Kontaの歓びの毒牙

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映画「愛と法」 私にはもの足りなかったドキュメンタリー

 2018年8月5日の日曜日の17:00から、大阪難波高島屋前で行われた「杉田水脈議員の辞職を求める大阪緊急街宣」を支持しに、私もこの抗議活動イヴェントに出かけて行った。その時「この人、なんか見たことある!」という男の人がいたのだが、それが南和行弁護士であった。あとで思い出したのだが、南さんの顔を知っていたのは、2013年の8月にテレビで放映された「映像'13」という1時間のドキュメンタリーをビデオに録画し、それを見ていたからであった。

 

「映像'13」について詳しくはこちら:

http://gladxx.jp/news/2013/08/3440.html

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TBSオンデマンド
MBSドキュメンタリー「映像’13」 弁護士“夫夫”

https://streaming.yahoo.co.jp/c/y/00505/v13040/v1000000000000006466/

 

 その8月5日の難波の街宣の終わりの方で、南和行弁護士が行ったスピーチが大変素晴らしく、それを聞いて私は南さんのファンになってしまった。その演説にとても感動した私は、南さんにメールを送って感謝の気持ちを述べようかと思ったほどである(実際はメールは送らなかったが…)。

 

杉田水脈議員の辞職を求める大阪緊急街宣」模様はこちら:

(南和行弁護士の素晴らしいスピーチは52:00~59:00あたり)

https://www.youtube.com/watch?v=MkwElZr9wHg

#0805杉田辞職しろ大阪街宣

 

 そしてその日、家に帰ってから5年前に録画したビデオを取り出して「映像'13」を再び見た。とても良い内容で、その後、友人にそのビデオを見せたりもした。それからしばらくして「愛と法 / OF LOVE & LAW」(2017年 戸田ひかる監督 94分)という、南和行さんと吉田昌史さんの弁護士“夫夫”の新たなドキュメンタリー映画が公開されるとネットの情報で知った。そう、私は映画の公開を大変楽しみにしていたのである。先日その映画が大阪で公開され、私も早速観て来たのであるが、期待がすごく大きかったせいか、その出来になんだかもの足りないものを感じてしまった。

 

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 ドキュメンタリーでは弁護士“夫夫”が扱っている裁判の内容がずっと続いていて、二人の愛の生活が、あまり印象に残らなかったからかもしれない。弁護士“夫夫”がずっと仕事に忙殺されてるようで、お疲れ気味のカップルを見ているのは、かなりしんどかった。実際、二人の現在の日常生活がそうなのかもしれないが、ゆったりくつろぐ休暇中の二人の姿も見たかったと思う。テレビの「映像'13」では、二人が旅行に行った時の模様や、仲間たちとのバーベキュー、パトリック・リネハン大阪神アメリカ総領事(当時)とその夫であるエマーソン・カネグスケさんとの豪華な食事会の様子など、空間的な広がりのある、素敵な場面が色々あったので、そういったシーンがこの映画にも多くあれば、観客も一息つけるし、もっとメリハリというか、コントラストがあってよかったのではないだろうか?

 

 それと気になったのは、現在の“夫夫”の法的な位置づけである。2018年現在、日本では同性婚がまだ法的に認められてはいない。お二人が2011年に結婚披露宴を行ったのは映像で出てくるのだか、それが単なるお披露目のイヴェントだけで終わっているのか、実際に養子縁組などをして、なんらかの法的に認められた関係であるのかが説明されていないので、そこがよくわからない。二人が望んでいるらしい、同性カップルとして里親になる、とういことにはどういったハードルを越えなければならないのかも、特に説明されていないのが気になった。

 

 もうひとつ、山本なつおさんという方が唐突に出てきて一枚の紙を見せて「この一枚の紙の為に…」といった話をするのだが、そこが説明不足で「え、何?何?」となってしまった。なつおさんは見たところ、トランスジェンダーのようにも見えるし、発言では「母と娘」になってるし、「え、どういうこと?戸籍の性別の変更かなにかの話が突然出てきたの???」と、混乱してしまった。でも、シェフになりたいみたいな話もしていたので、なつおさんの映像の前に出てきた、後姿のみで登場した無戸籍問題の男の人?で「料理関係の仕事につきたかったけど、戸籍の問題であきらめてしまった」と話していた方と、このなつおさんはもしかして同一人物なのか?とごちゃごちゃになってどうもスッキリしなかった。もともと無戸籍問題の記者会見では顔を隠した長い髪の女性が出てきていたし、いったいこれはどうなってるんだと、とても理解しづらく、ここはまったくの説明不足だと思う。この3人はどう繋がるのか?もしかして3人がみな同一人物とか?どうも編集に問題があるのではないかと思ってしまった。何も説明されていないので大変混乱させられる。

 

 “夫夫”と一時同居することになる「ゲイのことはテレビで見て知ってるから」と言っていた若者カズマ君へのインタビューもちょっとツッコミ不足である。実際ゲイのカップルと同居してみて、テレビで見ていたゲイとどう違った(あるいは同じだった)のか、そういう点を訊いてみたかったし、カズマ君の現在の恋人(女性)の驚きの反応にも、何らかの質問を投げかけてみてもよかったのではないだろうか?

 

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 また、勉強会が終わった後、南弁護士に否定的な意見を言ってくるオヤジがちょっと映し出されるのだが、そういう人物をもう少し カメラが追っていたらもっとゲイや同性カップルに対する凝り固まった偏見があぶりだされて良かったのではないかとも思われる。南さんが多忙でその人物の相手をする時間がなかったとしても、そのオヤジが自分の主張を述べるのをカメラにとらえるだけでも何らかの差別意識や嫌悪、恐怖が、そこに映し出されたのではないだろうか?「私の本を読んでください。すべて書いてありますから」という南弁護士の言葉で、やりとりが終わってしまったのが残念であった。

 

 この映画には英語字幕がついているのだが、「この日本語はどう訳されているのだろう…」と気になってついついそちらを目で追うので、結果、映像に集中するのを妨げることになってしまっている気がする。

 

 映画を観終わって、二人が扱っている裁判の話だけで映画が終わってしまったという印象が強かった。「え、これでもう終わり?」と、どうも自分が期待していたものとは違っていて、かなりもの足りなかった。ゲイ・カップルの素敵な生活が見たいという私の望みは、やはりこのドキメンタリーには、要求しすぎなのだろうか?

 

 私は南和行弁護士のファンである。だからこのドキュメンタリー映画を支持したいし、多くの人に見てもらいたいという気持ちは当然ある。しかし、残念な部分が色々あって観終わったあと、手放しで褒め称えるということは出来なかった。ドキュメンタリーではどこまで突っ込めるかが、監督の力量ではないだろうか?映画の素材は素晴らしいのに、そこがとても残念である。もともと面白い題材をただ撮っているだけではダメなのだ。でも、私はもう一度、今度は友人を連れてこのドキュメンタリー映画を見に行くつもりでいる。もしかしたら私が見逃している部分があったかもしれないし、今度はもっとよく理解できるかもしれない。また友人の意見も聞いてみたいという気持ちもあるからだ。

 

 色々厳しいことを書いてしまったが、これは、皆さんにもぜひご覧になっていただきたい作品であり、色んな人に意見を表明していただきたいドキュメンタリー映画であることは確かである。

 

追記:弁護士“夫夫”の著作「僕たちのカラフルな毎日」も早速購入いたしましたよん。

 

追記2(2018年10月4日):

同性婚

同性カップルが里親になること

君が代不起立裁判

・ろくでなし子裁判

・無戸籍者裁判

この5つそれぞれが、各90分のドキュメンタリー映画を撮れそうな程、大きなテーマである。それを94分の1本の映画でまとめて一気に見せられるので、“ツッコミ不足”、“もの足らん”、“ごちゃごちゃや”、“なんか疲れたわ” という感想になったのではないか? 監督さん、ちょっと欲張りすぎたのでは?

 

追記3(2018年10月7日):

 2回目観てきた。やっぱり説明不足でわかりにくい部分が気になる。ドキュメンタリーでそれは致命的では?

 吉田昌史弁護士が「仕事を辞めた」と発言するシーンがあるのだが、それがいつのことかまったく不明で、「え、弁護士辞めたの?もしかして休職してるという意味?」と混乱させる。もっとテロップで分かり易くすべきでは? この部分、私は後に弁護士“夫夫”の著作「僕たちのカラフルな毎日」(←素晴らしい内容!)を読んでやっとなんのことか理解できた。

 今回の観賞で、“無戸籍者A”(髪が長く顔を隠した女性に見える人)、“無戸籍者B”(声から男性に思える後姿のみ登場の人)、そして“山本なつお”さん(トランスジェンダーに見える人)がいることが、わかったが、この“無戸籍者B”と“なつお”さんがどうやら、同一人物のように思える(後姿の無戸籍者Bらしき映像がなつおさんの部分に挟み込まれる為)が、実際どうなのかは不明。もし同一人物なら、「無戸籍者Bは、山本なつおとして戸籍取得」という説明がなぜないのか、理解できない。なつおさんが親と喧嘩したと発言するのだが、なぜなのか、どういった問題点がそこにあったのかも、まったく触れられていない。

 それと、ある無戸籍者の母親が「この子が死んだら、誰が一体この子の存在を覚えていてくれるのだろう?」という場面があるのだか、「はあ?」という感じである。無戸籍であるということは、そんな感情レベルの問題ではないだろう。日本で戸籍がないということは、「生きていく上で」とてつもない困難を伴うことである。‘死んでも覚えていてもらいたい’なんていう感傷的な発言場面を入れるなら、もっと大切な入れるべきシーンがあったのではないだろうか?

 取り扱った題材はすごくよいのに、作りが悪くてイライラ、モヤモヤさせられる点が多いドキュメンタリーになってしまったのが、とても残念である。

 

最後に: 

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この↑ポスターやチラシならば、あのドキュメンタリー内容でも納得いくが、弁護士“夫夫”を、集客の為か前面に押し出して宣伝しているので、私のように「なんか期待してたものと違うぞ」と思ってしまうのではないだろうか?人間ドラマや恋愛映画の短い一場面のセックス・シーンを、ビデオやDVDのジャケット写真に使って、エロエロ映画に見せて売る商法と同じやり方のような気がする。誤解を招く広告、JAROに訴えたくなったわん。責任者、出てこいっ!

 

僕たちのカラフルな毎日 ~弁護士夫夫の波瀾万丈奮闘記~

僕たちのカラフルな毎日 ~弁護士夫夫の波瀾万丈奮闘記~

 
同性婚 私たち弁護士夫夫(ふうふ)です(祥伝社新書)
 

 

 

Phyllis Hyman フィリス・ハイマン You're The One

 フィリス・ハイマン(Phyllis Hyman)が1977年に録音し、2002年までお蔵入りしていた歌「You're The One」。この曲はフィリスの1枚目のアルバム「PHYLLIS HYMAN / ソフト&メローの妖精」(1977年)で「One Thing On My Mind / ワン・シング・オン・マイ・マインド」と「I Don't Want To Lose You / 君を失いたくない 」の2曲のアレンジとプロデュースを担当した John Davis (John E. Davis) によってプロデュースされています。

 

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また、この歌を書いたのも John Davis 自身です。 

You're The One

Written by John Davis

and published by Midsong Music Inc. and Mydeb Music, Inc.  (ASCAP)

(c)1977

 

私がこの歌「You're The One」を最初に聞いたのは、アシュフォード&シンプソン(Ashford & Simpson)がプロデュースした、ヴァレリー・シンプソン(Valerie Simpson)の弟のレイ・シンプソン(Ray Simpson)のアルバム「TIGER LOVE」(1978年)ででした。

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レイのヴァージョンも John Davis がアレンジを担当しています。 

 

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アシュフォード&シンプソン作の歌がひとつも含まれていないのがなんとも残念なアルバムです。

 

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(注意!) 1992年にヴァージンからアルバムを出した、イギリスを拠点に活動する同姓同名の Ray Simpson という歌手がいます。顔もかなり似ているので紛らわしいですが、まったくの別人だそうです。私は今まで25年間ずっと同一人物だと思い込んでました。フランキー・ナックルズのリミックスした12インチなども当時買って持ってます。  

 

レイのアルバムの中にあった「You're The One」の歌詞を掲載しておきます。 

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 この曲の出版元の「Midsong」はジョン・トラヴォルタ(John Travolta)のレコードを出していたレーベルだったのを思い出して、ジョンの1976年と1977年の2枚のアルバムをチェックしてみました。するとやっぱりクレジットに John Davis の名前がありました。Davis さん、トラヴォルタのファースト「JOHN TRAVOLTA / 初恋のプリンス」では全曲のアレンジ、セカンドの「CAN'T LET YOU GO / サタデイ・ナイト・ヒーロー」では1曲プロデュースとアレンジを担当しています。私はトラヴォルタのレコード、中学の時から大好きだったのです。

 

Midsong / Midland についてはこちら:
https://en.wikipedia.org/wiki/Midland_International_Records

 

 John Davis さんのことが気になったのでもうちょっと調べてみると、この曲「You're The One」のオリジナルが彼自身のディスコ・アルバムに入っているという情報も出てきました。

John Davis and the Monster Orchestra

アルバム「UP JUMPED THE DEVIL」1977年

 

とりあえずシングル盤をネットで見つけて購入しました。 

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こちらで聞くことができます:

John Davis & The Monster Orchestra - You're The One 1977
https://www.youtube.com/watch?v=GOD-UfCT9bg

 

 John Davis は1947年フィラデルフィア生まれで、The Silver Convention, Teddy Pendergrass, Diana Ross, First Choice, The Three Degrees, Carol Douglas, Charo, Grace Jones, Joey Travolta などのアレンジやプロデュースをしている方だったんですね。私の持ってるレコード(↓下の画像)にも沢山彼の仕事がありました。彼がアレンジとプロデュースを手掛けた最初の大ヒットが William DeVaughn のアルバム「Be Thankful For What You Got」(1974年)だっだとは、素晴らしいです。

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Works of John Davis (producer, arranger and musician) 

 

こちらで彼の興味深いインタビューが読めます:
An interview with producer, arranger and musician, John Davis by Eric Warncke
https://www.discomusic.com/53-john-davis

 

 2013年に SOULMUSIC RECORDS から再発されたフィリスのファースト・アルバム(番号:SMCR 5101 ジャケット表の左下に THE BUDDAH YEARS と印刷されている全13曲入りのCD)のライナー・ノーツの中でも彼は、フィリスについての思いと録音時の思い出を語ってくれています。とても心を打つコメントですよ。ぜひ読んでみてください。

 

 おまけ:

 ヴァレリーの弟レイ・シンプソンは、ヴィレッジ・ピープル(Village People)のリード・ヴォーカルを1代目のヴィクター・ウィリス(Victor Willis)から引き継いだことも知られています。 ヴィレッジ・ピープルが初来日した1980年のインタビューがあったので、ついでにアップしておきます。レイは映画「ミュージック・ミュージック / Can't Stop The Music」(1980年)にも出演しており、下のインタビューでも発言しています。ネットの情報によると、現在、奥様と娘さんが一人がいるそうです。

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このインタビューに参加したのは 、

デイヴィッド・ホードー(David Hodo) 道路工事人

グレン・ヒューズ(Glenn Hughes) バイカー

レイ・シンプソン(Ray Simpson) 2代目ポリスマン

フェリペ・ローズ(Felipe Rose) インディアン

の4名。

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(↑ヴァレリー・シンプソン兄貴って…実は男だったのかっ?)

ランディ・ジョーンズ(Randy Jones) カウボーイ

アレックス・ブレイリー(Alex Briley) GI 

は欠席です。

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このインタビュー記事は、関西ディスコ連盟が発行したフリー・ペーパー「Dancin'」VOL.1 / 創刊号(1980年5月25日号)より。1980年の9月中旬に西梅田の大阪ウドー音楽事務所にルパート・ホルムズ(Rupert Holmes)のコンサート(1980年11月19日 万国博ホールにて開催)のチケットを買いに行った時にもらったものです。関西のディスコ・チャートなども掲載されていてとても素敵な内容のフリー・ペーパーでした。

 

 John Davis さんのコメントが読めるのはこの↓2013年発売の「THE BUDDAH YEARS」です。もちろん 「You're The One」も収録されています。 

THE BUDDAH YEARS

THE BUDDAH YEARS

 
Very Best of Ashford & Simpson (Reis)

Very Best of Ashford & Simpson (Reis)

 
John Travolta

John Travolta

 
Can't Let You Go

Can't Let You Go

 
Travolta Fever

Travolta Fever

 
Disco Recharge: Night & Day/Up

Disco Recharge: Night & Day/Up

 
Disco Recharge: Ain't That Eno

Disco Recharge: Ain't That Eno

 
Live & Sleazy

Live & Sleazy

 
Can't Stop The Music: The Original Motion Picture Soundtrack Album

Can't Stop The Music: The Original Motion Picture Soundtrack Album

 
Partners in Crime

Partners in Crime

 
アドヴェンチャー

アドヴェンチャー

 
Greatest Hits

Greatest Hits

 
パートナーズ・イン・クライム

パートナーズ・イン・クライム

  
Be Thankful For What Y

Be Thankful For What Y

 
Be Thankful for What You Got

Be Thankful for What You Got

 
世界の恋人

世界の恋人

 
Ole Ole

Ole Ole

 
Portfolio/Fame/Muse

Portfolio/Fame/Muse

 
Fame

Fame

 
Full Bloom

Full Bloom

 
Original Album Classics

Original Album Classics

 
This One's for You / Heaven Only Knows

This One's for You / Heaven Only Knows

 
YOU KNOW HOW TO LOVE ME (EXPANDED EDITION)

YOU KNOW HOW TO LOVE ME (EXPANDED EDITION)

 

フィリスの「You're The One」はこの↑アルバムにもボーナス・トラックとして収録されていますが、作者のクレジットは(Unknown)となっています。

ユー・ノウ・ハウ・トゥ・ラヴ・ミー(期間生産限定盤)
 

  

Phyllis Hyman フィリス・ハイマン Here's That Rainy Day

 スタンダードの「Here's That Rainy Day」 の好きなヴォーカル・ヴァージョンは、ケニー・ランキン(Kenny Rankin)、ディオンヌ・ワーウィック(Dionne Warwick)、そしてもちろん、フィリス・ハイマン(Phyllis Hyman)。

 

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"Here's That Rainy Day"

(Johnny Burke / James Van Heusen)

 

Maybe I should have saved those leftover dreams
Funny but here's that rainy day
Here's that rainy day they told me about
And I laughed at the thought
That it might turn out this way

Where's that worn out wish that I threw aside
After it brought my love near
Funny how love becomes such a cold rainy day
And funny that rainy day is here

 

"Here's That Rainy Day (レイニイ・デイ / あの雨の日が)"

歌詞 和訳 意味 意訳


たぶん、古くなった夢であっても、残しておくべきだったのね
おかしいわ、そう今日はつらい雨の日…
こんな日のことだったのね、彼らが言ってたのは…
傷ついて泣くことになるかもよ、と忠告された時、
そんなことありえないわと、笑い飛ばしてしまった私

愛を見つけるまで大切にしてきたあの希望は、どこかしら?
その願いが叶って舞い上がっていた私は、
長く持ち過ぎてボロボロになってしまっていたそんな望みなど、
どこかへ捨ててしまったの
おかしいわね、愛というものが、
こんな冷たい雨模様になってしまうなんて…
滑稽だわ、夢も希望も愛も失くして、
こんなつらい雨の日にいるなんて…

  

Ultimate Phyllis Hyman

Ultimate Phyllis Hyman

 
Loving You Losing You: Classic

Loving You Losing You: Classic

 
Sing a Song

Sing a Song

 
SOMEWHERE IN MY LIFETIME ~ EXPANDED EDITION

SOMEWHERE IN MY LIFETIME ~ EXPANDED EDITION

 
I'LL NEVER FALL IN LOVE AGAIN/VERY DIONNE/DIONNE/JUST

I'LL NEVER FALL IN LOVE AGAIN/VERY DIONNE/DIONNE/JUST

 
Kenny Rankin Album

Kenny Rankin Album

 
I Am Who Sings

I Am Who Sings

 

  

フランソワーズ・アルディ Françoise Hardy の初来日 1974年

 フランソワーズ・アルディ(Françoise Hardy) の初来日時の写真を見つけました。

 

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Françoise Hardy, sa première fois au Japon, du 16 au 20 avril 1974

 

古い映画雑誌「ロードショー」の1974年7月号の113頁に載っていました。この時のアルディは1974年4月16日から4月20日の5日間、日本に滞在。来日中に、1973年6月16日生まれの一人息子のトマ・デュトロン(Thomas Dutronc)が病気だという知らせが届き、予定を変更して急遽パリに戻ったそうです。

 

その後アルディは2度来日しています。

1991年4月末、伊勢丹主催のプライヴェート・トーク・ショー(4/27土曜日、4/28日曜日に原宿クエストホールにて開催)の為に来日

1996年7月末、アルバム「ル・ダンジェ~危険な香り / LE DANGER」のプロモーションの為に来日

 

おまけ:裕木奈江さんの1994年のアルバム「素描」にアルディとアラン・ルブラノ(Alain Lubrano 1964 - 2011)が共作した「COMMENT SAVOIR?」の日本語カバー「愛が聞こえる」が収録されています。オリジナルは Alain Lubrano の1992年のアルバム「EAUX TROUBLES」(←アルディとの共作8曲あり)で。

 

スエーデンの城 [DVD]

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グラン・プリ [Blu-ray]

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ル・ダンジェ?危険な香り

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Live in the Sixties

Live in the Sixties

 
Entr'Acte

Entr'Acte

 
Eternels Jusqu'a Demain

Eternels Jusqu'a Demain

 
プロフィール

プロフィール

 
Personne D'autre

Personne D'autre

 
PERSONNE D'AUTRE [LP] [12 inch Analog]

PERSONNE D'AUTRE [LP] [12 inch Analog]

 

       

フィリス・ハイマン の来日 Phyllis Hyman in Japan

 フィリス・ハイマン(Phyllis Hyman)は何度来日しているのでしょうね? 少なくとも仕事では3度、東京に滞在したようです。

 

1987年8月25日に日本フォノグラムから出された日本独自企画のフィリスのバラード集「ザ・ソフィスティケイテッド・レディ / The Sophisticated Lady」(32RD-104)が、アリスタの日本配給元の変更に伴い同内容ですが新たなジャケットで、1年後の1988年の8月21日にBMGビクターから再発されました。そのビクター盤(A32D-61)の解説で越谷政義さんが1988年の6月に次のように書いていらっしゃいました。

 

(身長が185.5㎝あったフィリス、ハイヒールを履くと軽く190㎝を超えていたでしょうね。↓) 

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Nancy, Anita & Phyllis 1988

 

1988年5月31日(火)〜6月3日(金)の4日に渡り開催された第17回東京音楽祭(17th Tokyo Music Festival)にフィリス、プレゼンターとして参加していたんですね。

 

この1988年の第17回東京音楽祭は、

 

5月31日(火) 23:50~24:44 東京音楽祭 前夜祭

6月01日(水) 23:50~25:49 東京音楽祭 ロック・スペシャ

出演:グレン・メデイロス(Glenn Medeiros) ジョニー・ヘイツ・ジャズ(Johnny Hates Jazz) ウェット・ウェット・ウェット(Wet Wet Wet) ほか

6月02日(木) 23:30~24:54 東京音楽祭 アジア大会

6月03日(金) 23:30~24:54 東京音楽祭 スペシャル・ゲスト・ショー

出演:アース・ウィンド&ファイアー(Earth, Wind & Fire)

    

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そして、

6月04日(土) 22:02~23:53 東京音楽祭 世界大会

出演:アース・ウィンド&ファイアー(Earth, Wind & Fire) クール&ザ・ギャング(Kool & the Gang) ジョディ・ワトリー(Jody Watley) エリサ・フィオリオ(Elisa Fiorillo) アンテナ(Antena / Isabelle Antena) チャーリー・シーン(Charlie Sheen) 小林克也 十朱幸代 沢口靖子 ほか

 

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というように、TBS系で5夜連続テレビ放映されたようです。

 フィリスがプレゼンターとして登場した場面の録画ビデオが残っているのであれば是非見たいものです。 

 

あと2度のフィリスの東京滞在は、ブルーノート東京(Blue Note Tokyo)の出演の為でした。

ブルーノート東京でのライヴは1989年の2月と12月、合計13日間行われました。

1989年02月13日(月)~02月18日(土)

1989年12月25日(月)~12月31日(日)

大晦日のライヴでは新年のカウントダウンもあり、観客の皆さんはフィリスと共に1990年を迎えたそうですよ。

 

Phyllis Hyman at Blue Note Tokyo, Japan

13/02/1989~18/02/1989

25/12/1989~31/12/1989

 

1989年年末の公演は一部NHK衛星第2でテレビ放映もされました。 

 

放映日時は翌1990年(平成2年)2月23日(金)20:00~21:00です。

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このジャズ・ライヴのテレビ番組は、

GOLDEN JAZZ CONCERT

FEMALE SINGERS BEST FIVE

LIVE IN JAPAN

というシリーズで5夜連続で女性ジャズ歌手のライヴ映像が放映されたものです。

 

1990年2月19日(月)20:00~21:00 / 再放送1990年5月14日(月)25:30~26:30

サリナ・ジョーンズ(Salena Jones)

https://www.youtube.com/watch?v=i_INIsttxrg

 

1990年2月20日(火)20:00~21:00 / 再放送1990年5月15日(火)25:30~26:30

ヘレン・メリル(Helen Merrill)

https://www.youtube.com/watch?v=XbZbohg-wsM

 

1990年2月21日(水)20:00~21:00 / 再放送1990年5月16日(水)25:30~26:30

ナンシー・ウィルソン(Nancy Wilson)

https://www.youtube.com/watch?v=kJnkhBZm3E4

 

1990年2月22日(木)20:00~21:00 / 再放送1990年5月17日(木)25:30~26:30

カーメン・マクレエ(Carmen McRae)

https://www.youtube.com/watch?v=MlNP_KQ4XfY

 

1990年2月23日(金)20:00~21:00 / 再放送1990年5月18日(金)25:30~26:30

フィリス・ハイマン(Phyllis Hyman)

 

というラインナップでした。この5人の中にフィリスを選んだ番組制作担当者の方が素晴らしすぎますね~。

 

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もちろん私は、フィリスの放映時はビデオ録画しました。

 

Phyllis Hyman at Blue Note Tokyo, Japan

 

Keyboards: Terrance Burrus / Terry Burrus

Bass: Ronald Richardson / Ron Richardson

Drums: Dennis Alston

Sax: John Valentino

Vocal: Eric Jones

 

01. What You Won't Do For Love
02. You Just Don't Know
03. I'll Never Do You Wrong
04. Meet Me On The Moon
05. My Funny Valentine
06. Living In Confusion
07. Old Friend
08. What Ever Happened To Our Love
09. No One Can Love You More
10. Sophisticated Lady
11. Take The "A" Train
12. I Got It Bad And That Ain't Good
13. Living All Alone
14. Walk Away

 

taped: some time during 25/12/1989~31/12/1989

televised in Japan: 23/02/1990 & 19/05/1990

 

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この素晴らしいライヴは現在ネットで見ることができます:

Phyllis Hyman at Blue Note Tokyo, Japan, December 1989

https://www.youtube.com/watch?v=wy_y7r3ah58

  

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ソフィスティケイテッド・レディ

ソフィスティケイテッド・レディ

 
Deliver the Love: the Antholog

Deliver the Love: the Antholog

 
Living All Alone

Living All Alone

 
Prime of My Life

Prime of My Life

 
Soul of Jazz

Soul of Jazz

 
フィリス・ハイマン

フィリス・ハイマン

 
Sing a Song

Sing a Song

 

   

映画女優 フィリス・ハイマン Phyllis Hyman

 フィリス・ハイマン(Phyllis Hyman)が出演した映画は、全部で4本。すべて日本でもビデオ化されています。

 

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・「レニー・ブルース / Lenny」 (1974)

   ボブ・フォッシー(Bob Fosse)監督

・「仮面のレジデンス / Too Scared to Scream / The Doorman」 (1982 / 1983)

   トニー・ロー・ビアンコ(Tony Lo Bianco)監督

・「スクール・デイズ / School Daze」(1988)

   スパイク・リー(Spike Lee)監督

・「ダイナマイト刑事(デカ) / Soda Cracker / The Kill Reflex」(1989)

   フレッド・ウィリアムソン(Fred Williamson)監督

 

それぞれの映画のフィリス出演場面の詳細は、また改めて書きます。

 

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レニー・ブルース [DVD]

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Lenny - Soundtrack

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Greatest Golden Hits

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School Daze (1988 Film) [SOUNDTRACK]

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One on One

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Original Gangstas / Soda Cracker [DVD] [Import]

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Tribute Songs to

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プライム・オブ・マイ・ライフ

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Prime of My Life

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IN BETWEEN THE HEARTACHESTHE B

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井沢満 同窓会 VHSビデオ 特典映像

 まだまだハマっています、1993年のテレビ・ドラマ「同窓会」(脚本:井沢満)。全10回放映時にすべてビデオ・テープに録画して保存してあったんですけど、今回それらをDVDに焼いていて気づいたんです、第4回目の11月10日放映分の終わりが切れていることに…。それは「同窓会」の前のサッカー中継が延長されて、放映時間がずれてしまったのが原因で起こったようです。この回の週は僕はちょうど旅行中でビデオの留守録予約をセットして、ドイツに出かけていたことを思い出しました。

 つまり七月(斉藤由貴)が真っ赤な口紅を買ってゲイ・バー「SPLASH」に出かけるシーン等の名場面、ラスト15分間がそっくりないんですよ。すぐにネットで動画を探してその部分は無事見れましたが、やはり映像を手元に持っておきたい!と思い、また、ビデオに収録されているという特典映像というのも非常に気になったので、早速中古VHSビデオ探して、結局全4本買ってしまいました。幸いコピー・ガードはされていませんでした。

 

 そういうわけで、ここではそのビデオの特典映像の内容を紹介します。現在発売されてるDVDの特典とは同じ内容なんでしょうかね?気になります。

 

 VHSビデオでは、全4巻のうち4巻目以外の1~3巻の巻末にそれぞれ、11~12分の特典映像が収録されています。毎回収録の未公開オープニングと音楽ビデオを除く「撮影現場の裏側」だけで言うとそれぞれ5分ずつぐらいです。

 

 

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未公開オープニングの男性モデル2人もそれ風?

 

VHSビデオ「同窓会」Vol.1

・テレビでは放映されなかった未公開オープニング(西洋人モデル男2人、女1人出演 音楽:Mr.ChildrenCROSS ROAD」)約2分

・土肥の海の前での撮影風景(高嶋政宏長与千種高杢禎彦田口浩正)

高嶋政宏インタビュー

・体育館でのバスケットボールの場面の撮影合間

・恩師の妻のお葬式に集まる場面撮影風景・合間

斉藤由貴インタビュー

チンドン屋場面撮影風景(荻野目慶子、別所哲也)

・荻野目慶子インタビュー

・体育館でのバスケットボールの場面の撮影風景(田中美奈子、他)

・大時計の前の同窓生6名

・オーディオ商品紹介(主題歌・タイトルソング)

米川英之「同窓会」ミュージック・ビデオ 約4分

 

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撮影現場の裏側 は PART 1~3 まであります。ビデオ1~3に収録。

 

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大時計の前で「同窓会、見てね~」 Alumni Reunion 1993

 

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インタビューに答える西村和彦さん。美男!

 

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中(あたり)と風馬のキスシーンに群がる大勢の報道陣。加熱気味~

 

VHSビデオ「同窓会」Vol.2

・テレビでは放映されなかった未公開オープニング(西洋人モデル男2人、女1人出演 音楽:Mr.ChildrenCROSS ROAD」)約2分

ゲイ・バー「SPLASH」内での風馬、嵐「俺あの人にめぐり会うために生まれてきたんだと思う」、潮(国分太一)の場面撮影風景(坂本昌行も少し)

西村和彦インタビュー

・嵐がシャワーを浴びながら電話で風馬と話す場面の撮影風景

山口達也インタビュー

・報道陣の前で、中(あたり)と風馬のキスシーンを再現する高嶋と西村

・オーディオ商品紹介(主題歌・タイトルソング)

米川英之「同窓会」ミュージック・ビデオ 約4分

 

f:id:KONTA:20180130200748j:plain熱烈な!キスを報道陣の前で再現したあとの主演俳優2人

 

VHSビデオ「同窓会」Vol.3

・テレビでは放映されなかった未公開オープニング(西洋人モデル男2人、女1人出演 音楽:Mr.ChildrenCROSS ROAD」)約2分

高嶋政宏西村和彦、二人並んでのインタビュー

・風馬が中(あたり)の前でナイフで死のうとする場面の撮影風景

・風馬と中(あたり)のベッドシーンの練習風景

高嶋政宏西村和彦、二人並んでのインタビュー

・土肥温泉で最近…

・オーディオ商品紹介(主題歌・タイトルソング)

米川英之「同窓会」ミュージック・ビデオ 約4分

 

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西村:「そんなこと言ってないじゃないですか~」(笑)

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レポーター:「なんか西村さん、高嶋さんを好きになっちゃった?」

西村:(笑)

高嶋:「俺もね、昨日河口湖でちょっと、ロケやってたんですけど、昨日ずっと二人でね、二人っきりだったんですけどね、なんか…好きになっちゃって…。」(笑)

西村:「番組が終わるころには、あの…熱愛宣言が出来るかもしれませんね…。」

レポーター:「芸(ゲイ?)能界初ですね。」

 

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ホンマか?

 

VHSビデオ「同窓会」Vol.4 特典映像の収録はありません

 

 このドラマが作られたのは、本当に驚くべきことですね。出演俳優が実に素晴らしいし、主題歌も挿入歌も名曲だし、映像は美しいし、数々の名セリフを生んだ脚本も、特に第7話までは最強にして最高!でしょう。1993年は、まだその後に起こる神戸の震災も、地下鉄サリン事件も知らない時代。バブルは崩壊していたとはいえ、一般の生活ではそれほど大きな影響も出ておらず、まだまだ楽天的な空気感のあった頃だったと記憶しています。その時代(ゲイ・ブームでもありました)にしか生まれえなかった驚異的なテレビ・ドラマ!と言えるのではないでしょうかね。井沢満さん、素敵な作品をありがとうございます!!

 

 

同窓会(1) [VHS]

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同窓会(2) [VHS]

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同窓会(3) [VHS]

同窓会(3) [VHS]

 
同窓会(4) [VHS]

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同窓会 DVD-BOX

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同窓会

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