好きだったのです。

 

Midsong / Midland についてはこちら:
https://en.wikipedia.org/wiki/Midland_International_Records

 

 John Davis さんのことが気になったのでもうちょっと調べてみると、この曲「You're The One」のオリジナルが彼自身のディスコ・アルバムに入っているという情報も出てきました。

John Davis and the Monster Orchestra

アルバム「UP JUMPED THE DEVIL」1977年

 

とりあえずシングル盤をネットで見つけて購入しました。 

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こちらで聞くことができます:

John Davis & The Monster Orchestra - You're The One 1977
https://www.youtube.com/watch?v=GOD-UfCT9bg

 

 John Davis は1947年フィラデルフィア生まれで、The Silver Convention, Teddy Pendergrass, Diana Ross, First Choice, The Three Degrees, Carol Douglas, Charo, Grace Jones, Joey Travolta などのアレンジやプロデュースをしている方だったんですね。私の持ってるレコード(↓下の画像)にも沢山彼の仕事がありました。彼がアレンジとプロデュースを手掛けた最初の大ヒットが William DeVaughn のアルバム「Be Thankful For What You Got」(1974年)だっだとは、素晴らしいです。

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Works of John Davis (producer, arranger and musician) 

 

こちらで彼の興味深いインタビューが読めます:
An interview with producer, arranger and musician, John Davis by Eric Warncke
https://www.discomusic.com/53-john-davis

 

 2013年に SOULMUSIC RECORDS から再発されたフィリスのファースト・アルバム(番号:SMCR 5101 ジャケット表の左下に THE BUDDAH YEARS と印刷されている全13曲入りのCD)のライナー・ノーツの中でも彼は、フィリスについての思いと録音時の思い出を語ってくれています。とても心を打つコメントですよ。ぜひ読んでみてください。

 

 おまけ:

 ヴァレリーの弟レイ・シンプソンは、ヴィレッジ・ピープル(Village People)のリード・ヴォーカルを1代目のヴィクター・ウィリス(Victor Willis)から引き継いだことも知られています。 ヴィレッジ・ピープルが初来日した1980年のインタビューがあったので、ついでにアップしておきます。レイは映画「ミュージック・ミュージック / Can't Stop The Music」(1980年)にも出演しており、下のインタビューでも発言しています。ネットの情報によると、現在、奥様と娘さんが一人がいるそうです。ヘテロやったんかいっ!!

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このインタビューに参加したのは 、

デイヴィッド・ホードー(David Hodo) 道路工事人

グレン・ヒューズ(Glenn Hughes) バイカ

レイ・シンプソン(Ray Simpson) 2代目ポリスマン

フェリペ・ローズ(Felipe Rose) インディアン

の4名。

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(↑ヴァレリー・シンプソン兄貴って…実は男だったのかっ?)

ランディ・ジョーンズ(Randy Jones) カウボーイ

アレックス・ブレイリー(Alex Briley) GI 

は欠席です。

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このインタビュー記事は、関西ディスコ連盟が発行したフリー・ペーパー「Dancin'」VOL.1 / 創刊号(1980年5月25日号)より。1980年の9月中旬に西梅田の大阪ウドー音楽事務所にルパート・ホルムズ(Rupert Holmes)のコンサート(1980年11月19日 万国博ホールにて開催)のチケットを買いに行った時にもらったものです。関西のディスコ・チャートなども掲載されていてとても素敵な内容のフリー・ペーパーでした。

 

 John Davis さんのコメントが読めるのはこの↓2013年発売の「THE BUDDAH YEARS」です。もちろん 「You're The One」も収録されています。 

THE BUDDAH YEARS

THE BUDDAH YEARS

 
Very Best of Ashford & Simpson (Reis)

Very Best of Ashford & Simpson (Reis)

 
John Travolta

John Travolta

 
Can't Let You Go

Can't Let You Go

 
Travolta Fever

Travolta Fever

 
Disco Recharge: Night & Day/Up

Disco Recharge: Night & Day/Up

 
Disco Recharge: Ain't That Eno

Disco Recharge: Ain't That Eno

 
Live & Sleazy

Live & Sleazy

 
Can't Stop The Music: The Original Motion Picture Soundtrack Album

Can't Stop The Music: The Original Motion Picture Soundtrack Album

 
Partners in Crime

Partners in Crime

 
アドヴェンチャー

アドヴェンチャー

 
Greatest Hits

Greatest Hits

 
パートナーズ・イン・クライム

パートナーズ・イン・クライム

  
Be Thankful For What Y

Be Thankful For What Y

 
Be Thankful for What You Got

Be Thankful for What You Got

 
世界の恋人

世界の恋人

 
Ole Ole

Ole Ole

 
Portfolio/Fame/Muse

Portfolio/Fame/Muse

 
Fame

Fame

 
Full Bloom

Full Bloom

 
Original Album Classics

Original Album Classics

 
This One's for You / Heaven Only Knows

This One's for You / Heaven Only Knows

 
YOU KNOW HOW TO LOVE ME (EXPANDED EDITION)

YOU KNOW HOW TO LOVE ME (EXPANDED EDITION)

 

フィリスの「You're The One」はこの↑アルバムにもボーナス・トラックとして収録されていますが、作者のクレジットは(Unknown)となっています。

ユー・ノウ・ハウ・トゥ・ラヴ・ミー(期間生産限定盤)
  
Strength of a Woman: The Phyllis Hyman Story

Strength of a Woman: The Phyllis Hyman Story

  

収録曲がありきたり。つまらないボックス・セット↓。中途半端なものをBoxで出すな!

 

    

Phyllis Hyman フィリス・ハイマン Here's That Rainy Day

 スタンダードの「Here's That Rainy Day」 の好きなヴォーカル・ヴァージョンは、ケニー・ランキン(Kenny Rankin)、ディオンヌ・ワーウィック(Dionne Warwick)、そしてもちろん、フィリス・ハイマン(Phyllis Hyman)。

 

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"Here's That Rainy Day"

(Johnny Burke / James Van Heusen)

 

Maybe I should have saved those leftover dreams
Funny but here's that rainy day
Here's that rainy day they told me about
And I laughed at the thought
That it might turn out this way

Where's that worn out wish that I threw aside
After it brought my love near
Funny how love becomes such a cold rainy day
And funny that rainy day is here

 

"Here's That Rainy Day (レイニイ・デイ / あの雨の日が)"

歌詞 和訳 意味 意訳


たぶん、古くなった夢であっても、残しておくべきだったのね
おかしいわ、そう今日はつらい雨の日…
こんな日のことだったのね、彼らが言ってたのは…
傷ついて泣くことになるかもよ、と忠告された時、
そんなことありえないわと、笑い飛ばしてしまった私

愛が近づいてくるまで大切にしてきたあの希望は、どこかしら?
その願いが叶いそうで舞い上がっていた私は、
長く持ち過ぎてボロボロになってしまっていたそんな希望など、
どこかへ捨ててしまったの

おかしいわね、愛というものが、
こんな冷たい雨模様になってしまうなんて…
滑稽だわ、かつては大切に持っていた夢や希望も、
そして近づいてきたと思った愛さえ失くして、
彼らの言った通り
こんなつらい雨の日にいるなんて…

 

 

(私の歌詞解釈)

 調子がいい時には気にも留めない “残り物の(leftover)” 食糧や “着古した(worn out)” 衣服も、災害時などの “まさかの時(rainy day)“ には、必要となることがあります。恋にのぼせあがっている時には聞く耳を持たなかった周りの人々の忠告が、思い通りに運ばなかった恋の終わりに甦ってくるのです。「こんなことなら、あれらの古びた “dreams” や “wish” でも、捨てずに残しておけばよかった。有頂天だった私は後で必要になるなんて、まったく考えもしなかった…。彼らがあの時言ってくれていたのは、こういう “雨の日ーまさかの時” のことだったのですね。 “dreams” も “wish” も “love” も残されていない今の私、可笑しい…。」

 

Ultimate Phyllis Hyman

Ultimate Phyllis Hyman

 
Loving You Losing You: Classic

Loving You Losing You: Classic

 
Sing a Song

Sing a Song

 
SOMEWHERE IN MY LIFETIME ~ EXPANDED EDITION

SOMEWHERE IN MY LIFETIME ~ EXPANDED EDITION

 
I'LL NEVER FALL IN LOVE AGAIN/VERY DIONNE/DIONNE/JUST

I'LL NEVER FALL IN LOVE AGAIN/VERY DIONNE/DIONNE/JUST

 
Kenny Rankin Album

Kenny Rankin Album

 
I Am Who Sings

I Am Who Sings

 

↑フィリスの元ダンナ様のジャズ・ヴォーカル・アルバム。  兄のモンティ・アレキサンダー(Monty Alexander)も参加しています。 

ア・タイム・フォー・ラヴ+1(紙ジャケット仕様)

ア・タイム・フォー・ラヴ+1(紙ジャケット仕様)

 

信じられない程素晴らしいディック・ノエル(Dick Noel)のアルバム↑。「Here's That Rainy Day」も歌っています。廃盤になる前に(今すぐ)手に入れましょう!!

アイズ・フォー・ユー

アイズ・フォー・ユー

 

 ↑大好きなエセル・エニス(Ethel Ennis)のアルバム。「Here's That Rainy Day」も収録。

「Here's That Rainy Day」収録の美しいアルバム!!↑。

フランソワーズ・アルディ Françoise Hardy の初来日 1974年

 フランソワーズ・アルディ(Françoise Hardy) の初来日時の写真を見つけました。

 

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Françoise Hardy, sa première fois au Japon, du 16 au 20 avril 1974

 

古い映画雑誌「ロードショー」の1974年7月号の113頁に載っていました。この時のアルディは1974年4月16日から4月20日の5日間、日本に滞在。来日中に、1973年6月16日生まれの一人息子のトマ・デュトロン(Thomas Dutronc)が病気だという知らせが届き、予定を変更して急遽パリに戻ったそうです。

 

その後アルディは2度来日しています。

1991年4月末、伊勢丹主催のプライヴェートトーク・ショー(4/27土曜日、4/28日曜日に原宿クエストホールにて開催)の為に来日、2週間ほど滞在

(この時の様子は下↓のリンクの記事が素晴らしいです。2023年4月8日追記)

https://ameblo.jp/jametjohn/entry-12797452652.html

フランソワーズ・アルディの思い出@1991

 

1996年7月末、アルバム「ル・ダンジェ~危険な香り / LE DANGER」のプロモーションの為に来日

 

おまけ:裕木奈江さんの1994年のアルバム「素描」にアルディとアラン・ルブラノ(Alain Lubrano 1964 - 2011)が共作した「COMMENT SAVOIR?」の日本語カバー「愛が聞こえる」が収録されています。オリジナルは Alain Lubrano の1992年のアルバム「EAUX TROUBLES」(←アルディとの共作8曲あり)で。

 

スエーデンの城 [DVD]

スエーデンの城 [DVD]

 
グラン・プリ [Blu-ray]

グラン・プリ [Blu-ray]

 
ル・ダンジェ?危険な香り

ル・ダンジェ?危険な香り

 
Live in the Sixties

Live in the Sixties

 
Entr'Acte

Entr'Acte

 
Eternels Jusqu'a Demain

Eternels Jusqu'a Demain

 
プロフィール

プロフィール

 
Personne D'autre

Personne D'autre

 
PERSONNE D'AUTRE [LP] [12 inch Analog]

PERSONNE D'AUTRE [LP] [12 inch Analog]

 

フランソワーズ・アルディの自伝本の英訳が発売になっていました↓。日本語版も発売して下さい。日本でも絶対売れると思います。翻訳はぜひ、アルディ研究家のカストール爺さんで、たのんまっせ! 

http://pepecastor.blogspot.com/2009/02/blog-post_17.html

The Despair of Monkeys and Other Trifles: A Memoir by Françoise Hardy

The Despair of Monkeys and Other Trifles: A Memoir by Françoise Hardy

 

 

       

フィリス・ハイマン の来日 Phyllis Hyman in Japan

 フィリス・ハイマン(Phyllis Hyman)は何度来日しているのでしょうね? 少なくとも仕事では3度、東京に滞在したようです。

 

1987年8月25日に日本フォノグラムから出された日本独自企画のフィリスのバラード集「ザ・ソフィスティケイテッド・レディ / The Sophisticated Lady」(32RD-104)が、アリスタの日本配給元の変更に伴い同内容ですが新たなジャケットで、1年後の1988年の8月21日にBMGビクターから再発されました。そのビクター盤(A32D-61)の解説で越谷政義さんが1988年の6月に次のように書いていらっしゃいました。

 

(身長が185.5㎝あったフィリス、ハイヒールを履くと軽く190㎝を超えていたでしょうね。↓) 

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Nancy, Anita & Phyllis 1988

 

1988年5月31日(火)〜6月3日(金)の4日に渡り開催された第17回東京音楽祭(17th Tokyo Music Festival)にフィリス、プレゼンターとして参加していたんですね。

 

この1988年の第17回東京音楽祭は、

 

5月31日(火) 23:50~24:44 東京音楽祭 前夜祭

6月01日(水) 23:50~25:49 東京音楽祭 ロック・スペシャ

出演:グレン・メデイロス(Glenn Medeiros) ジョニー・ヘイツ・ジャズ(Johnny Hates Jazz) ウェット・ウェット・ウェット(Wet Wet Wet) ほか

6月02日(木) 23:30~24:54 東京音楽祭 アジア大会

6月03日(金) 23:30~24:54 東京音楽祭 スペシャル・ゲスト・ショー

出演:アース・ウィンド&ファイアー(Earth, Wind & Fire)

    

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そして、

6月04日(土) 22:02~23:53 東京音楽祭 世界大会

出演:アース・ウィンド&ファイアー(Earth, Wind & Fire) クール&ザ・ギャング(Kool & the Gang) ジョディ・ワトリー(Jody Watley) エリサ・フィオリオ(Elisa Fiorillo) アンテナ(Antena / Isabelle Antena) チャーリー・シーン(Charlie Sheen) 小林克也 十朱幸代 沢口靖子 ほか

 

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というように、TBS系で5夜連続テレビ放映されたようです。

 フィリスがプレゼンターとして登場した場面の録画ビデオが残っているのであれば是非見たいものです。 

 

あと2度のフィリスの東京滞在は、ブルーノート東京(Blue Note Tokyo)の出演の為でした。

ブルーノート東京でのライヴは1989年の2月と12月、合計13日間行われました。

1989年02月13日(月)~02月18日(土)

1989年12月25日(月)~12月31日(日)

晦日のライヴでは新年のカウントダウンもあり、観客の皆さんはフィリスと共に1990年を迎えたそうですよ。

 

Phyllis Hyman at Blue Note Tokyo, Japan

13/02/1989~18/02/1989

25/12/1989~31/12/1989

 

1989年年末の公演は一部NHK衛星第2でテレビ放映もされました。 

 

放映日時は翌1990年(平成2年)2月23日(金)20:00~21:00です。

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このジャズ・ライヴのテレビ番組は、

GOLDEN JAZZ CONCERT

FEMALE SINGERS BEST FIVE

LIVE IN JAPAN

というシリーズで5夜連続で女性ジャズ歌手のライヴ映像が放映されたものです。

 

1990年2月19日(月)20:00~21:00 / 再放送1990年5月14日(月)25:30~26:30

サリナ・ジョーンズ(Salena Jones)

https://www.youtube.com/watch?v=i_INIsttxrg

 

1990年2月20日(火)20:00~21:00 / 再放送1990年5月15日(火)25:30~26:30

ヘレン・メリル(Helen Merrill)

https://www.youtube.com/watch?v=XbZbohg-wsM

 

1990年2月21日(水)20:00~21:00 / 再放送1990年5月16日(水)25:30~26:30

ナンシー・ウィルソン(Nancy Wilson)

https://www.youtube.com/watch?v=kJnkhBZm3E4

 

1990年2月22日(木)20:00~21:00 / 再放送1990年5月17日(木)25:30~26:30

カーメン・マクレエ(Carmen McRae)

https://www.youtube.com/watch?v=MlNP_KQ4XfY

 

1990年2月23日(金)20:00~21:00 / 再放送1990年5月18日(金)25:30~26:30

フィリス・ハイマン(Phyllis Hyman)

 

というラインナップでした。この5人の中にフィリスを選んだ番組制作担当者の方が素晴らしすぎますね~。

 

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もちろん私は、フィリスの放映時はビデオ録画しました。

 

Phyllis Hyman at Blue Note Tokyo, Japan

 

Keyboards: Terrance Burrus / Terry Burrus

Bass: Ronald Richardson / Ron Richardson

Drums: Dennis Alston

Sax: John Valentino

Vocal: Eric Jones

 

01. What You Won't Do For Love
02. You Just Don't Know
03. I'll Never Do You Wrong
04. Meet Me On The Moon
05. My Funny Valentine
06. Living In Confusion
07. Old Friend
08. What Ever Happened To Our Love
09. No One Can Love You More
10. Sophisticated Lady
11. Take The "A" Train
12. I Got It Bad And That Ain't Good
13. Living All Alone
14. Walk Away

 

taped: some time during 25/12/1989~31/12/1989

televised in Japan: 23/02/1990 & 19/05/1990

 

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この素晴らしいライヴは現在ネットで見ることができます:

Phyllis Hyman at Blue Note Tokyo, Japan, December 1989

https://www.youtube.com/watch?v=fmHx6xnIWL4

  

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Ultimate Phyllis Hyman

Ultimate Phyllis Hyman

 
ソフィスティケイテッド・レディ

ソフィスティケイテッド・レディ

 
Deliver the Love: the Antholog

Deliver the Love: the Antholog

 
Living All Alone

Living All Alone

 
Prime of My Life

Prime of My Life

 
Soul of Jazz

Soul of Jazz

 
フィリス・ハイマン

フィリス・ハイマン

 
Sing a Song

Sing a Song

 

   

映画女優 フィリス・ハイマン Phyllis Hyman

 フィリス・ハイマン(Phyllis Hyman)が出演した映画は、全部で4本。すべて日本でもビデオ化されています。

 

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・「レニー・ブルース / Lenny」 (1974)

   ボブ・フォッシー(Bob Fosse)監督

・「仮面のレジデンス / Too Scared to Scream / The Doorman」 (1982 / 1983)

   トニー・ロー・ビアンコ(Tony Lo Bianco)監督

・「スクール・デイズ / School Daze」(1988)

   スパイク・リー(Spike Lee)監督

・「ダイナマイト刑事(デカ) / Soda Cracker / The Kill Reflex」(1989)

   フレッド・ウィリアムソン(Fred Williamson)監督

 

それぞれの映画のフィリス出演場面の詳細は、また改めて書きます。

 

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レニー・ブルース [DVD]

レニー・ブルース [DVD]

 
Lenny - Soundtrack

Lenny - Soundtrack

 
Greatest Golden Hits

Greatest Golden Hits

 
School Daze (1988 Film) [SOUNDTRACK]

School Daze (1988 Film) [SOUNDTRACK]

 
One on One

One on One

 
Original Gangstas / Soda Cracker [DVD] [Import]

Original Gangstas / Soda Cracker [DVD] [Import]

 
Tribute Songs to

Tribute Songs to

 
プライム・オブ・マイ・ライフ

プライム・オブ・マイ・ライフ

 
Prime of My Life

Prime of My Life

 
IN BETWEEN THE HEARTACHESTHE B

IN BETWEEN THE HEARTACHESTHE B

 

  

井沢満 同窓会 VHSビデオ 特典映像

 まだまだハマっています、1993年のテレビ・ドラマ「同窓会」(脚本:井沢満)。全10回放映時にすべてビデオ・テープに録画して保存してあったんですけど、今回それらをDVDに焼いていて気づいたんです、第4回目の11月10日放映分の終わりが切れていることに…。それは「同窓会」の前のサッカー中継が延長されて、放映時間がずれてしまったのが原因で起こったようです。この回の週は僕はちょうど旅行中でビデオの留守録予約をセットして、ドイツに出かけていたことを思い出しました。

 つまり七月(斉藤由貴)が真っ赤な口紅を買ってゲイ・バー「SPLASH」に出かけるシーン等の名場面、ラスト15分間がそっくりないんですよ。すぐにネットで動画を探してその部分は無事見れましたが、やはり映像を手元に持っておきたい!と思い、また、ビデオに収録されているという特典映像というのも非常に気になったので、早速中古VHSビデオ探して、結局全4本買ってしまいました。幸いコピー・ガードはされていませんでした。

 

 そういうわけで、ここではそのビデオの特典映像の内容を紹介します。現在発売されてるDVDの特典とは同じ内容なんでしょうかね?気になります。

 

 VHSビデオでは、全4巻のうち4巻目以外の1~3巻の巻末にそれぞれ、11~12分の特典映像が収録されています。毎回収録の未公開オープニングと音楽ビデオを除く「撮影現場の裏側」だけで言うとそれぞれ5分ずつぐらいです。

 

 

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未公開オープニングの男性モデル2人もそれ風?

 

VHSビデオ「同窓会」Vol.1

・テレビでは放映されなかった未公開オープニング(西洋人モデル男2人、女1人出演 音楽:Mr.ChildrenCROSS ROAD」)約2分

・土肥の海の前での撮影風景(高嶋政宏長与千種高杢禎彦田口浩正)

高嶋政宏インタビュー

・体育館でのバスケットボールの場面の撮影合間

・恩師の妻のお葬式に集まる場面撮影風景・合間

斉藤由貴インタビュー

チンドン屋場面撮影風景(荻野目慶子、別所哲也)

・荻野目慶子インタビュー

・体育館でのバスケットボールの場面の撮影風景(田中美奈子、他)

・大時計の前の同窓生6名

・オーディオ商品紹介(主題歌・タイトルソング)

米川英之「同窓会」ミュージック・ビデオ 約4分

 

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撮影現場の裏側 は PART 1~3 まであります。ビデオ1~3に収録。

 

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大時計の前で「同窓会、見てね~」 Alumni Reunion 1993

 

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インタビューに答える西村和彦さん。美男!

 

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中(あたり)と風馬のキスシーンに群がる大勢の報道陣。加熱気味~

 

VHSビデオ「同窓会」Vol.2

・テレビでは放映されなかった未公開オープニング(西洋人モデル男2人、女1人出演 音楽:Mr.ChildrenCROSS ROAD」)約2分

ゲイ・バー「SPLASH」内での風馬、嵐「俺あの人にめぐり会うために生まれてきたんだと思う」、潮(国分太一)の場面撮影風景(坂本昌行も少し)

西村和彦インタビュー

・嵐がシャワーを浴びながら電話で風馬と話す場面の撮影風景

山口達也インタビュー

・報道陣の前で、中(あたり)と風馬のキスシーンを再現する高嶋と西村

・オーディオ商品紹介(主題歌・タイトルソング)

米川英之「同窓会」ミュージック・ビデオ 約4分

 

f:id:KONTA:20180130200748j:plain熱烈な!キスを報道陣の前で再現したあとの主演俳優2人

 

VHSビデオ「同窓会」Vol.3

・テレビでは放映されなかった未公開オープニング(西洋人モデル男2人、女1人出演 音楽:Mr.ChildrenCROSS ROAD」)約2分

高嶋政宏西村和彦、二人並んでのインタビュー

・風馬が中(あたり)の前でナイフで死のうとする場面の撮影風景

・風馬と中(あたり)のベッドシーンの練習風景

高嶋政宏西村和彦、二人並んでのインタビュー

・土肥温泉で最近…

・オーディオ商品紹介(主題歌・タイトルソング)

米川英之「同窓会」ミュージック・ビデオ 約4分

 

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西村:「そんなこと言ってないじゃないですか~」(笑)

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レポーター:「なんか西村さん、高嶋さんを好きになっちゃった?」

西村:(笑)

高嶋:「俺もね、昨日河口湖でちょっと、ロケやってたんですけど、昨日ずっと二人でね、二人っきりだったんですけどね、なんか…好きになっちゃって…。」(笑)

西村:「番組が終わるころには、あの…熱愛宣言が出来るかもしれませんね…。」

レポーター:「芸(ゲイ?)能界初ですね。」

 

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ホンマか?

 

VHSビデオ「同窓会」Vol.4 特典映像の収録はありません

 

 このドラマが作られたのは、本当に驚くべきことですね。出演俳優が実に素晴らしいし、主題歌も挿入歌も名曲だし、映像は美しいし、数々の名セリフを生んだ脚本も、特に第7話までは最強にして最高!でしょう。1993年は、まだその後に起こる神戸の震災も、地下鉄サリン事件も知らない時代。バブルは崩壊していたとはいえ、一般の生活ではそれほど大きな影響も出ておらず、まだまだ楽天的な空気感のあった頃だったと記憶しています。その時代(ゲイ・ブームでもありました)にしか生まれえなかった驚異的なテレビ・ドラマ!と言えるのではないでしょうかね。井沢満さん、素敵な作品をありがとうございます!!

 

 

同窓会(1) [VHS]

同窓会(1) [VHS]

 
同窓会(2) [VHS]

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同窓会(3) [VHS]

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同窓会(4) [VHS]

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同窓会 DVD-BOX

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同窓会

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美しい 藤真利子 Mariko Fuji

 藤真利子さん、2018年1月24日(水曜日 ひる 12:00~12:30)の「徹子の部屋」に出演されるんだって!これは楽しみ~。人気番組出演を記念して藤真利子さんの特別美しい写真をアップしま~す。

 

1980年8月号の雑誌「婦人倶楽部」の表紙を飾った藤真利子さん、きれいね~。

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Mariko Fuji 藤真利子 Vivi Enleigh 微美杏里 1980

 

どちらかと言えば小柄だけど、手脚が長くてスタイルも抜群

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Mariko Fuji 藤真利子 Vivi Enleigh 微美杏里

 

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微美杏里のペンネームで作詞・作曲もします。これは1986年の記事から。

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2枚目のアルバム「浪漫幻夢」を出した1981年

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Mariko Fuji 藤真利子 Vivi Enleigh 微美杏里 1981

 

ユーミン(松任谷由実 / 荒井由実)との交流も有名f:id:KONTA:20200708172025j:plain

真利子さんが出たユーミン帝劇は2014年ですよ~。

 

1980年「浪漫幻夢」を制作中、二人とも着物が大好き!

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藤真利子 Mariko Fuji & 松任谷由実 Yuming (Yumi Matsutoya) 1980

 

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著書「ママを殺した」も話題に。こちらは2017年の記事から。

 

こんな真利子さんも素敵!1982年、ニュー・ウェイヴしてた頃。

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Mariko Fuji 藤真利子 Vivi Enleigh 微美杏里 1982

 

1981年、もちろん松田光弘さんの nicole でドレスアップ

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Mariko Fuji 藤真利子 Vivi Enleigh 微美杏里 1981

 

南佳孝さんとは共作もしていま~す。また一緒に書いてください! 1980年

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Mariko Fuji 藤真利子 Vivi Enleigh 微美杏里 & Yoshitaka Minami 南佳孝 1980

 

TV「夜のヒットスタジオ」で歌う真利子さん。1984

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Mariko Fuji 藤真利子 Vivi Enleigh 微美杏里 1984

 

1982年には異色の大傑作アルバム「狂躁曲」を発表。

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鈴木慶一 Keiichi Suzuk  & 藤真利子 Mariko Fuji  1982

 

80年代にはそのファッションでも注目を集めました。1983年

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Mariko Fuji 藤真利子 Vivi Enleigh 微美杏里 1983

 

美内すずえ原作、坂東玉三郎演出「ガラスの仮面」で姫川亜弓を演じたのは1988年 。

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 Mariko Fuji 藤真利子 Vivi Enleigh 微美杏里 1988

 

 そうそう、藤真利子さんって脚本家の井沢満さんととても仲がいいんですよね。井沢さんといえばやっぱり1993年の衝撃のドラマ「同窓会」でしょう!

「日本では1990年代の初めにゲイ・ブームが起こってね、その時日本中(のゲイの間?)でセンセーションを巻き起こしたテレビ・ドラマがあったんやよ」と、昨年暮れにヨーロッパ人の友人に話したら、「そのドラマ見たい!」ということになって、その友人にあげるために、このお正月に、昔テレビ放映時に録画したVHSビデオ「同窓会」全10話を、25年振りに観ながらDVD化してました。話の展開もセリフもキョーレツでおもしろい?んやけど、映像が本当にきれいに撮ってあって、特に風馬(西村和彦)と中(高嶋政宏)、風馬(西村和彦)と嵐(山口達也)のデート・シーンがこの上なくロマンチックで、見ていてジーンと暖かい気持ちになりました。その後、サントラ盤CDも中古で探して買ってしまいましたわ。その友人がこのドラマにどういう感想を持つか、聞くのが今から楽しみです。

 

 話はそれましたが、藤真利子さん「徹子の部屋」出演、楽しみにしていますよ~!!

 

 

ママを殺した

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浪漫幻夢

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ガラスの植物園

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同窓会

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