アート・ガーファンクル(Art Garfunkel)もユーミン(松任谷由実 / 荒井由実)が好きだそう。この記事は、雑誌「週刊プレイボーイ」からのもので、1988年7月24日の来日公演直前のアートのインタビュー(インタビュアーは佐々木徹さんという方)です。選曲にうるさいアートにも、一度ユーミンの曲を採り上げてもらいたいな。ただし、英語歌詞をちゃんとしたものにして…。
今までのユーミンの英語歌詞でのカバーって、ほんの数曲の例外を除いてみんな全然ダメな出来だと思うんだわ。その最大の原因は英語歌詞にある気がします。英語の歌詞は韻が大切だけど、全然韻を踏んでなかったり、陳腐な韻だったり…。ユーミンの日本語歌詞を薄めて英訳したようなものばっかり。内容を単に翻訳したって、文化や生活様式が違うがな…。英語がわからない日本人に聴かせるなら、とりあえず英語を埋めておけば、この程度でいいでしょみたいな、やっつけ仕事かよっ?
英語ヴァージョンを作るなら、もうオリジナルの日本語歌詞に捕らわれることなしに、例えばポール・ウィリアムス、アラン&マリリン・バーグマンとかキャロル・ベイヤー・セイガー級の一流の人たちに自由に歌詞を書いてもらうべきだと思う。イヴァン・リンスの曲なんか英語の歌詞がついて英語圏で、もうスタンダードになってるでしょう?いい英語歌詞で素晴らしい歌手が歌えば、それは素敵なものが出来ると思うんだけど…。一度クインシー・ジョーンズに売り込んでみればっ?(まあ、ユーミンのオリジナルを超えるものはないだろうけどね。)
ガーファンクルの歌うサウンドトラック版・別ヴァージョンの「Bright Eyes」はこのCD↑で。