Kontaの歓びの毒牙

映画と音楽が大好きです。ホームページ KONTABLOID はこちら http://www5d.biglobe.ne.jp/~ktabloid/

ユーミンなんてバブルガム 盗作 パクリ

ウソで~す。
それを言うなら

どうせチューイングガム
つきあえるもの好きは誰

よね? 俺はどこまでもユーミンについていくぜっ!(←ウソ。盗作した松任谷夫妻にはついて行けなくなりました。)

 

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 先日、神戸元町であった「ドイツ語で話す会」の後、お友達と三宮でランチとお茶したんだけど、その時、その人が持ってきてくれた本

「ザ・フィフティーズ / The 50's 最高にゴージャスなアメリカン・スタイル」
馬場啓一監修 実業之日本社 1986年8月16日発行 定価980円

を、見せていただいて見つけたこの上↑のイラスト(本の97頁)。もうビックリ!

  馬場啓一さんがお書きになった「フィフィティーズのライフスタイルはアメリカン・ウェイ・オヴ・ライフ」という記事の一部です。ホイットマンのチョコレート(Whitman's Chocolates)の広告イラスト、ユーミン(松任谷由実 / 荒井由実)の1980年12月1日発売アルバム「SURF & SNOW VOLUME ONE」のジャケットの元になったものなんですね~。僕としたことが、これは初めて知りました。遅い?

 

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 こちら↑は、雑誌「POPEYE / ポパイ」93号 / 1980年12月25日号の42頁に掲載されたアルバムの広告。懐かしいわ~。

 それでもって、この「ポパイ」の広告左下の文章の部分をよ~く読んでみると

A WOMAN NEVER FORGETS THE MAN WHO REMEMBERS.

いっていうコピーまで Whitman's の広告と同じ(字が小さいけど読める?)なんですね。ある意味…、素敵ですわ(←大ウソ!これはとんでもない盗作・パクリですよ!)。

 

 この件で思い出して、久々に僕のユーミン・ファイルから関連レア?グッズを取り出してみました。

 

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  これ↑、LPやCDのアルバム・ジャケットじゃないのよ~。1981年に出ていた

ロッテ バブルガム ヒットポップス ¥80

という縦7.5センチX横7.5センチのミニ・レコード・ジャケットに
レコード盤型のガムが入ったお菓子のパッケージなんです。

 

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 裏面↓には「彼から手をひいて」の歌詞が掲載されています。

 

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 このシリーズは他にも1980年~1981年発表のこんなレコードのガムがあったようです。

ABBA「Super Trouper」
TOTO「Turn Back」
郷ひろみ「プラスティック・ゼネレーション」
BILLY JOEL「Glass Houses」
BLONDIE「Autoamerican」
KISS「Unmasked」
もんた & ブラザーズ「Half & Half」

 

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 ユーミンの「サーフ&スノウ」ガムは、僕がユーミンに夢中なのを知っていた高校のクラスメートが当時、見つけてきて僕にプレゼントしてくれたものです。中のガムは確か薄いピンクのレコードの形でした。

 

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  Whitman's のオリジナルの広告は1951年のものだとか…。
上のポスター(縦33センチ×横25センチ)がオークションに出てたので、早速落札しちゃった!送料込みで¥2515、安い?

 

 「サーフ アンド スノウ」といえば、アルバムが出た時のユーミンのツアー「SURF & SNOW」の大阪公演ももちろん2日続けて行きましたわ。
1980年12月27日(土)、12月28日(日) 大阪厚生年金会館大ホール

 このツアーの札幌公演(1981年1月13日)の記事が、そういえば雑誌「POPEYE / ポパイ」98号 / 1981年3月10日号の144~145頁に載っていたな…。写真のみだけど掲載してあげましょ。このツアー・パンフレットに中島みゆきが、ユーミンについて、と~っても素敵な文章を寄せているんだぜ~。

 

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  オープニングは巨大なドレス↑で「ルージュの伝言」。
スカート部分はセットで、この恰好のままでユーミンは歩くことは不可能なんだわ。

 

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 「人魚になりたい」(上左の写真)はバスタブにつかりながら…。なんて素敵な脚なんでしょ。

 

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 コーラスは、伊藤松美、竹田津由美子のお二人↑。シルヴィ・ヴァルタン(Sylvie Vartan)の「ワンサカ娘」(作詞作曲:小林亜星)の替え歌「ユーミン娘」を歌ってくれました~。

 

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 「星のルージュリアン」と「恋人はサンタクロース」はオスカル様風のこの衣装↑で。

 

 ついでだから、大阪公演でやった曲目もアップしちゃいます(曲順はちょっとあやしいけど、コンサートのあとすぐメモしたものなので曲は間違ってないよ~。)

ルージュの伝言
人魚になりたい
避暑地の出来事
Corvett 1954
稲妻の少女
かんらん車
雨に消えたジョガー
サーフ天国、スキー天国
雪だより
海を見ていた午後
星のルージュリアン
恋人がサンタクロース
ロッヂで待つクリスマス
12月の雨
真冬のサーファー
14番目の月
DESTINY
埠頭を渡る風
DESTINY

 

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 このコンサートでユーミン、「避暑地の出来事」を歌ってくれたので、トロイ・ドナヒュー(Troy Donahue)のグラビアとガム・パッケージを並べてみました。

 

 ちなみに、コンサート・ツアーのバック・バンドは

新川博 キーボード
市川祥治 ギター
石井治郎 ベース
重田真人 ドラム
水谷啓二 サックス、フルート、パーカッション

という方々でした。

 

 その後、ネットで検索して色々情報見つけました。
もうみんなご存知のことだったのね~。

 

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 ネットで見つけた画像↑、まさしくこれへのオマージュ(ぐふふ)なのサ。イラストは Jon Whitcomb (ジョン・ウィットコム)という方のものだそう。

 ユーミンのジャケットは、浅沼テイジさんですね。
ユーミンと同じ多摩美術大学出身、ユーミンより2歳年上。

浅沼テイジさんについてはこちら:

http://www.nekoten.net/asanuma/asanumatop.html

 

 「SURF & SNOW VOLUME ONE」のジャケットについて、もうとっくに書いている方がおられました:

http://goodtimegraphics.seesaa.net/article/198954324.html

http://music.geocities.jp/yuming_release_concert_2006/disco/album/10.html


ホイットマン・チョコレートについて書いてる方は:

http://hozecamp.exblog.jp/6539609/


ホイットマン・チョコレートのHPは:
Whitman's Chocolates, Samplers and Candies
http://www.russellstover.com/jump.jsp?itemType=CATEGORY&itemID=5


ロッテ バブルガム ヒットポップス について書いている方は:

http://harrisonsimmons.blog4.fc2.com/blog-entry-646.html

 

Jon Whitcomb ってこんな方:

http://en.wikipedia.org/wiki/Jon_Whitcomb

http://todaysinspiration.blogspot.jp/2006/10/whitcombs-boy-toys.html


 “皆さ~ん、ジジババになっても、

    忘れないで、ときめくホリディを!”

 

SURF & SNOW

SURF & SNOW

  • アーティスト:松任谷由実
  • ユニバーサル ミュージック (e)
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オートアメリカン(紙ジャケット仕様)

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仮面の正体(紙ジャケット仕様)

仮面の正体(紙ジャケット仕様)

  • アーティスト:KISS
  • ユニバーサル
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ファブリツィオ・モローニ Fabrizio Moroni は語る

 というわけで、ファブリツィオ・モローニ(Fabrizio Moroni)さんと偶然の奇跡的再会(なのか?)もあったし、せっかく病院の待合室にあった雑誌「dansen / 男子専科」(1977年?11月号)から、彼の記事をこっそり頂いてきたのだから、ここにその記事に掲載された彼のインタビューをアップしたいと思います。ファブリツィオ・モローニさんに関する情報って、なかなかないんですよね~。アラン・ドロンの映画「高校教師」(1972年)にも出てるとか?この映画もまた見直してみなければ…。なお、以下の文章をお書きになったのは日下部亮さんという方です。日下部さん、掲載させていただきますね~。

 

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11月のカバー・ストーリー

 

ファブリツィオ・モローニ FABRIZIO MORONI

 

 刑事コロンボ(ピーター・フォーク)は静かに去り、ハンサムな青年があらわれた。涼しい目、端正な口元、しなやかな長身。コロンボの活躍するテレビ・ドラマなら、さしずめ恰好の犯人役といったところだが、このイタリア青年ファブリツィオ・モローニの仕事は、スーツを生き生きと着こなすキャラクター。“マッケンジー・メイクス・ザ・マン”、こんなスローガンをささえるその若々しい顔をながめて、呟く人がいる―あの男は、いったい、何者だい?

 

 そう、たしかに、さわやかな顔だ。
 駅の改札口の脇にはられた大型ポスターのなかから、こちらを見つめている顔は、「さわやか」という日本語に、まったくよく似合う表情をしている。

 その若く、ハンサムな(という陳腐な形容詞を思わずしらず使ってしまいたくなる)外国人が出ているポスターは、男のスーツ“マッケンジー”のものだ。

 このポスターを見たとき、あれっ?と思った人も多いのじゃないだろうか。

 たしか、ついこの間まで、あの刑事コロンボピーター・フォークの顔が出ていたんじゃなかったっけ。頭のなかでつぶやいたあと、さらにこんなふうにつけ加えた人も多いだろう。それにしても、スーツが似合うこの外国人は、いったい何者なんだろうか、と。

 ポスターを見た人のこういうつぶやきを、もし聞くことができたら、このポスターの作り手たちは満足げにうなづくことだろう。

 誰なのかなあ?と見る人に疑問符を投げかけることができればこのポスターの意図は十分に達せられたに違いないからだ。だが、疑問符というのはやっかいなシロモノだ。

 有名な顔が時に“飽き”を感じさせるように、無名の顔というものもさわやかな疑問符のあとに、ある種の“イライラ”を感じさせるものだからだ。

 とくに、その顔が気になればなるほど、“体”も知りたくなってイライラしてくる。ミステリーじゃないけれど、疑問符はいつかは解かれなければならない。

 (マッケンジーの男は、一体誰なんだ?) こんな疑問符が頭のなかに浮かんでは消えていた頃、編集部から電話がかかってきた。
―マッケンジーの男に、会いに行きませんか。


 

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 ファブリツィオ・モローニ

 これがポスターのなかの“さわやかな男”の名前だった。
 名前でわかるとおり、イタリア人だ。
 ポスターやテレビ・コマーシャルで見る感じよりも少し老けているというか、とし相応(31歳になったそうだ)の身のこなしである。

 マッケンジーのスーツを着てカメラの前に立つことになったのは、ほんの偶然のことからだったのだそうだ。

 ある日、知り合いの女性(イタリア映画界で仕事をしている人)から電話がかかってきて、ニッポンのスーツの会社がキャラクターになる男を探している。チネチタ撮影所でオーディションをやるので行ってみないか…と誘われたからだった。

 六番目にやってきたモローニ氏をみたとたん、あっ、これだ、この人こそイメージにぴったりだ!と日本からやってきた宣伝担当マンは、思わずヒザを打ったそうだ。

 “専門のモデルや俳優でなく、自分の仕事を持っている30歳前後の知的な好青年”という条件にずばり適う雰囲気をモローニ氏が身につけていたからだった。

 ミラノで父親から受け継いだ電機部品の工場を経営するかたわら、テレビや映画の仕事を手伝ったり、時には俳優として出演したこともある。こんな自由な行き方が、きっとその端正な顔に自然にあらわれていたにちがいない。

 それで、日本製のスーツを着てポスターやテレビ・コマーシャルに登場することになったのだった。

 


―日本のテレビCMに出演した印象は?

モローニ:イタリアでは、広告活動が盛んじゃないですからね。日本では非常にプロフェッショナルな感覚で、じつに計画的、戦略的に広告が作られていくことに感心しました。

―マッケンジーのキャラクターになった感想をきかせてくれませんか?

モローニ:ぼくの場合は、単なるモデルというかたちじゃなく、ひとつのクリエイティブな仕事に参加しているというつもりでやっているんですよ。だから“モデル”という意識はぜんぜんないですね。イタリアのスーツは、スイートだけど、マッケンジーはハードな感じだな。仕事のためのスーツといえるでしょうね。

―映画が好きだそうですが…。

モローニ:そうなんですよ。映画にはずっと興味を持ちつづけてるんですよ。いま、エチオピアを舞台にしたセミ・ドキュメント映画のプロデュースを手がけるところなんです。ムッソリーニファシズム時代の植民地に生きる人間たちを描いた作品なんですがね。ことしの終わりごろから、撮影にはいろうと思っているんですよ。

―どんな俳優たちに興味がありますか?

モローニ:夜が明けたらパーッとスターになる人もいますけど、イタリアではそういう俳優はあまり評価されないようですね。マルチェロ・マストロヤンニとか、ビットリオ・ガスマンとか長い間苦労を重ねて地位をきずいた俳優が尊敬されていますよ。ぼくも、そういう息の長い俳優たちのほうが好きですね。ビットリオ・ガスマンとは個人的なつきあいもしてるんですが、このイタリアのすぐれたシェークスピア役者が、ぼくの映画に友情出演してくれるというんで喜んでいるところなんですよ。

―バラの花と犬が好きだとか…?

モローニ:持ち主のいない犬を見るとかわいそうになるんですよ。猫と違って犬は人間が寝る場所とエサを与えてやらなければならないですからね。犬のためのアパートを作って、野良犬を見つけてはつれてくるんですが、もう三百匹ぐらいになるかな。とにかく、イタリアは、野良犬の多いことで有名なんですよ。

―生まれはイタリアのどこなんですか?

モローニ:フィレンツェです。京都のような古い町で、美しいし、歴史の重みにも事欠きませんが、あまり住みたくはないですね。自由な空気が乏しいし、何とも保守的な気風に支配されていますからね。

―しかし、イタリアでは、デザイン界の気風は革新的なようですね…。

モローニ:昔からイタリアという国はしゅっちゅう内戦やら何やらでつねに競争し合ってきましたからね。何かをつくりだそう、という気持ちはひじょうに強烈ですね。とくにアートの分野ではね。

―日本のどこが好きになりましたか…。

モローニ:それはもう、日本女性の「手」ですね。とにかく、美しくて、優雅ですね。ベネチアの女の手もきれいだが、日本の女性にはかなわない。大げさじゃなく、手にポエジーを感じましたよ。
 

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 日本の女たちのほっそりとした手に、「詩」を感じるというモローニ氏の感性は、じつにナイーブだが線の細さはまったく感じられない。好きな言葉は何ですか?ときいたら、「いかにも日本人らしい質問ですね」と笑いながら、ひと言「ドマーニ!」と答えた。
 ドマーニとは、イタリア語で“明日”という意味。“明日があるさ”と何事にもクヨクヨしないイタリア人らしい明るい言葉だ。やっぱり、モローニ氏は、まぶしい地中海の国からやってきた人であった。
(文・日下部 亮)

 

映画「高校教師」の ファブリツィオ・モローニ Fabrizio Moroni に続きます:

http://k0nta.hatenablog.com/entry/2019/11/27/223432

 

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愛しの ファブリツィオ・モローニ Fabrizio Moroni

 先日の大阪難波であったマカロニ・オフに、マカロニ・ウェスタン映画に詳しくもない僕ですが、ずうずうしくも参加させていただきました。これがすごく楽しかったんです。関係者の皆様、ありがとうございました。それで、その時に観せていただいた「真昼の一匹狼 / Uccidi o muori」(1966年)という映画を、あとでちょっと調べてみて大発見!

 

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 この映画で、若くて美男だけどすぐキレる大バカの、グリフィス家の三男スポットを演じてる俳優、ファブリツィオ・モローニ(Fabrizio Moroni)なんですね~。画面に出てきた時から‘おっ、男前’と思いましたが、悪役なんで、あんまり魅力的には描かれてないんです。でも、この‘ファブリツィオ・モローニ’って名前、僕は中学の頃からしっかり憶えてましたよ~。

 

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 僕が中学2年の時だから、1977年頃だったと思うんだけど、オンワード樫山のメンズ・ウェアで、‘マッケンジー / MACKENZIE’というブランドがあって、超カッコいいイタリア人の男性モデルが宣伝してたんです。その美男モデルの名前がファブリツィオ・モローニでした。中学生の僕にとっては、この人がものすごく美しく魅力的で、マッケンジーの広告が雑誌なんかに載っていたら、必ず切り取ってスクラップしていたんですわ。30数年たった今でもその切り抜き、しっかりファイルしてあります。ネット時代になってからも、ファブリツィオ・モローニさんが、どういう人で今どうされてるのか気になって、たまに検索してたりしたんだけど、その時点では僕には、情報は見つけられなかったんです。それが、先日のマカロニ・オフで見せていただいた作品に、俳優としてこのファブリツィオ・モローニ君、出てきたんです。といっても、その映画を見ていた時点では、全然気づかず、あとで、同一人物だと分かったんですが…。本当にビックリでした。マッケンジーのモデル時代より10年も若いファブリツィオ、あんなお姿だったんですね~。

 

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 かつてあった男性ファッション雑誌「dansen / 男子専科」で、当時一度ファブリツィオ・モローニをカヴァー・ストーリーに採り上げたことがあって、その号(たぶん1977年の11月号じゃないかと思う)を僕は偶然、風邪かなんかで行った病院の待合室で見つけたんです。どうしてもそこに載ってる彼の写真と記事が欲しくて、でも、もうその号はその時点で最新号じゃなかったから本屋で買えるわけもなく、でも絶対どうしても欲しかったもんだから、ごめんなさい…許して…今だから告白します!、待合室でそのページ、他の人に気づかれないように、しっかり綺麗に切り取って持って帰らせていただきましたぁ。さすがの僕も、彼が写った表紙を破る勇気はなかったわ、ウブな中学生ですもの~。今ならたぶん雑誌ごとお持ち帰りか?(ウソです。今なら雑誌のバックナンバーはネットで簡単に手に入るから、そんな悪いこと決していたしませんヨ!!)


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 そんなわけで、ここで僕の当時集めた彼の写真を大公開!ファブリツィオ君、なんとなくレイモンド・ラヴロックの雰囲気もあるかな?そう、若い頃から、やっぱり美男が大好きだったんです、俺(エヘヘ)。

 

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 そして、そのマカロニ・オフで知り合った方から、その後、さらなる情報をいただきました。ファブリツィオ・モローニ様、この映画の他にも、「虹に立つガンマン」(1968年)、「熱砂の戦車軍団」(1969年)、「4匹の蠅」(1971年)なんていう映画にも出演しているとか…。そんなに映画に出ていたとは、驚き!早速、これらの映画を見て、彼の姿を探してみなければ!!

 

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 ところで、1943年生まれのファブリツィオ、2006年に63歳で亡くなられていたんですね。今日知りました(涙)。マッケンジーのモデルのあと、どんな人生を送られたのでしょう?どうぞ安らかにお眠り下さい。1970年代の後半、輝いたあなたは、僕の‘美男ファイル’の中でこれからも永遠に生き続づけるからね~。

 

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ファブリツィオ・モローニ(Fabrizio Moroni)の出演映画は:

 http://www.imdb.com/name/nm0606075/?ref_=fn_nm_nm_1

 http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=66457

http://movie-fan.jp/filmography/00059318.html

http://www.findagrave.com/cgi-bin/fg.cgi?page=gr&GRid=29058535

↑えっ、ヴィスコンティの「山猫」(1963年)にも出てたの???

 

映画「真昼の一匹狼」に関しては:

http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=22337

 

 ウブな僕が切り取れなかった「dansen / 男子専科」の表紙はこれ:
画像はネットで拾ってきました。
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“ファブリツィオ・モローニ Fabrizio Moroni は語る”に続きます。

http://k0nta.hatenablog.com/entry/2012/12/11/002204

 

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ユーミンの「ツバメのように」と「想い出への旅路」盗作 パクリ

  ユーミン(松任谷由実 / 荒井由実)の曲の中で、何が一番好き?と訊かれたら、「ツバメのように」と答えるかな…。それとも「残されたもの」か…。

 ユーミンのアルバム「OLIVE」で、この「ツバメのように」を聞いたときは、ホント‘これこそユーミンだっ’と思いました!1979年の7月20日が「OLIVE」の発売日だったんだけど、その前日にはレコード屋さんに入ることがわかっていたので、もちろん7月19日に手に入れました。ちょうどその日が、僕の高校1年の夏休み前の三者懇談の日で、懇談会が終わってから夕方レコード屋に飛んで行きましたわ。その日のこと、よく覚えてます。それほどこの曲は、衝撃的というか素晴らしかったですわ。

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  「ツバメのように」が大好きだったものだから、ユーミンがインタビュー本「ルージュの伝言」の中で語っている、「ツバメのように」の元歌となったフレンチ・ポップスの「パリソワール」っていう歌がどんなものなのか昔からずっと気になっていたんです。以前から色々調べてみたんだけど、情報が見つからず、‘PARIS SOIR’って言葉で検索しても何年も何もわからなくて…。先日久々に思い立って試しに‘パリソワール フレンチポップス’で検索してみたら、嬉しことにやっと情報が見つかりました~。

その情報はこちらの方↓のHPからいただきました:

http://www.eigo21.com/03/pops/ze22.htm

 なんとミッシェル・デルペッシュ(ミシェル・デルペッシュ MICHEL DELPECH)の歌ってた曲だったんですね~。彼のレコードはいくつか持っていたけど、これは全く知りませんでした。それで早速、ネットでレコードを探し出して、シングル盤を手に入れました!ユーミンが「パリソワール」と話していた曲の邦題は「想い出への旅路 (涙にぬれたパリ)」といって、フランス語の原題が「UN PARIS-SOIR SUR LE VISAGE(顔の上のパリ・ソワール)」だったんですね~。日本では1973年の1月に発売されたレコードのようです。 

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  そのシングル盤の歌詞カードに対訳が載っていたので、掲載します(歌詞カードに訳者名のクレジットはなかったです)。歌詞にあるパリ・ソワールというのは新聞の名前ですよ~。

 *****

「想い出への旅路」

UN PARIS-SOIR SUR LE VISAGE (顔にかけたパリ・ソワール)

(Boris Bergman - Guy Skornik)

 

窓ガラスに両手をついて
彼女は下を見る
自動車は小さくて
見えないほどだ

彼女は最後のディスクとして
レオ・フェレを聞く
そして宙に身を投げる
何事もなかったように

パリ・ソワールを顔にかけて
彼女を人は持ち去った
担架が彼女の最後の
旅となった

顔にかけたパリ・ソワールが
彼女の考えをかくす
彼女は美人じゃなかったと
担架を担ぐ人が言った

新聞記者がかがみこむ
彼女の名前は何といった
記者はもどかしげに
脱稿を急ぐ

警官が見物人を
こわがらせてる
少し上の方では
窓ガラスが入れ替えられ

パリ・ソワールを顔にかけて
彼女を人は持ち去った
担架が彼女の最後の
旅となった

顔にかけたパリ・ソワールが
彼女の考えをかくす
彼女は美人じゃなかったと
担架を担ぐ人が言った

パリ・ソワールを顔にかけて
彼女を人は持ち去った
黒人の掃除夫が
舗石を洗う

*****

  ユーミンの歌詞、元歌とかなり近いけど、やっぱりユーミンの歌詞と曲のほうがいいね。でも、この曲がなければ「ツバメのように」も生まれなかったんですよね(たぶん…)。

 ついでにもう一つ、「パリソワール」関連の情報も見つけました。この「UN PARIS-SOIR SUR LE VISAGE」、日本語の歌詞がついて日本語でも歌われてたんです。作家の新井満さんが歌詞を書き歌った1988年のアルバム「尋ね人の時間」に収録されている、「パリソアールの女」がその曲。

 歌詞は、こんなの:

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  こちらもぜひ聞いてみたくなって、このアルバム「尋ね人の時間」も手に入れたんだけど、他にも、映画「冒険者たち」「わが心のジェニファー」「ジョアンナ」「ペイネ 愛の世界旅行」「ミス・ブロディの青春」なんかの主題歌に日本語詞がつけられて歌われていたり、マーク・アーモンド(MARK-ALMOND 二人組の方ね!)の日本語カバーが2曲も入っていたりと、なかなか興味深い内容になっています。アルバムのディレクターのクレジットを見ると、なんとあの森直美さんじゃないですか~!藤真利子岩下志麻戸川昌子、鰐淵晴子(皆さん敬称略)なんかの超個性的な名レコード・アルバムを制作されたすごい方ですよっ!

 話が横にそれましたが、ユーミンの「ツバメのように」やっぱり最高ですわ。話がそれたついでにもうひとつ、ユーミンの「静かなまぼろし」の元歌はダリダ(DALIDA)の「幸せは心の中に / TABLES SEPAREES (それぞれのテーブル)」ですね。これも「ルージュの伝言」本の中でユーミンが語っていました。このダリダの歌は、その後、ちあきなおみさんが、日本語詞で歌い日本でもかなり知られるようになったみたいです。

 

(2013年4月28日追記)

このネタで少し、フランス語で書いてあるブログを見つけました。

http://lejaponaisexpliqueamesamis.wordpress.com/2013/01/19/yumi-matsutoya-la-grande-muse-limpressionniste-de-la-chanson-populaire/

 

(2013年5月27日追記)

「静かなまぼろし」と「TABLES SEPAREES」については

http://k0nta.hatenablog.com/entry/2013/05/26/154530 

にも書きました。

 

(2014年1月26日追記)

動画がありました:

ミッシェル・デルペッシュの「想い出への旅路」 

Michel DELPECH  - Un Paris soir sur le visage

https://www.youtube.com/watch?v=trYgctTay-0

新井満さんの「パリソアールの女」
http://www.youtube.com/watch?v=TaHMdkFz3v0

 

OLIVE

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  • アーティスト:松任谷由実
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青春に乾杯~グレイテスト・ヒッツ

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Volume 6

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  • アーティスト:Dalida
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らしゃめん(紙ジャケット)

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100 Plus Belles Chansons

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ユーミンからの、恋のうた。(初回限定盤B)(3CD+DVD)

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ユーミンからの、恋のうた。(初回限定盤A)(3CD+Blu-ray)

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ユーミン、プロコル・ハルムを語る 1978年秋

ユーミンプロコル・ハルム

https://k0nta.hatenablog.com/entry/20120924

からの続きです。

 

 1978年10月1日から10月29日の日曜日、5回連続で15:00から、FM大阪で放送された「パイオニアサウンド・アプローチ」の‘ユーミンの世界’(松任谷由実 / 荒井由実 特集)、この番組がすごく充実した内容で素晴らしかったです。当時カセット・テープに録って何度も繰り返し聞きました。今はもうそのカセットもほとんどないのですが、ほんの一部録音が残っていて、そのなかでユーミンプロコル・ハルム(PROCOL HARUM)について語っている箇所があったので、テープ起こししてアップすることにしました。
 これはその番組の第4回目、10月22日に放送された、ユーミンがこれまで影響を受けたり、好きだった曲の特集の一部で、ユーミンプロコル・ハルムの「PILGRIMS PROGRESS」をその一曲としてかけました。司会は竹谷英子(たけやえいこ)さん。アルバム「流線型'80」発売すこし前の時期でした。

 

f:id:KONTA:20120929004218j:plain

 

 以下は、PROCOL HARUM の「PILGRIMS PROGRESS」 をかけた後のユーミンと竹谷英子さんのやりとりです。

*****

竹谷英子:ずいぶん聴き込んでるみたいで、レコードにスクラッチが入ってましたね、さすがね…(笑)。今の曲もやっぱりよく聴いてると、ベースにバッハがありますね。

ユーミン:そうですね。もうコード進行、その他、全部そうですね。で、あの、このアルバム(PROCOL HARUM の「A SALTY DOG」)がね、本当、よく、そういうプロコル・ハルム愛好家というのは、もう数少ないんですけども、会った時に話すとね、このアルバムが一番好きだって言うのね。で、これは…この曲のタイトルもそうだけど、「ピルグリムス・プログレス(PILGRIMS PROGRESS)」って、いわゆる“ピルグリム・ファーザーズ(Pilgrim Fathers)”っていうのが…、あのピューリタンで、要するにイギリスからアメリカに移民した人の話が、こう…トータル・アルバムになってて、詞もすごく深いんですよ。これがその、航海日誌みたいになっているんだけど、私、これを聞いていた頃、作った曲でね、「翳りゆく部屋」っていうのは…。

竹谷英子:あっ、あの曲…。

ユーミン:ええ、あれは、どうせ…初めの頃ね、‘あれ出しても売れないよ’ってカンジで言われてて、まあ「あの日にかえりたい」を出した後、一応ひと段落ついたから(笑)、本音を出してやろうと思って、あの…昔、もうこの頃に書いた曲をね、ひっぱり出してシングルにしたんです。

竹谷英子:ああ。そうですか…。

ユーミン:それとか「コバルト・アワー」に入ってる「航海日誌」とかね、今度のアルバム(「流線型'80」)にも「静かなまぼろし」っていうのが入ってますけど、なんか、この辺の影響なんですね。

竹谷英子:ああ、そう。まあ、そういうことも…。ともかく、もうこのプロコル・ハルムっていうのは、ユーミンにとってはすごく大きな存在なのね?

ユーミン:そうですね。あの…単にこう、音楽的にね、メロディーの癖が移ったとか、そういうものじゃなくてね、詞やなんかでも、全部行き方が変わっちゃったっていうところがあって、ええ…。

竹谷英子:へえ、すごい!(笑)

ユーミン:フフフ。なんか理屈っぽい少女だったから…。

竹谷英子:あっ、その頃は?

ユーミン:今は、柔らかい人妻になりましたけど…(大笑)。

竹谷英子:じゃあ、すっかりこの頃はプロコル・ハルムを集中的に…?

ユーミン:だからもう、45度ぐらい変わったっていうか…行き方が…。

竹谷英子:ああそう…、へえ~。

*****

 どう、参考になった? ユーミンプロコル・ハルムのジョイント・コンサート(?)が楽しみやわ~。

 

2019/03/02追記:

佐藤剛という馬鹿が 2018年09月28日 の

「翳りゆく部屋」~ユーミンが好きだったプロコル・ハルムソルティドッグ』とのつながり

という記事で、私のこのブログ記事をパクってます。泥棒やめろよな!!

 

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MATTHEW FISHER / STRANGE DAYS

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ユーミンとプロコル・ハルム

 ユーミン(松任谷由実 / 荒井由実)とプロコル・ハルム(PROCOL HARUM)がツアーだって。この企画はなかなか面白そう!
 でも正直言って、同時期発売のユーミン40周年記念ベストCD「日本の恋と、ユーミンと。」ASIN:B0096KTSMQ はいらないっ!一体何枚ベスト盤出すねん!!音楽業界不況っていう‘大人の事情’があるのかもしれないけど、リスナーを馬鹿にしてるよ。プロコル・ハルム共演の「青い影 / A Whiter Shade Of Pale」シングル盤で出せば十分です。リマスター盤って一体いつまでリマスターし続けるんでしょ?ベスト盤出すなら、せめてシングル発売のみで今は廃盤になった曲入れたら?

とりあえず、コンサートは期待したい。チケットがとれるかどうかわからないけど…。

というわけで、プロコル・ハルム関係の記事をアップしておきます。


下の切り抜きはタワー・レコードのフリー・ペーパー「bounce」1996年11月号の52頁に載ってたもの。



この下は、1977年にキングレコードから出たプロコル・ハルムのLP「ソールティ・ドッグ / A SALTY DOG」(レコード番号 GXG-1028) のライナー・ノーツに掲載されたユーミンの文章(読めるか?)。このアルバムの最後の曲「PILGRIMS PROGRESS」をユーミンは1981年〜1982年の「昨晩お会いしましょう」のツアーで歌ってました(すごく短いヴァージョンでしたが)。ASIN:B000BX4CZU



皆さん、「青い影」の時に手拍子はやめましょうね。ゲイリー・ブルッカーに“おまえらに俺のオックスフォード・イングリッシュがわかるかっ!”って、また怒鳴られるでぇ〜。



上は「アルバム ピム“悲しいほどお天気”/ 東京音楽出版社 1979年12月10日発行」収録のユーミンのインタビューより


プロコル・ハルムのマシュー・フィッシャー(Matthew Fisher)ASIN:B00004W3MLユーミンは大好きだったらしく、このインタビューの他のところでも、好きなミュージシャンとして名前を挙げています。彼は脱退しているの今回は来ないだろうけど…。ASIN:B0000011ON


ユーミンプロコル・ハルムを語る 1978年秋
https://k0nta.hatenablog.com/entry/2012/09/29/005049

に続きます。


ジュディ・ガーランドの4番目の夫マーク・ヘロン

 古いビデオ・テープを整理していて見つけました。テレビ大阪の「午後のロードショー」の放映を録画した映画に、ジュディ・ガーランド(Judy Garland)の4番目の夫マーク・ヘロン(Mark Herron 1928-1996)の姿を!(下の写真の緑の服の男)



 マークが俳優というのは知っていたけど、映画に出てる姿を見たのは今回初めてなんです。映画のオープニングのクレジットで彼の名前を見つけて、びっくりしました。マークはピーター・アレン(Peter Allen)の伝記ミュージカル「THE BOY FROM OZ」でも登場人物として描かれたので、このミュージカルを観た人には、ちょっと興味を持たれたかも知れませんね。



 マーク出演のその作品は、1969年の米ユニヴァーサル映画「猫 / EYE OF THE CAT」で、主演はマイケル・サラザン(Michael Sarrazin)、共演はゲイル・ハニカット(Gayle Hunnicutt)、エリノア・パーカー(Eleanor Parker)。監督は僕の大好きな映画「母の旅路 / MADAME X」を作ったデヴィッド・ローウェル・リッチ(David Lowell Rich)、脚本を「サイコ」のジョセフ・ステファノ(Joseph Stefano)が担当しています。肺気腫を患う資産家の叔母の遺産を狙う甥のサスペンスもので、この甥(マイケル・サラザン)が、猫恐怖症(猫アレルギーか?)なんです。

 マークの役は、エリノア・パーカー扮する叔母さんが通っている美容室のオーナー、ベルモンド。映画が始まってすぐに登場し、台詞も少しあります。実はゲイだったマークが、美容師という役どころが、イカニモありがち?。全然重要でもないチョイ役ですが、写真でしか見たことがなかったマークの動く姿に、ちょっと感激。



(上の写真、左からマーク・ヘロン、エリノア・パーカー、ゲイル・ハニカット)


 ジュディとマークは1967年には別れましたが、書類上(?)は1965年の11月から1969年の1月まで夫婦だったようです(IMDbからの情報に間違いがなければ…)。マークの実生活上の男関係としては、ヘンリー・ブランドン(Henry Brandon)というドイツ出身の俳優と長年恋人関係だったということが、知られているとか…。

 マークはジュディと別れた後、彼女に関しては一切沈黙を守ったといいます。本の一冊でも書けそうなのに、ある意味エライね〜(金に関心なかったんか?)。

Mark Herron & Judy Garland in Yokohama JAPAN in June 1964

1964年6月、豪華客船プレジデント・ルーズヴェルト号で、香港から横浜港に着いたマーク・ヘロンとジュディ・ガーランド
上の写真は2011年4月11日(月)の「朝日新聞」夕刊の記事「ジャーナリズム列伝 ダンスの相手は大女優 石川文洋(報道写真家)」より


映画「猫 / EYE OF THE CAT」についてはこちらへ:

http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=17202

http://www.imdb.com/title/tt0064310/


マークの恋人ヘンリー・ブランドン(Henry Brandon)の出演作:

http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=43533


ジュディ・ガーランド

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