このブログに‘松任谷正隆 名取裕子’の検索で来られる方、多数(キャハハ)。アンタら、ホンマに二人の「あの」噂、信じとるんかっ?!アホやな~。マンタさんがユーミン(松任谷由実 / 荒井由実)を裏切るなんて…そんなこと絶対にありません!!(キッパリ)。
でも、せっかく僕、当時の切り抜き保存しておいたんだし、マンタ(松任谷正隆)さんの俳優デビュー作となった、TBSの2時間ドラマ「風の鳴る国境 -明子と早苗-」(1982年5月28日 金曜日放映) を、今回ちょっと紹介しちゃいま~す。
岸恵子、ダニエル・オルブリフスキー(Daniel Olbrychski)、名取裕子、真野あずさ(眞野あずさ)、そして松任谷正隆…このキャストで、全編パリ・ロケという豪華さ。あずささんの女優デビュー作でもあるんですよ~。
お話はこんなカンジ…。
ダニエル・オルブリフスキーさんは、映画「ブリキの太鼓」で有名ね。彼のコネで、このドラマには、アンジェイ・ワイダ(Andrzej Wajda)監督や世界的ピアニスト、クリスティアン・ツィマーマン(クリスチャン・ツィメルマン Krystian Zimerman)もカメオ出演!う~ん、やっぱりゴーヂャス。
マンタさんは、実業家の父の援助でパリにピアノ留学中のお坊ちゃま、牧野役です(ぼんぼん役がピッタリね)。非凡な才能の持ち主の彼は、その才能に嫉妬した早苗(名取裕子)に、情欲(いやん!)と薬物により錯乱させられることに…。
この作品の制作プロデューサーは、ユーミンとマンタさんの結婚の仲人をつとめた福田新一さんですよ~。毎度、お世話になってますね~。
で、ポーランド出身の歌姫アンナ・プリュクナル(Anna Prucnal)の歌う「今夜は帰れない(Dzis do ciebie przyjsc nie moge / Je ne pourrai pas venir chez toi ce soir)」をレコードで聞き感動した福田新一氏が、アンナ本人から紹介してもらったのが、ポーランドのかつての大スターで当時パリ在住だったクリスティーバ・コナルシュカという歌手だったそう。このドラマにはコナルシュカさんが、クラブで「今夜は帰れない」を歌うというシーンも収録されました。そして、なんと歌手コナルシュカと俳優オルブリフスキーが青春時代の友人同士で、期せずしてパリで十数年ぶりの再会となったという感動の撮影裏話も…。宣伝になりそうな話題も盛りだくさん!
パリ・ロケは1982年3月28日から5月1日までね。おヒゲのマンタさん…。
マンタさんの為に宿舎にはピアノも一台、特別に用意されました。どんだけ金かけてんねん!このドラマ。
一方、ユーミンはこの1982年の6月21日にアルバム「PEARL PIERCE」を発表。上の写真は、そのアルバムのレコーディング風景。真珠が素敵ですね~。このアルバム、アレンジがサイコーですのよ!
“ラブシーンは気負わずやったつもり…”(名取裕子さん談)
岸恵子さん、当時パリ在住25年目だったそう。そして、初めて演技に挑戦のマンタさん、演技は想像以上だったとスタッフにも大好評よ~っ。
セーヌ河の遊覧船でのんびりパリ見物のマンタさんと裕子さん。こんなドラマ・ロケって超オイシイね~。カエル料理って俺は結構イケたんだけど、マンタさんダメだったの?
ベッドシーンもあるというから、ユーミンも心配…??? アタシ、信じてるから…(←ユーミンぢゃなくてオレ Konta のコメントょ)。
ユーミンの「ランチタイムが終わる頃」が最初、このドラマのエンディング・テーマとして使われる予定だったんですって!これは「DANG DANG」がまだ「土用波」(ププッ)という最初のタイトルだった時の記事ね。
どう、これでマンタさんの俳優第1作「風の鳴る国境」観たくなったでしょ?
でもでも、
皆さ~ん、噂を信じちゃいけないよっ!!マンタの心はウブなのさっ!
「今夜は帰れない」についてはこちらの方のブログも参照してね:
http://blogs.yahoo.co.jp/alfonsinayelmal/11116308.html
ここに掲載した記事のほとんどが当時の雑誌「週刊TVガイド」からです。ユーミンの記事は当時の音楽雑誌…だったと思う。全てKontaのユーミン・ファイルに保存していたものだす。
- アーティスト:松任谷由実
- 発売日: 1999/02/24
- メディア: CD
- アーティスト:Prucnal, Anna
- 発売日: 2006/10/10
- メディア: CD
Dzis do ciebie przyjsc nie moge
- 発売日: 2006/11/14
- メディア: MP3 ダウンロード
- 作者:角田 房子
- 発売日: 1977/05/10
- メディア: 文庫