なんとまあ!「THE BOY FROM OZ / ザ・ボーイ・フロム・オズ」日本版、12年振りに4度目の上演だって。ビックリ!
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THE BOY FROM OZ / ザ・ボーイ・フロム・オズ
人生にはショータイムが必要だ―
初演から15年―
大ヒットミュージカル「THE BOY FROM OZ」が帰ってくる!
2005年に坂本昌行主演で上演され、その後2度(2006年、2008年)にわたって再演されるなど、そのパフォーマンスで好評を博した大ヒット作が、日本初演から15年、再々演から12年を経て、2020年に帰ってきます!
「THE BOY FROM OZ」の主人公は、1970~80年代にアメリカを中心に活躍したオーストラリア出身のエンターテイナー、ピーター・アレン(Peter Allen)。波瀾万丈な人生を送った彼は、「愛の告白 / I Honestly Love You」「あなたしか見えない / Don't Cry Out Loud」「ニューヨーク・シティ・セレナーデ / Arthur's Theme(Best That You Can Do) 」などの数多くの不滅の名曲を生み出しました。本作は、“My songs are my biography”と語っていたピーター・アレンのその生涯を、彼が生み出した名曲とともに送るミュージカルです。
2020年5月2日(土)~5月17日(日) 東京・東急シアターオーブ
2020年5月22日(金)~5月26日(火) 大阪・オリックス劇場
演出:フィリップ・マッキンリー
振付:ジョーイ・マクニーリー
出演:
ピーター・アレン : 坂本昌行
ライザ・ミネリ : 紫吹淳
ピーターの恋人グレッグ : 寺西拓人
ディー・アンソニー & ピーターの父ディック : 宮川浩
ピーターの母マリオン : 今陽子
ジュディ・ガーランド : 鳳蘭
料金:
S席 13,000円 A席 9,000円 (全席指定・税込)
ストーリー:
豪州時代のピーター、まだお子様だったビージーズの3人と
抜群の音楽センスを持つピーター・アレンは、その才能を見守る母マリオン・ウールノーの心配をよそに、スターを夢見てオーストラリアの小さな田舎町を飛び出した。
ピーターと母マリオン(1978年)
クリス・ベルとアレン・ブラザーズを結成
知人とコンビを結成し人気が出ると、ある日出演した香港でのステージが、大女優で歌手のジュディ・ガーランドの目にとまり、ショーの前座に抜擢される。
1964年、香港のホテルでアレン・ブラザーズのショーを見たジュディの4番目の夫マーク・ヘロン(上の写真の一番背が高い男)が、ジュディに二人を推薦
ジュディと歌うピーターとクリス
アメリカへと渡ったピーターは、ジュディの娘ライザ・ミネリと電撃的な結婚を果たすが、幸せは長くは続かなかった。
1967年3月3日、ジュディの長女ライザ・ミネリと結婚
とりあえずラブラブ時代はあった…
1969年6月22日 ジュディ、ロンドンで急死、27日の葬儀はニューヨークで。ライザの少し後ろにピーター
ケイ・トンプソン、義妹ローナ・ラフト、ライザ、ピーター
1969年6月28日 ストーンウォールの反乱
前日に行われたジュディの葬儀がひとつのきっかけとなったと言われる。
ハリウッドで成功し大女優へと飛躍するライザと、仕事が行き詰りつつあったピーター。
1970年春には別居を発表
クリスとのコンビも解消
同性愛者であることも明らかになり、ライザとピーターはぎくしゃくし始め、ついには別れてしまう。
シンガー・ソングライターとしてソロ活動を開始
ライザと別離後、ソロで歌い始めたピーターに、新しい恋人グレッグ・コンネルと敏腕マネージャー、ディー・アンソニーがブレーンとして加わり、再び運が向いてくる。
当時の売れっ子ピーター・フランプトン(中央)と同じくディー・アンソニー(左)がマネージメントを担当
ピーターと恋人グレッグ (1981年)
Peter Allen's Partner Gregory Connell (1949-1984)
https://www.youtube.com/watch?v=TEfAZ3Kk2Kw
次々と夢を実現していき、人生の絶頂に立ったかに見えたピーターだったが…。
6000人収容のラジオ・シティ・ミュージック・ホールでロケッツと踊った初めての男性となったピーター
1982年、ライザが出演した映画「ミスター・アーサー」の主題歌「ニューヨーク・シティ・セレナーデ」でベット・ミドラーからオスカーを受け取る
こちらでアカデミー賞受賞時の映像が見られます:
https://www.youtube.com/watch?v=1tqkA0Drot4
1988年末、念願の自作自演ミュージカル
「LEGS DIAMOND」がブロードウェイで開幕
しかし、不評ですぐクローズすることに…。
1974年の離婚後も、ライザとの間に愛情は残った
一緒に出歩く二人
そして、ある事実が発覚するのだった……
日本版 THE BOY FROM OZ / ザ・ボーイ・フロム・オズ
オフィシャル・ページはこちら:
https://www.theboyfromoz2022.jp/
ライザが「ザ・ボーイ・フロム・オズ」のオープニング曲を歌っています。
ライザはピーターがこの曲を書いた当時も、ライヴで歌っていたそうです。こちら:
Liza Minnelli - "All The Lives Of Me"
https://www.youtube.com/watch?v=TaSauIQXUDk
https://www.youtube.com/watch?v=_vY49EefLu0
ピーター・アレンについてさらに詳しくは、こちら私のHPへ:
http://www5d.biglobe.ne.jp/~ktabloid/index.html
ピーターについての素晴らしい本↓。60年代初頭の日本滞在時の写真も色々掲載されています。必見!
Peter Allen: "Between the Moon and New York City"
- 作者:Smith, David,Peters, Neal
- 発売日: 1984/02/01
- メディア: ペーパーバック
ヒュー・ジャックマン主演、2003年ブロードウェイ版オリジナル・キャストCD↓。
- アーティスト:PamelaJordan,Tari Kelly,Michael Mulheren,BethFowler,Mitchel David Federan,PatrickVaccariello,Peter Allen
- 出版社/メーカー: Decca Broadway
- 発売日: 2003/11/18
- メディア: CD
トッド・マッケニー主演、1998年オーストラリア版オリジナル・キャストCD↓。
「THE BOY FROM OZ」のカラオケCD↓。
ピーター48年間の人生のドキュメンタリーDVD3種↓。内容は同じです。
ピーターのお勧め編集アルバム2種↓。
こちら↓は2015年に豪州で製作されたピーターの一生を描くテレビ・ドラマ。
ライザのゴッドマザー(名づけ親)、 ケイ・トンプソンの編集アルバム↓。
ミュージカル「THE BOY FROM OZ」に使われた22曲の楽譜(PIANO / VOCAL / CHORDS)↓。
↑収録されている楽譜は以下の22曲です。
01. (ALL) THE LIVES OF ME (Peter Allen)
02. ARTHUR'S THEME(BEST THAT YOU CAN DO) (Peter Allen, Carole Bayer Sager, Burt Bacharach, Christopher Cross)
03. BI-COASTAL (Peter Allen, David Foster, Tom Keane)
04. CONTINENTAL AMERICAN (Peter Allen, Carole Bayer Sager)
05. DON'T CRY OUT LOUD (Peter Allen, Carole Bayer Sager)
06. DON'T WISH TOO HARD (Peter Allen, Carole Bayer Sager)
07. EVERYTHING OLD IS NEW AGAIN (Peter Allen, Carole Bayer Sager)
08. I GO TO RIO (Peter Allen, Adrienne Anderson)
09. I HONESTLY LOVE YOU (Peter Allen, Jeff Barry)
10. I STILL CALL AUSTRALIA HOME (Peter Allen)
11. I'D RATHER LEAVE WHILE I'M IN LOVE (Peter Allen, Carole Bayer Sager)
12. IF YOU WERE WONDERING (Peter Allen)
13. LOVE CRAZY (Peter Allen, Adrienne Anderson)
14. LOVE DON'T NEED A REASON (Peter Allen, Michael Callen, Marsha Malamet)
15. NOT THE BOY NEXT DOOR (Peter Allen, Dean Pitchford)
16. QUIET PLEASE, THERE'S A LADY ON STAGE (Peter Allen, Carole Bayer Sager)
17. SHE LOVES TO HEAR THE MUSIC (Peter Allen, Carole Bayer Sager)
18. SURE THING BABY (Peter Allen)
19. TENTERFIELD SADDLER (Peter Allen)
20. WALTZING MATILDA (Banjo Paterson, Marie Cowan)
21. WHEN I GET MY NAME IN LIGHTS (Peter Allen)
22. YOU AND ME (WE WANTED IT ALL) (Peter Allen, Carole Bayer Sager)