まだまだハマっています、1993年のテレビ・ドラマ「同窓会」(脚本:井沢満)。全10回放映時にすべてビデオ・テープに録画して保存してあったんですけど、今回それらをDVDに焼いていて気づいたんです、第4回目の11月10日放映分の終わりが切れていることに…。それは「同窓会」の前のサッカー中継が延長されて、放映時間がずれてしまったのが原因で起こったようです。この回の週は僕はちょうど旅行中でビデオの留守録予約をセットして、ドイツに出かけていたことを思い出しました。
つまり七月(斉藤由貴)が真っ赤な口紅を買ってゲイ・バー「SPLASH」に出かけるシーン等の名場面、ラスト15分間がそっくりないんですよ。すぐにネットで動画を探してその部分は無事見れましたが、やはり映像を手元に持っておきたい!と思い、また、ビデオに収録されているという特典映像というのも非常に気になったので、早速中古VHSビデオ探して、結局全4本買ってしまいました。幸いコピー・ガードはされていませんでした。
そういうわけで、ここではそのビデオの特典映像の内容を紹介します。現在発売されてるDVDの特典とは同じ内容なんでしょうかね?気になります。
VHSビデオでは、全4巻のうち4巻目以外の1~3巻の巻末にそれぞれ、11~12分の特典映像が収録されています。毎回収録の未公開オープニングと音楽ビデオを除く「撮影現場の裏側」だけで言うとそれぞれ5分ずつぐらいです。
未公開オープニングの男性モデル2人もそれ風?
VHSビデオ「同窓会」Vol.1
・テレビでは放映されなかった未公開オープニング(西洋人モデル男2人、女1人出演 音楽:Mr.Children 「CROSS ROAD」)約2分
・土肥の海の前での撮影風景(高嶋政宏、長与千種、高杢禎彦、田口浩正)
・高嶋政宏インタビュー
・体育館でのバスケットボールの場面の撮影合間
・恩師の妻のお葬式に集まる場面撮影風景・合間
・斉藤由貴インタビュー
・荻野目慶子インタビュー
・体育館でのバスケットボールの場面の撮影風景(田中美奈子、他)
・大時計の前の同窓生6名
・オーディオ商品紹介(主題歌・タイトルソング)
・米川英之「同窓会」ミュージック・ビデオ 約4分
撮影現場の裏側 は PART 1~3 まであります。ビデオ1~3に収録。
大時計の前で「同窓会、見てね~」 Alumni Reunion 1993
インタビューに答える西村和彦さん。美男!
中(あたり)と風馬のキスシーンに群がる大勢の報道陣。加熱気味~
VHSビデオ「同窓会」Vol.2
・テレビでは放映されなかった未公開オープニング(西洋人モデル男2人、女1人出演 音楽:Mr.Children 「CROSS ROAD」)約2分
・ゲイ・バー「SPLASH」内での風馬、嵐「俺あの人にめぐり会うために生まれてきたんだと思う」、潮(国分太一)の場面撮影風景(坂本昌行も少し)
・西村和彦インタビュー
・嵐がシャワーを浴びながら電話で風馬と話す場面の撮影風景
・山口達也インタビュー
・報道陣の前で、中(あたり)と風馬のキスシーンを再現する高嶋と西村
・オーディオ商品紹介(主題歌・タイトルソング)
・米川英之「同窓会」ミュージック・ビデオ 約4分
熱烈な!キスを報道陣の前で再現したあとの主演俳優2人
VHSビデオ「同窓会」Vol.3
・テレビでは放映されなかった未公開オープニング(西洋人モデル男2人、女1人出演 音楽:Mr.Children 「CROSS ROAD」)約2分
・風馬が中(あたり)の前でナイフで死のうとする場面の撮影風景
・風馬と中(あたり)のベッドシーンの練習風景
・土肥温泉で最近…
・オーディオ商品紹介(主題歌・タイトルソング)
・米川英之「同窓会」ミュージック・ビデオ 約4分
西村:「そんなこと言ってないじゃないですか~」(笑)
レポーター:「なんか西村さん、高嶋さんを好きになっちゃった?」
西村:(笑)
高嶋:「俺もね、昨日河口湖でちょっと、ロケやってたんですけど、昨日ずっと二人でね、二人っきりだったんですけどね、なんか…好きになっちゃって…。」(笑)
西村:「番組が終わるころには、あの…熱愛宣言が出来るかもしれませんね…。」
レポーター:「芸(ゲイ?)能界初ですね。」
ホンマか?
VHSビデオ「同窓会」Vol.4 特典映像の収録はありません
このドラマが作られたのは、本当に驚くべきことですね。出演俳優が実に素晴らしいし、主題歌も挿入歌も名曲だし、映像は美しいし、数々の名セリフを生んだ脚本も、特に第7話までは最強にして最高!でしょう。1993年は、まだその後に起こる神戸の震災も、地下鉄サリン事件も知らない時代。バブルは崩壊していたとはいえ、一般の生活ではそれほど大きな影響も出ておらず、まだまだ楽天的な空気感のあった頃だったと記憶しています。その時代(ゲイ・ブームでもありました)にしか生まれえなかった驚異的なテレビ・ドラマ!と言えるのではないでしょうかね。井沢満さん、素敵な作品をありがとうございます!!