Kontaの歓びの毒牙

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井沢満 同窓会 VHSビデオ 特典映像

 まだまだハマっています、1993年のテレビ・ドラマ「同窓会」(脚本:井沢満)。全10回放映時にすべてビデオ・テープに録画して保存してあったんですけど、今回それらをDVDに焼いていて気づいたんです、第4回目の11月10日放映分の終わりが切れていることに…。それは「同窓会」の前のサッカー中継が延長されて、放映時間がずれてしまったのが原因で起こったようです。この回の週は僕はちょうど旅行中でビデオの留守録予約をセットして、ドイツに出かけていたことを思い出しました。

 つまり七月(斉藤由貴)が真っ赤な口紅を買ってゲイ・バー「SPLASH」に出かけるシーン等の名場面、ラスト15分間がそっくりないんですよ。すぐにネットで動画を探してその部分は無事見れましたが、やはり映像を手元に持っておきたい!と思い、また、ビデオに収録されているという特典映像というのも非常に気になったので、早速中古VHSビデオ探して、結局全4本買ってしまいました。幸いコピー・ガードはされていませんでした。

 

 そういうわけで、ここではそのビデオの特典映像の内容を紹介します。現在発売されてるDVDの特典とは同じ内容なんでしょうかね?気になります。

 

 VHSビデオでは、全4巻のうち4巻目以外の1~3巻の巻末にそれぞれ、11~12分の特典映像が収録されています。毎回収録の未公開オープニングと音楽ビデオを除く「撮影現場の裏側」だけで言うとそれぞれ5分ずつぐらいです。

 

 

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未公開オープニングの男性モデル2人もそれ風?

 

VHSビデオ「同窓会」Vol.1

・テレビでは放映されなかった未公開オープニング(西洋人モデル男2人、女1人出演 音楽:Mr.ChildrenCROSS ROAD」)約2分

・土肥の海の前での撮影風景(高嶋政宏長与千種高杢禎彦田口浩正)

高嶋政宏インタビュー

・体育館でのバスケットボールの場面の撮影合間

・恩師の妻のお葬式に集まる場面撮影風景・合間

斉藤由貴インタビュー

チンドン屋場面撮影風景(荻野目慶子、別所哲也)

・荻野目慶子インタビュー

・体育館でのバスケットボールの場面の撮影風景(田中美奈子、他)

・大時計の前の同窓生6名

・オーディオ商品紹介(主題歌・タイトルソング)

米川英之「同窓会」ミュージック・ビデオ 約4分

 

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撮影現場の裏側 は PART 1~3 まであります。ビデオ1~3に収録。

 

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大時計の前で「同窓会、見てね~」 Alumni Reunion 1993

 

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インタビューに答える西村和彦さん。美男!

 

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中(あたり)と風馬のキスシーンに群がる大勢の報道陣。加熱気味~

 

VHSビデオ「同窓会」Vol.2

・テレビでは放映されなかった未公開オープニング(西洋人モデル男2人、女1人出演 音楽:Mr.ChildrenCROSS ROAD」)約2分

ゲイ・バー「SPLASH」内での風馬、嵐「俺あの人にめぐり会うために生まれてきたんだと思う」、潮(国分太一)の場面撮影風景(坂本昌行も少し)

西村和彦インタビュー

・嵐がシャワーを浴びながら電話で風馬と話す場面の撮影風景

山口達也インタビュー

・報道陣の前で、中(あたり)と風馬のキスシーンを再現する高嶋と西村

・オーディオ商品紹介(主題歌・タイトルソング)

米川英之「同窓会」ミュージック・ビデオ 約4分

 

f:id:KONTA:20180130200748j:plain熱烈な!キスを報道陣の前で再現したあとの主演俳優2人

 

VHSビデオ「同窓会」Vol.3

・テレビでは放映されなかった未公開オープニング(西洋人モデル男2人、女1人出演 音楽:Mr.ChildrenCROSS ROAD」)約2分

高嶋政宏西村和彦、二人並んでのインタビュー

・風馬が中(あたり)の前でナイフで死のうとする場面の撮影風景

・風馬と中(あたり)のベッドシーンの練習風景

高嶋政宏西村和彦、二人並んでのインタビュー

・土肥温泉で最近…

・オーディオ商品紹介(主題歌・タイトルソング)

米川英之「同窓会」ミュージック・ビデオ 約4分

 

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西村:「そんなこと言ってないじゃないですか~」(笑)

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レポーター:「なんか西村さん、高嶋さんを好きになっちゃった?」

西村:(笑)

高嶋:「俺もね、昨日河口湖でちょっと、ロケやってたんですけど、昨日ずっと二人でね、二人っきりだったんですけどね、なんか…好きになっちゃって…。」(笑)

西村:「番組が終わるころには、あの…熱愛宣言が出来るかもしれませんね…。」

レポーター:「芸(ゲイ?)能界初ですね。」

 

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ホンマか?

 

VHSビデオ「同窓会」Vol.4 特典映像の収録はありません

 

 このドラマが作られたのは、本当に驚くべきことですね。出演俳優が実に素晴らしいし、主題歌も挿入歌も名曲だし、映像は美しいし、数々の名セリフを生んだ脚本も、特に第7話までは最強にして最高!でしょう。1993年は、まだその後に起こる神戸の震災も、地下鉄サリン事件も知らない時代。バブルは崩壊していたとはいえ、一般の生活ではそれほど大きな影響も出ておらず、まだまだ楽天的な空気感のあった頃だったと記憶しています。その時代(ゲイ・ブームでもありました)にしか生まれえなかった驚異的なテレビ・ドラマ!と言えるのではないでしょうかね。井沢満さん、素敵な作品をありがとうございます!!

 

 

同窓会(1) [VHS]

同窓会(1) [VHS]

 
同窓会(2) [VHS]

同窓会(2) [VHS]

 
同窓会(3) [VHS]

同窓会(3) [VHS]

 
同窓会(4) [VHS]

同窓会(4) [VHS]

 
同窓会 DVD-BOX

同窓会 DVD-BOX

 
同窓会

同窓会

 

 

 

美しい 藤真利子 Mariko Fuji

 藤真利子さん、2018年1月24日(水曜日 ひる 12:00~12:30)の「徹子の部屋」に出演されるんだって!これは楽しみ~。人気番組出演を記念して藤真利子さんの特別美しい写真をアップしま~す。

 

1980年8月号の雑誌「婦人倶楽部」の表紙を飾った藤真利子さん、きれいね~。

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Mariko Fuji 藤真利子 Vivi Enleigh 微美杏里 1980

 

どちらかと言えば小柄だけど、手脚が長くてスタイルも抜群

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Mariko Fuji 藤真利子 Vivi Enleigh 微美杏里

 

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微美杏里のペンネームで作詞・作曲もします。これは1986年の記事から。

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2枚目のアルバム「浪漫幻夢」を出した1981年

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Mariko Fuji 藤真利子 Vivi Enleigh 微美杏里 1981

 

ユーミン(松任谷由実 / 荒井由実)との交流も有名f:id:KONTA:20200708172025j:plain

真利子さんが出たユーミン帝劇は2014年ですよ~。

 

1980年「浪漫幻夢」を制作中、二人とも着物が大好き!

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藤真利子 Mariko Fuji & 松任谷由実 Yuming (Yumi Matsutoya) 1980

 

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著書「ママを殺した」も話題に。こちらは2017年の記事から。

 

こんな真利子さんも素敵!1982年、ニュー・ウェイヴしてた頃。

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Mariko Fuji 藤真利子 Vivi Enleigh 微美杏里 1982

 

1981年、もちろん松田光弘さんの nicole でドレスアップ

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Mariko Fuji 藤真利子 Vivi Enleigh 微美杏里 1981

 

南佳孝さんとは共作もしていま~す。また一緒に書いてください! 1980年

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Mariko Fuji 藤真利子 Vivi Enleigh 微美杏里 & Yoshitaka Minami 南佳孝 1980

 

TV「夜のヒットスタジオ」で歌う真利子さん。1984

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Mariko Fuji 藤真利子 Vivi Enleigh 微美杏里 1984

 

1982年には異色の大傑作アルバム「狂躁曲」を発表。

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鈴木慶一 Keiichi Suzuk  & 藤真利子 Mariko Fuji  1982

 

80年代にはそのファッションでも注目を集めました。1983年

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Mariko Fuji 藤真利子 Vivi Enleigh 微美杏里 1983

 

美内すずえ原作、坂東玉三郎演出「ガラスの仮面」で姫川亜弓を演じたのは1988年 。

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 Mariko Fuji 藤真利子 Vivi Enleigh 微美杏里 1988

 

 そうそう、藤真利子さんって脚本家の井沢満さんととても仲がいいんですよね。井沢さんといえばやっぱり1993年の衝撃のドラマ「同窓会」でしょう!

「日本では1990年代の初めにゲイ・ブームが起こってね、その時日本中(のゲイの間?)でセンセーションを巻き起こしたテレビ・ドラマがあったんやよ」と、昨年暮れにヨーロッパ人の友人に話したら、「そのドラマ見たい!」ということになって、その友人にあげるために、このお正月に、昔テレビ放映時に録画したVHSビデオ「同窓会」全10話を、25年振りに観ながらDVD化してました。話の展開もセリフもキョーレツでおもしろい?んやけど、映像が本当にきれいに撮ってあって、特に風馬(西村和彦)と中(高嶋政宏)、風馬(西村和彦)と嵐(山口達也)のデート・シーンがこの上なくロマンチックで、見ていてジーンと暖かい気持ちになりました。その後、サントラ盤CDも中古で探して買ってしまいましたわ。その友人がこのドラマにどういう感想を持つか、聞くのが今から楽しみです。

 

 話はそれましたが、藤真利子さん「徹子の部屋」出演、楽しみにしていますよ~!!

 

 

ママを殺した

ママを殺した

 
シ・ナ・リ・オ

シ・ナ・リ・オ

 
浪漫幻夢

浪漫幻夢

 
狂躁曲+1

狂躁曲+1

 
アブラカダブラ+1

アブラカダブラ+1

 
ガラスの植物園

ガラスの植物園

 
同窓会 DVD-BOX

同窓会 DVD-BOX

 
同窓会

同窓会

 

 

 

フィリス・ハイマン Phyllis Hyman が死んだ日

 1995年6月30日(金曜日)、フィリス・ハイマン (Phyllis Hyman) が亡くなりました。

 

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日本にそのニュースが伝わったのは1995年7月2日(日曜日)のことでした。

 

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2日の朝、朝日新聞の朝刊を開いてフィリスの死亡記事↑を見た時のことは、今でもはっきりと覚えています。私は非常にショックを受け、もっと詳しい情報はないかとコンビニに他の新聞を探しに行きましたが、その日は何も見つけることができませんでした。私がフィリスに夢中であることを知っていた家族の者が、後日、職場にあった新聞から下にある記事の切り抜きをいろいろ持ってきてくれました。

 

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中にはフィル・ハイマンと男扱い?されている記事もありました。

 

その後数か月、いくつかの音楽雑誌でもフィリスの死について触れられていました。必死で情報を探しました。

 

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これ↑はタワー・レコードに置いてあったフリー・ペーパー「PULSE!」1995年9月号の21頁より

 

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雑誌「Swing Journal」1995年8月号の103頁より

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CD「It Takes Style」は新作ではなくブッダ時代の編集アルバムです。間違ってジーン・カーン (Jean Carn / Jean Carne) がヴォーカルをとっている曲がひとつ含まれているという、かなりいいかげんな作りのもの…。

 

雑誌「ADLIB」1995年8月号の83頁、ミッシーナ(生田倫哉 いくたみちや)さんの記事

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写真のフィリスは1976~1977年頃?

 

雑誌「ADLIB」1995年9月号の92頁、翌月のミッシーナさんの記事

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ミッシーナさんは翌1996年3月号の雑誌「ADLIB」113~115頁でも、フィリスに関連する記事を書いていらっしゃいます。興味のある方はぜひ古本で探して読んでみてください。お勧めします。

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雑誌「ADLIB」1996年3月号の114頁、ミッシーナさんの記事「ニューヨークホットライン」(第101回 CDで聴く女心)の一部

 

ミッシーナさんがフィリスについて書いた文はここでも:

http://bluemaxi.blog45.fc2.com/blog-entry-57.html

 

こちら↓は雑誌「ブラック・ミュージック・リヴュー / bmr」1995年9月号52頁、松尾潔さんによるフィリス追悼文の冒頭

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この記事は現在、スペースシャワーネットワーク刊「松尾潔のメロウな季節」(2015年)の204~208頁に再録され全文を読むことができます。水色の表紙の方です。

 

 そして、フィリスの死から数年経った1999年、あるニューヨークの旅行ガイドを読んでいてそこに掲載されていた一枚の小さな写真(縦5センチ・横4.3センチ)に目が釘づけになりました。それはハーレムのアポロ・シアターの紹介写真だったのですが、そこには、

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THE WHISPERS & PHYLLIS HYMAN JUN 30 の文字が…。

 

フィリスが自ら死を選んだ日の夜に、ウィスパーズ (The Whispers) と共に出演することになっていたライヴ当日の劇場の写真でしょうか? TONIGHT とは書いていないので、もしかすると、1995年6月30日の数日前に撮られた写真と考えるほうがいいのかもしれません。いずれにしてもこの写真を偶然見れたことは、私にとってはとても心に響くことだったのです。

 

この下↓の写真だけネットで見つけてきました。勝手に盗んでごめんなさい。ウィスパーズの双子のスコット兄弟とフィリスです。

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Scott Brothers of The Whispers and Phyllis Hyman 

 

フィリスの最後の二日間については、

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雑誌「VIBE」May 2002, page 122 に記述がありました。

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 あと数年長生きしていたらインターネットを通して、どれほど自分が世界中で愛されているかを、フィリス自身が知ることが出来たのではないか…と私はいつも思わずにはおれません…。1995年…インターネットの時代までもうほんの少しの時期でした。

 

ところで… 

 日本のレコード会社はどうして、フィリス自身が “悪夢” とまで言っている “アリスタ時代” のアルバムしか再発しないのでしょう。特に1986年の「LIVING ALL ALONE」は、バラードのコンピレーション(様々な歌手を集めたオムニバスもので東芝EMIから出た「恋人たちのバラッド」シリーズ)の中で、その収録曲のうち数曲だけ日本で発売されたことはありますが、アルバムとしてはこれまでに一度も日本盤が出たことがありません。収録曲の12インチ・ヴァージョンも全てボーナス・トラックとして追加して、ぜひ完全版「LIVING ALL ALONE」を、日本で世界初CD化していただきたいと願うばかりです。

 

Gabriel Jackson 作曲 - Memorial Blues (for Phyllis Hyman)

https://www.youtube.com/watch?v=GkiW3dACmsU

Spectrum / Spectrum 2

Spectrum:50 Contemporay Works

↑このCDにThalia Myersさんのpianoで収録されています。

 

Sophisticated Ladies

Sophisticated Ladies

 
Sophisticated Ladies [DVD] [Import]

Sophisticated Ladies [DVD] [Import]

 
It Takes Style

It Takes Style

 
The Buddah Years

The Buddah Years

 
Living All Alone

Living All Alone

 
So Good

So Good

 
One for the Money

One for the Money

 
ニューヨーク暮らし雑学ノート―日本を脱出してはみたけれど…

ニューヨーク暮らし雑学ノート―日本を脱出してはみたけれど…

 
ミッドライフ・クライシスに迷って

ミッドライフ・クライシスに迷って

 
松尾潔のメロウな季節 (Rhythm & Business)

松尾潔のメロウな季節 (Rhythm & Business)

 
One on One

One on One

 
YOU KNOW HOW TO LOVE ME (EXPANDED EDITION)

YOU KNOW HOW TO LOVE ME (EXPANDED EDITION)

 
Prime of My Life

Prime of My Life

 
Deliver the Love: the Antholog

Deliver the Love: the Antholog

 
Loving You Losing You: Classic

Loving You Losing You: Classic

 

収録曲ががっがりなボックス・セット↓。レア曲なし!まったくつまらん!!

Essential -Gatefold- [Analog]

Essential -Gatefold- [Analog]

Amazon

 

 

フィリス・ハイマン・ファン・クラブ Phyllis Hyman Fan Club

 1991年にフィリス・ハイマン (Phyllis Hyman) の待ちに待った新しいアルバム「PRIME OF MY LIFE」が発売されました。実に5年ぶりの新譜でした。

 

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 そのCDの歌詞カードの最後のページに次の画像のようなフィリス・ハイマン・ファン・クラブの案内が載っていたので、早速、米国に25ドルを送って申し込みました。

 

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 それから半年以上経って、もう何も来ないかも…と思いあきらめかけていたある日、ファン・クラブから次のような小型包装物が送られて来て、私は大喜びしました!それは1992年の4月11日、土曜日のことでした。

 

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封筒の消印は、APR-6'92 PHILADELPHIA となっています。

 

中には、ファン・クラブの会員証 

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Phyllis Hyman Fan Club Membership Card

 

フィリス・ハイマンのサイン入り、挨拶文 

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フィリス・ハイマン・Tシャツ 

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Phyllis Hyman T-shirt

 

フィリス・ハイマンバイオグラフィーディスコグラフィー 

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Phyllis Hyman's Biography & Discography

 

 そしてこの記事の一番上にあるサイン入りのポートレイトと、この下のものと同じ写真を使った横60センチ・縦91センチの「PRIME OF MY LIFE」の特大ポスターも入っていました。サイン入りポートレイトはすぐに額に入れ部屋に飾りました。それから25年以上の月日が経ち、今では写真も黄ばみサインも色あせて薄くなってしまいましたが…。現在は光のあたりにくい場所に保管しています。

 

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 時代は1990年代のあたま、もちろんまだまだインターネット以前で、フィリスの情報を何とかして手に入れたいと毎日切望していましたが、ファン・クラブからの便りは結局これ一度きりで終わりました。日本で私と同じように、フィリスのファン・クラブのメンバーになっていた人は他にいたのでしょうかね?

 

Prime of My Life

Prime of My Life

 
プライム・オブ・マイ・ライフ

プライム・オブ・マイ・ライフ

 
Loving You Losing You: Classic

Loving You Losing You: Classic

 
Love Songs

Love Songs

 
Platinum & Gold Collection

Platinum & Gold Collection

 
Deliver the Love: the Antholog

Deliver the Love: the Antholog

 

   

エルトン・ジョン Elton John を歌う フィリス・ハイマン Phyllis Hyman

 これはあまり知られていないことですが、フィリス・ハイマン (Phyllis Hyman) がエルトン・ジョン (Elton John) の1975年4月の全米ナンバー・ワン・ヒット「フィラデルフィア・フリーダム / Philadelphia Freedom」(Elton John / Bernie Taupin) をレコーディングしています。

 

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と言っても、ソロでの録音ではなく、フィラデルフィアにゆかりのある沢山の歌手や音楽家と共になんですが…。

 

1980年代の後半(1989年?)に発売されたと思われる下の「PHILADELPHIA FREEDOM - TOGETHER」(Collectables COL-8000) というオムニバス・アルバムの一曲目に収録されているのです。

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なんだか、ハード・ロックのアルバムみたいなジャケット写真ですね。

 

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この「フィラデルフィア・フリーダム / Philadelphia Freedom」に参加しているメンバーは:

The Hooters ザ・フーターズ

Patti LaBelle パティ・ラベル

Tommy Conwell & The Young Rumblers トミー・コンウェル & ザ・ヤング・ランブラーズ

Grover Washington, Jr. グローヴァー・ワシントン・ジュニア

Pretty Poison プリティー・ポイズン

Phyllis Hyman フィリス・ハイマン

Teddy Pendergrass テディ・ペンダーグラス

Robert Hazard ロバート・ハザード

Jeff Lorber ジェフ・ローバー

Jean Carn / Jean Carne ジーン・カーン

Britny Fox ブリトニー・フォックス

Bobby Rydell ボビー・ライデル

Schooly D. スクーリー・ディー

Essra Mohawk エスラ・モホーク

Sister Sledge シスター・スレッジ

Billy Paul ビリー・ポール

Dee Dee Sharp ディー・ディー・シャープ

Tony Santoro トニー・サントロ

という顔ぶれ。 

 

ジャケット裏に、全員ではありませんが参加メンバーの写真が掲載されています。 

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アルバム収録曲はこんな↑カンジです。アナログ盤のみの発売で、CD化されたことはないようです。このLPに収録の「フィラデルフィア・フリーダム / Philadelphia Freedom」は5分弱のショート・ヴァージョンですが、同時に12インチ・シングルも出ていて、そちらでは7分以上あるロング・ヴァージョンを聞くことができます。

 

12inch Single「PHILADELPHIA FREEDOM」(Collectables COL-12,000)

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ショート・ヴァージョンとインストゥルメンタル・ヴァージョンも裏面に収録。 

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作詞はもちろんバーニー・トーピン (Bernie Taupin)

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プロデュースはニック・マルティネリ (Nick Martinelli) と Randy Cantor 。 

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Phyllis' part 

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フィリスの歌っているのは上の箇所です。

 

 フイリス・ファンの方はぜひ探して聴いてみてください。  

 

こちらにアップされています: 

https://www.youtube.com/watch?v=EF1RXrbKEwY

https://www.youtube.com/watch?v=tnLLPmj9Zqg

 

キャプテン・ファンタスティック+3

キャプテン・ファンタスティック+3

 
Complete Thom Bell Sessions

Complete Thom Bell Sessions

 
Deliver the Love: the Antholog

Deliver the Love: the Antholog

 
Ultimate Phyllis Hyman

Ultimate Phyllis Hyman

 
Living All Alone

Living All Alone

 
S.O.U.L.

S.O.U.L.

 
Forever With You/Set a Little [7 inch Analog]

Forever With You/Set a Little [7 inch Analog]

 

  

フィリス・ハイマン Phyllis Hyman の最もレアなリミックス

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フィリス・ハイマン(Phyllis Hyman)の、最も珍しいリミックスをやっと手に入れました。これを長年探していたんです。

 

米国で1996年にカセット・テープでのみ発売された、

It's Not About You (It's About Me) Remix 5:13

です。

上の写真のカセット・シングルの Side 2 にのみ収録されていて、同じジャケット写真を使ったCDシングル版の「I'm Truly Yours」には収録されていません。

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海外からの送料も含めて、5068円でした。さっそくCD-Rに焼いて聞いていますが、リミックスとしてはそれほど面白い仕上がりではないかと…。やっぱりアルバム・ヴァージョンの方が完成度は高いです。でも、もし聴きたいというフィリス・マニアがいれば、きかせてあげますよ~ん。

 

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なお、この曲は2014年に ジェニファー・ホリデイ (Jennifer Holliday) によるカバー・ヴァージョンが発表されました。

 

Deliver the Love: the Antholog

Deliver the Love: the Antholog

 
I Refuse to Be Lonely

I Refuse to Be Lonely

 
I Refuse to Be Lonely / Forever With You

I Refuse to Be Lonely / Forever With You

 
デリヴァー・ザ・ラヴ

デリヴァー・ザ・ラヴ

 
THE FISH THAT SAVED PITTSBURGH: MUSIC FROM THE ORIGINAL MOTION PICTURE SOUNDTRACK (EXPANDED EDITION)

THE FISH THAT SAVED PITTSBURGH: MUSIC FROM THE ORIGINAL MOTION PICTURE SOUNDTRACK (EXPANDED EDITION)

 
ザ・ソング・イズ・ユー

ザ・ソング・イズ・ユー

 
The Song Is You

The Song Is You

 

 

藤真利子 1979年発表のファースト・アルバムが初CD化!

 ついに藤真利子さんのファースト・アルバム「シ・ナ・リ・オ (シナリオ) 」の初CD化が決定しました。価格は2,808円(税込)で、2017年02月28日発売!もちろん、呉田軽穂(ユーミン / 松任谷由実 / 荒井由実)提供の2曲も入ってますよ。

 

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Mariko Fuji 藤真利子 Vivi Enleigh 微美杏里 1983

 

<ラグジュアリー歌謡 × クリンクレコード> アーカイブシリーズ第2弾

ViVA MARiKO! “真利子のファッショ巴里ナブル名作劇場1979”
呉田軽穂(松任谷由実)、南佳孝、森山良子、渋谷祐子、丹羽応樹ら豪華作曲陣と共に綴る、デビューアルバムが38年の時を経て初CD化!
オリジナル・リリース:1979年6月21日
キングレコード SKS-1028


・初CD化
・ボーナス・トラック3曲収録
・オリジナルLP付属の歌詞カード/ポスター縮小封入
・収録シングル曲のジャケット(3枚)縮小封入
・マスターテープからの最新リマスター音源使用
・プラケース仕様
・監修:藤井陽一(ラグジュアリー歌謡)

 

http://www.clinck.co.jp/dtl.php?ky=CRCD5141

 

だって~。CD化ありがとうございます!すごく楽しみです!

 

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収録曲は、

『シナリオ (シ・ナ・リ・オ)』 (オリジナル発売:1979年6月21日)

01. シナリオ (作詞:杉紀彦 / 作曲:呉田軽穂 / 編曲:石田勝範)
02. 坂道のオリビア (作詞:杉紀彦 / 作曲:南佳孝 / 編曲:石田勝範)
03. くらやみ橋 (作詞:杉紀彦 / 作曲:丹羽応樹 / 編曲:石田勝範)
04. 裏窓から (作詞:杉紀彦 / 作曲:南佳孝 / 編曲:石田勝範)
05. ピアノフォルテ (作詞:杉紀彦 / 作曲:呉田軽穂 / 編曲:石田勝範)
06. 可愛い女 (作詞:杉紀彦 / 作曲:八角朋子 / 編曲:石田勝範)
07. 夢もようの部屋 (作詞:杉紀彦 / 作曲:森山良子 / 編曲:石田勝範)
08. ひゅるる (作詞:杉紀彦 / 作曲:丹羽応樹 / 編曲:石田勝範)
09. 愛の亀裂 (作詞:杉紀彦 / 作曲:渋谷祐子 / 編曲:石田勝範)
10. グッバイ・マミー (作詞:杉紀彦 / 作曲:渋谷祐子 / 編曲:石田勝範)

ボーナス・トラック:

11. 霧のオルフェ (作詞:三浦徳子 / 作曲:渋谷祐子 / 編曲:高橋信之)
12. 真夜中のボレロ (作詞:三浦徳子 / 作曲:渋谷祐子 / 編曲:高橋信之)
13. 愛のとらわれびと (作詞:杉紀彦 / 作曲:服部克久 / 編曲:船山基紀)

 

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1983年のインタビューで好きな音楽について語っています。

 

Mariko Fuji 藤真利子 Vivi Enleigh 微美杏里 1986

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“母親(註:藤原静枝さん)がね、昔あるドレスメーカーのデザイナーをやっていたの。だから子供のときは母親の作る流行の服ばかり着せられて。テレビの「ザ・ピーナッツ」そのままみたいな恰好して外歩くのよ。信じられるゥー!?” (1986年のインタビューより)

 

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真利子、ユーミンの実家・荒井呉服店でベンツ1台分の値段の着物を衝動買い…1986年

 

Mariko Fuji 藤真利子 Vivi Enleigh 微美杏里 & Yusuke Suga 須賀勇介 1983

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真利子さんも “ヴァージン・ヘアしませんか?” 今は亡き須賀勇介(1942 - 1990)さんと。

 

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1987年

 

藤真利子は、“デザイナーの創作意欲をかきたてる女性だ。” (松田光弘さんのコメント)

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松田光弘 Mitsuhiro Matsuda & 藤真利子 Mariko Fuji 微美杏里 Vivi Enleigh 1981

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今は亡き松田光弘(1934 - 2008)さんと真利子さん

 

 2016年11月13日の、林真理子さんと藤真利子さんが出演した見城徹さんのインターネットテレビ「徹の部屋 ♯5」が面白かったです。中で話されている、マダム・横山喜美子(よこやまきみこ)さんのサロン / フランス料理店「まっくろう / Maquereau」の、ユーミンも出席したという15周年記念パーティーの話が特に…。「売女!」と暴言を吐いた見城さんに赤ワインをぶっかけ、安井かずみさんの胸に泣きながら飛び込んだ “有名女性作詞家” って、もしかしてあの方?

https://www.youtube.com/watch?v=h5fyK3DicIA

 

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Mariko Fuji 藤真利子 Vivi Enleigh 微美杏里 1983

 

 

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