フジ・テレビの「プレミアの巣窟」という番組に、藤真利子さん出演されるんだっ て!2014年8月25日、深夜2時50分(26時50分)から放映予定だとか…。10月の帝劇舞台 “Yuming sings...「あなたがいたから私がいた」” についてや、ユーミン(松任谷由実 / 荒井由実)との交流エピソードなども話されるそう。これは必見ですね~(え、これ関東ローカルの情報バラエティ番組だそうで、関西では見れないのね…泣。どなたか YouTube にアップ、よろしく~)。
「プレミアの巣窟」:
http://blog.fujitv.co.jp/soukutsu/index.html
藤真利子 Mariko Fuji この↑写真、サイコーに美しくない?
というわけで、真利子さんの帝国劇場関連の記事をちょっとアップしてみました。
目の前の帝国劇場のビルを見上げて…「重みを感じるなあ…あの、なんか、おごそかにそびえ立ってるっていうか…。緊張してしまいますね」と23歳の真利子さん。
真利子さん、高校3年の時にピーター・ブルック(Peter Brook)演出、ロイヤル・シェイクスピア劇団(Royal Shakespeare Company)の「真夏の夜の夢(A Midsummer Night's Dream)」を見て感動、舞台に立ちたいと…。
Royal Shakespeare Company A Midsummer Night's Dream
1973年5月の来日公演「真夏の夜の夢」(日生劇場、他)には、野田秀樹さんや蜷川幸雄さんもとても強い印象を受けられたそう。日本の演劇界にも多大な影響を与えた作品だったんですね~。
こちらで、Peter Brook の A Midsummer Night's Dream の映像が一部見れます:
https://www.youtube.com/watch?v=Kg-FiWX4uWI
作家の父・藤原審爾(ふじわらしんじ)さんは、娘・藤原真理(のちの藤真利子)が女優になることに大反対!“おまえみたいな世間知らずが、女優なんかつとまってたまるか!” ATGのプロデューサー・葛井欣士郎(くずいきんしろう)さんは、真理が幼い頃からのお父様の知人だったそう。
“あたし、双子座なの。だから二重人格です。自分で自分がわかんない。すごく熱中していても、どこかで冷めてる感じがあるの。” (1978年の発言)
芸能活動ご法度の聖心女子大学にお父様が嘆願書を出し女優デビュー。真利子さんは教員免許を取得して文学部歴史社会学科(人間関係専攻)を卒業。卒論の テーマは「手の表情による情緒のマルチ・チャンネル・コミュニケーション」。“感情が手の表情によって表出される場合、認知される側が、それをどう受け止 めるか、ひとことで言えば、そういうことなんです。情緒というのは、つまり喜怒哀楽ですね。それはですね、顔だけじゃなくて、手のほうにも表れると思うの。そのことの研究です。”
Yukio NINAGAWA's ROMEO AND JULIET 1979 Mariko Fuji & Hirotaro Honda
蜷川幸雄演出 帝国劇場 1979年8月2日~30日公演 「ロミオとジュリエット」
そういえば、1979年か1980年だったと思うんだけど、真利子さん、NHKの実験番組に出演して、自分の意志で指(手)の温度を下げたり、自分の意志で目から涙をあふれさせることが出来るというのをやっていました。 番組側が真利子さんの指の温度を測っていると、本当に測定器の値がどんどん下がっていくのを、また次の実験では、真利子さんがしばらく集中すると、その目 からは大粒の涙がつぎつぎこぼれ落ちるのを、カメラがとらえていました。スゴいことが出来るんですね、真利子さんって…。
“舞台の奥から客席の後ろまで30メートルあるんですって。いつも、30メートル先の人と話していなければならないのと同じだから大変です。”
この記事は、雑誌「MORE / モア」1979年10月号16~17頁「舞台、歌、映画、TVに未知の可能性を秘めた女優 藤真利子」より。
“私なりに本気で音楽に取り組みました。”
2014年秋、帝国劇場の舞台「あなたがいたから私がいた」でお会いしましょう!
脚本・演出:松任谷正隆 帝国劇場 2014年10月8日(水)~31日(金)
Yuming(松任谷由実 / 荒井由実) sings...「あなたがいたから私がいた」:
http://www.tohostage.com/yuming/
英国ロイヤル・シェークスピア劇団「真夏の夜の夢」1973年日生劇場公演パンフレット:アラン・ハワード・ジェマ・ジョーンズ・ロバート・ロイド 演出:ピーター・ブルックス
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