Kontaの歓びの毒牙

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藤真利子 さまざまな顔…

 見ました「花子とアン」121話の藤真利子さん、お着物が似合っててきりりとした姿がカッコよかった~。こらからどれぐらいの頻度で出演されるのか…? 個人的には「NHK スタジオパークからこんにちは」に呼ばれるくらい出て欲しいんですけど…。

 

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藤真利子 Mariko Fuji 「花子とアン」121話 長谷部汀役 2014

 

 1978年、フジ・テレビの「飢餓海峡」(全8回シリーズ 6時間)に出演。若山富三郎山崎努、両氏と並んでのあの存在感 …あの自然さ…ホント、驚異の新人女優だったんですね、真利子さんって…。「飢餓海峡」未見の人は絶対見て!すごいぜ。

 

これはユーミン作曲の「シ・ナ・リ・オ」で歌手デビューした年の真利子さん。

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藤真利子 Mariko Fuji 1979

 

  少年のような↓真利子さん、アルバム「狂躁曲」を発表した頃。着ているのはもちろん松田光弘さんの「nicole」。

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 藤真利子 Mariko Fuji 微美杏里 Vivi Enleigh 1982

 

 真利子さん、学生時代 について語っています。ユーミンが着ているのはソニア・リキエル(Sonia Rykiel)…。

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藤真利子 Mariko Fuji & 松任谷由実 Yumi Matsutoya 1980

 

 “ガリ勉的なとこもあったけど、それほどね。三つ編みしてという感じではないですよ。学校自体がうるさくてね、外に出ても制服で、どっか行くには同伴でという感じだったから。ボーイフレンドもだめ、男の子嫌いでね。嫌いで嫌いでしょうがなかったの。すぐ消しゴム投げたりするでしょ。そういうのがいやだったの。それで女子高(注:不二聖心女子学院)と女子大(注:聖心女子大学)に行ったんです。だからちょっと変なところあってね。聖心なんか割と派手でね、コンパとか。でも一ぺんも行ったことない。” (1980年夏、ユーミンとの対談での真利子さんの発言)

 

 下はアガサ・クリスティー「ホロー荘の殺人」の映画化作品「危険な女たち」(1985年)を撮影中の真利子さん。この髪型もとても似合ってましたね。‘たちばなまゆみ’というジャズ歌手の役でした。そう、この頃みんな、すごい肩パッド入りの服を着ていました~(もちろん含む自分)。80年代の真利子さん、ファッション・アイコンの一人でもありました。

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藤真利子 Mariko Fuji 微美杏里 Vivi Enleigh 1985

 

 この「危険な女たち」、同じ原作をもとにした2007年のフランス映画「華麗なるアリバイ / LE GRAND ALIBI」があるんだけど、二つを見比べてみるのも結構面白いかもっ。フランス版で殺される浮気な医師を演じたランベール・ウィルソン(Lambert Wilson)が、俺、超好みなの!彼、身長191㎝ですって!きゃあ~。ランベールも年とってますます素敵になりましたぁ。

 

 そして、藤真利子さん、今年2014年秋はユーミン(松任谷由実 / 荒井由実)の舞台「あなたがいたから私がいた」に出演。僕もチケットとりました!!

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脚本・演出:松任谷正隆 帝国劇場
Yuming(松任谷由実 / 荒井由実) sings...「あなたがいたから私がいた」:

http://www.tohostage.com/yuming/

 

帝劇の舞台、楽しみにしてますよ~。  

 

飢餓海峡-全集- [DVD]

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ホロー荘の殺人 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

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危険な女たち [DVD]

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アガサ・クリスティー 華麗なるアリバイ [DVD]

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浪漫幻夢

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狂躁曲+1

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アブラカダブラ+1

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ガラスの植物園

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久々に朝ドラ出演! 藤真利子

 藤真利子さん、なんとNHK連続テレビ小説花子とアン」に出演されるんだって!! 朝ドラ、久しぶりですね~。

藤真利子 Mariko Fuji 微美杏里 Vivi Enleigh 1982

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(でも、朝からポロリはダメよ~っ! 写真↑はアルバム「狂躁曲」を発表した頃、1982年の真利子さん。)

 

放送は2014年8月18日(月曜日)、「花子とアン」の第21週目・121話

 

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大物女流作家・長谷部汀役だそう。素敵! めっちゃ楽しみやん!これは録画せねばっ。

 

NHK連続テレビ小説花子とアン」:

http://www.nhk.or.jp/hanako/

http://hanakotoan.blog.jp/archives/1007313823.html

 

林真理子さんのブログ「あれもこれも日記」2014/08/08
にも最新の真利子さんのお写真が掲載されてますよ~。こちらもチェック!

http://hayashi-mariko.kireiblog.excite.co.jp/201408/article_16.html

 

そして、また嬉しいメールをいただきました~。:

 “炎天下の車の中で「狂躁曲」を聴くと、暑さが増幅された気がしてなんだか痺れてしまう。真利子さんの唄と共に、夏の日の色んな想い出がフラッシュバック みたいに浮かんでは消え…。こういう感覚って大好き。やっぱり癖になっちゃうね。先月から車の中では真利子さんばかり♪”

 

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脚本・演出:松任谷正隆 帝国劇場
Yuming(松任谷由実 / 荒井由実) sings...「あなたがいたから私がいた」:

http://www.tohostage.com/yuming/

 

連続テレビ小説 花子とアン Part2 (NHKドラマ・ガイド)

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ユーミンが語る藤真利子

 ユーミン(松任谷由実 / 荒井由実)が、うそラジオ(「Uso Radio インターネットラジオ 松任谷由実 はじめました」)で、藤真利子さんについて語りました(2014/7/22 収録、2014/8/1 - 2014/8/7 公開の No.674 にて)。これは文字として記録しておかねばなりません! 早速、テープ?起こししてみました~。

 

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Mariko Fuji 藤真利子 Vivi Enleigh 微美杏里 1988

 

 “あっ、フジマリ(藤真利子)ね、フジマリはね、あたしより1…、2こ下かな?年齢は…(注:ユーミン 1954年1月19日生まれ、真利子さん 1955年6月18日生まれ)。で、デビューの時から知ってるのよ。あの…、あちらがね。で、あたしのが、デビューっていうことではずいぶん早かった。だから学生時代からすごい聴いててくれたから、あの…ファンでいてくれて、で、対談かなんかを、彼女がデビューしたての時に、対談をして、それからずっと知ってるんだけど、特にね、80年代あたまの数年間は、夜な夜な遊んだね。よくあたしもぶっちぎって遊んでたなーっていう…。まだ、めちゃくちゃあたし忙しくなるよりも少し前だったし、えー特に西麻布がまだ霞町と呼ばれていた頃に、信号も霞町っていう信号だった、西麻布じゃなくて。その頃に「霞族(かすみぞく)」と呼ばれ、夜な夜なカフェバーみたいなところでね、遊んでましたよ。

 

藤真利子 Mariko Fuji & 松任谷由実 Yuming (Yumi Matsutoya) 1980

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(藤真利子さんとユーミンの初顔合わせは、1980年9月14日号の雑誌「週刊明星」にて)

 

 で、とうとう松任谷(松任谷正隆)さんが、あの、お怒りになって、あの…フジマリは85年あたりに出禁になっちゃった。アッハッハッハ(爆笑)。なんか、出禁の理由を探されてたのかもしれないけど、うちに酔っぱらって遊びに来て、グラスをね、3個ぐらい割ったんだよね~(大笑)。それでまあ、あたしもその後忙しくなっちゃったし、あの…なんか特にすごい連絡とるっていう感じじゃないまま、たまに、なんか、ばったり会うようなことが、パーティーみたいなのでね、会うことがあったんだけど…。

 

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 すごい、ジャニーズ好きですよ。で、メリー(メリー喜多川)さんとかを、フジマリがあたし、紹介してもらって、あの、皆でご飯食べに行ったりしたこともよくあったな~。 

 

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(短く刈り上げた髪をサカ立てて歌っていた頃だから、たぶん1982年?だと思うんだけど、郷ひろみさんと音楽番組で共演した真利子さん、ひろみさんに突然ほっぺにチュ~されて、叫びまくってましたよね~。)

 

(全曲、荒井由実作詞の郷ひろみさんのアルバム「HIROMIC WORLD」1975)

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 それから、彼女自体はね、あの、聖心女子大、下から聖心女学院(聖心女子学院)か、正式に言うと、で、聖心ってさ、あのカトリックで、特に大学じゃなく下だと結構厳しく、あの、カトリックなんだよね。で札幌とか、小林聖心っていって、あの…宝塚の方にある関西の聖心なんかは、芦屋の金持ちぱっかり来るような所だけど、フジマリはね、えっと不二聖心といって、静岡県にある、でもね、そここそが全寮制みたいな、で、マ・スール(ma soeur)がいるっていう、尼さんがいるような、ほんと生粋の聖心だから、あの、そこを出て、あの、聖心女子大で女優になったりしているもんだから、なんか、ぶっちぎれちゃってるのね。

 

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(真利子さんが一番好きだというユーミンの曲「ハルジョオンヒメジョオン / ERIGERON PHILADELPHICUS, ERIGERON ANNUUS」が、もしかしたら帝国劇場の舞台「あなたがいたから私がいた」で聴けるかも…?)

 

 すごい、すごいのはあの…デビューま近の頃に、弾き語り、彼女はあの…歌も歌ってて、弾き語りをして、朝のワイドショー、生のワイドショーとかに出て、あの、エレキピアノで、こう画面に正面に向かって、なんか歌を歌っている時に、ホルターネックのひもがほどけちゃって(注:正確には、肩ひものない危険な衣装を着ていました。)、スッポンポンのまま(大笑)歌い切った!という…生で…。そういうツワモノですから…。このSNSの時代だったら、もう立派な騒ぎになるところがねぇ…その時の映像なんか残ってないだろうな~。それはいいんだけど…。

 

(ジャニーズ好きの藤真利子さん、“私の夢は、生まれ変わったら、ジャニーズの合宿所の寮母になること。”)

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(「好きな男、嫌いな男。林真理子藤真利子が、言いたい放題!」雑誌「an an / アンアン」1988年9月16日号 No.642 の20~23頁より。)

 

 まあね、天真爛漫な素晴らしい女優さんですよ。渋いけど…、だからゲイ人気とか、実はすごい高い人でね。すごい、すごい演技派だよ。ちゃんと演技の勉強、長いこと厳し~くして、女優さんになってるしね。あの…映画だと「陽暉楼(ようきろう)」?「陽暉楼」(注:ここでユーミンが言いたいのは「吉原炎上」のことだと思います。「陽暉楼」には真利子さんは出ていませんので…。)の演技とか、すっごいよ。チェックしてみて!

 

うわさの二人 藤真利子 & 近藤真彦 (マッチ) 1986

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(雑誌「TOUCH」1986年12月23日号より)

 

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 あ、今度、あの…この番組(「Uso Radio インターネットラジオ 松任谷由実 はじめました」)に…(笑)、や~ちょっと…、この番組に呼ぶと大変なことになるから…、あの…考え中…。”

 

松任谷由実 Yuming (Yumi Matsutoya) & 藤真利子 Mariko Fuji 2014

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呉田軽穂 Kureda Karuho (Karuho Kureda) & 微美杏里 Vivi Enleigh 2014

 

 え~、ぜひぜひ藤真利子さんをユーミンのラジオのゲストに呼んで欲しいな~。たとえ “大変なこと” (ププッ)になっても、ユーミン、たのんまっせ!!

 そういえば、1985年の3月にFMのラジオ番組で「ユーミン・グラフィティ」という5夜連続スペシャルがあったよね。堀川麗美さん、小林麻美さん、藤真利子さんらが一夜ずつDJを担当しユーミンの曲について語るというやつ(ユーミンももちろん登場よ)、あれはよかったわ。 

 

藤真利子が語るユーミン」はこちら:

http://k0nta.hatenablog.com/entry/2014/02/01/000558

 

浪漫幻夢

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狂躁曲+1

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吉原炎上 [DVD]

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藤真利子 讃 横尾忠則

 “私の顔ってね、明らかに変わりやすいという特性があるんです。ヘアとかメイクで変わっちゃうの。自分とは思えないように写っている写真もありますし。取材のために、喫茶店で待ち合わせしても、三十分ぐらい私に気づいてくれなかったり…。”

(1983年のインタビューより)

 そういうところも 藤真利子さんの魅力のひとつですね。この下の写真の真利子さんもすご~く素敵!!

 

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Mariko Fuji 藤真利子

 

 そして、これ↓は横尾忠則さんがお書きになった真利子さんへの賛辞。

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三島由紀夫原作の舞台「熱帯樹」は1980年2月23日~3月9日、西武劇場にて。制作:葛井欣士郎、演出:串田和美、美術:横尾忠則、衣装:松田光弘、出演:内田良平岸田今日子、光田昌弘、藤真利子加藤治子

 

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“ちょっと不思議な女…藤真利子

 

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 藤真利子 Mariko Fuji

 

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“いろんな角度で自分を研究したり試したりするところなどぼくとそっくりで、同じ「派」(カテゴリー)に属する人種かな、と思ったりしている。”

 

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ピカソキュービズムのような顔を作ってくれるところなんかもう芸術家としかいいようがない。強烈な変身願望のある人と読む。”

 

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Mariko Fuji 藤真利子

 

 今回再発された真利子さんのアルバム4枚を聴いたお友達から感想のメールをいただきました。その方の許可を得て、ここにその一部を掲載させていただきますね。

 

*****

 ずっと藤真利子さんを聞いてました。ドアを開けたらもうそこは80年代…。すごく不思議な感覚に陥ってしまいました。彼女の歌は摩訶不思議。甘さの奥底に苦い種が潜んでいて、にっこり笑みを浮かべながら、心では舌を出している風な捉えどころの無さが、あの時代の日本の最先端の音楽と絡んで、なんとも癖になっちゃう。そう、まさに癖になっちゃう音楽なの。カバー曲も多いけれど、ちゃんと彼女の歌になってて。映画みたいに情景が浮かんでくるのは女優さんだから、ではなく彼女の内面がその雰囲気を創っているからなのね。

 このタイミングで再販とは興味深いです。もしリアルタイムで聴いたら、私の中で女の子同士の反発があったかも…。でも今の私には、どのアルバムもとても素敵に思えます(一番のお気に入りは「ガラスの植物園」)。 

*****

 

 松任谷正隆さんがアレンジした「ガラスの植物園」は、9曲すべて洋楽の曲に真利子さん自身が、微美杏里名義で日本語歌詞をつけたカバー集。オリジナル・ヴァージョンと聴き比べてみるのも、興味深いですよ。

こちらのページを参考にオリジナル・ヴァージョンを探してみてね:

 http://www5d.biglobe.ne.jp/~ktabloid/FujiMariko.htm

 

『ガラスの植物園』 (オリジナル発売:1984年8月5日)

01. 素敵なMIO (FIO MARAVILLA) (日本語詞:微美杏里 / 作詞・作曲:Jorge Ben, Boris Bergman / 編曲:松任谷正隆)
02. アブナイ彼 (ATTENDS OU VA-T'EN) (日本語詞:微美杏里 / 作詞・作曲:Serge Gainsbourg / 編曲:松任谷正隆)
03. BIG FAT MAMMA (BIG FAT MAMMA) (日本語詞:微美杏里 / 作詞・作曲:Michel Berger / 編曲:松任谷正隆)
04. 戯れの6月 (L'IRREPARABLE) (日本語詞:微美杏里 / 作詞・作曲:Veronique Sanson / 編曲:松任谷正隆)
05. 謎のボーイフレンド (JAZZ A GOGO) (日本語詞:微美杏里 / 作詞・作曲:Alain Goraguer, Robert Gall / 編曲:松任谷正隆)
06. ハロウィーン怪事件 (COMIX DISCOMIX) (日本語詞:微美杏里 / 作詞・作曲:Jacques Duvall/Eric Hagen Dierks, Jay Alanski / 編曲:松任谷正隆)
07. ADDIOと言って (DIRSI ADDIO) (日本語詞:微美杏里 / 作詞・作曲:Ciro "Zacar" Dammicco 編曲:松任谷正隆)
08. 砂に捨てた恋 (CA M'SUFFIT) (日本語詞:微美杏里 / 作詞・作曲:Francoise Hardy, Michel Bernholc 編曲:松任谷正隆)
09. 憂うつな午前5時 (DI DOO DAH) (日本語詞:微美杏里 / 作詞・作曲:Serge Gainsbourg / 編曲:松任谷正隆)

 

ガラスの植物園

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Filho Maravilha (Fio Maravilha)

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30 Ans De Passion

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SURF&SNOW

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藤真利子 鈴木慶一 対談 1981年

 再発されたアルバムが話題の藤真利子さん、あなた、モチロンもう聴いたよね? 「浪漫幻夢」「狂躁曲」「アブラカダブラ」「ガラスの植物園」4枚の名盤、只今絶賛発売中ですよっ!

 

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鈴木慶一 Keiichi Suzuk  & 藤真利子 Mariko Fuji  1981年

 

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雑誌「バラエティ」 1981年10月号の160~163頁に掲載された藤真利子さんと鈴木慶一さんの対談がこれ。「過激なアレンジの新曲は “新歌謡” ?」

 

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ちょうどシングル「花がたみ / 鬼狂言」のレコーディング時期に行われたノリノリのトーク・セッションです。

 

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黒柳徹子さん司会のクラシック音楽番組で、ピアノを弾いたお嬢様ぶりも有名な真利子さん。

 

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4歳から始めたピアノの他に、三味線も得意よ。この三味線も真利子さん自身の持ち物なんだって…。女性ロッカーみたいね。

 

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「花がたみ / 鬼狂言」は寺山修司作詞、鈴木慶一作曲・編曲、ムーンライダーズのメンバーがコーラスまで担当。

 

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高橋幸宏(ユキヒロ)さんを兄のように慕う…真利子さんザ・ビートニクス(THE BEATNIKS)に私も入れてっ!

 

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慶一さんに会ったのは今日で3回目 だけど、昔から知ってるような気がする…。

 

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フランソワーズ・アルディ(Francoise Hardy)、ヴェロニク・サンソン(Veronique Sanson)、ブリジット・フォンテーヌ(Brigitte Fontaine)とか、フレンチ・ポップスが好き。昔からデヴィッド・ボウイ(David Bowie)のファン。

 

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僕もね~、ブリジット・フォンテーヌやアレスキー(Areski) 、この頃よく聴いてました。もちろんこの↑LPレコードでね。

 

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ジノ・バネリ(Gino Vannelli)が好き。今日はグレース・ジョーンズ(Grace Jones)のテープを…。真利子さん、キャロル・ロール(Carole Laure)やルイス・フューレイ(Lewis Furey)はお気に召したかしら?

 

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ユーミン(松任谷由実 / 荒井由実)とはすごく仲がよくて、よくお尻に火を付けてもらってる。私ってすぐメゲるから。

 

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歌は、ディレクターの森直美さんが期間を与えて下さって、それでやり始めたの。

 

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1977年のATG映画「北村透谷・わが冬の歌」の樋口一葉役で女優デビュー。 

 

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アレンジのアイデアとかを、全部惜しみなく他人のために使っちゃう鈴木慶一さん、太っ腹!!

 

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踊りも好き。日本舞踊やジャズ・バレエも昔から…という藤真利子さん。

 

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レコード大賞で一緒に泣きましょう。

 

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この「花がたみ / 鬼狂言」がウケないようじゃダメ、あなたの感性衰えてます!!

 

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日本の役者さんでリズム感のいい人ってあまりいない…音楽的じゃないというか…。

 

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曲作ったりすると自分でアレンジしてテープを作っちゃう。アレンジってすごく興味がある…曲作ることより面白いんじゃない?

 

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わくいらない! アルバムのプロデュースもお願い!勝手に今、決めたの(笑)。

 

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歌手も本業、それぐらい一生懸命やってる!

 

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「花がたみ / 鬼狂言」のレコーディングでは、和太鼓を8個も使用。

 

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そしてこの後、あの異色の大傑作アルバム「狂躁曲」が完成することになりました。

 

EXITENTIALISM ?出口主義

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Message Personnel: Special Edition

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告白        (CCCD)

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Amoureuse 1972-12

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Morceaux De Choix

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Ultimate Collection

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ガラスの植物園

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藤真利子 最新インタヴュー 2014年5月8日

  藤真利子さんのテイチク時代の4アルバム「浪漫幻夢」「狂躁曲」「アブラカダブラ」「ガラスの植物園」のハイレゾ配信開始ですって! もしかして、今回の再発って大ヒット?

 

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 Mariko Fuji 藤真利子

 

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 それにそれに、見つけてしまいました!藤真利子さんの最新インタヴュー。雑誌「レコード・コレクターズ」2014年7月号の104~107頁に4ページにわたり掲載されています。インタビュアーは和久井光司さん。

 

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Yumi Matsutoya 松任谷由実 & Mariko Fuji 藤真利子 1980年

ユーミンとは雑誌の対談で会ったんです。そのときすぐに意気投合して…。”

 

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 このインタビューの中で真利子さん、お父様の藤原審爾さん、女優としてのスタート、歌手デビュー、ユーミン(松任谷由実 / 荒井由実)との親交、1回だけのコンサート、レコーディング風景、ムーンライダーズとの大騒ぎ、ジュリー(沢田研二さん)との共作、「マニア・マニエラ」、ATGのプロデューサー葛井欣士郎さん、そしてゲイ・フォロワーや、売上16万枚近くのヒット曲・柏原芳恵さんの「夏模様」の作詞で得た印税についてまで、とても興味深いことをお話しされていま~す。是非是非、今すぐ「レコード・コレクターズ」2014年7月号をチェーック!!

 

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 今年2014年10月8日~31日のユーミンの帝国劇場公演「あなたがいたから私がいた」では真利子さん、なんと90歳の老婆役での出演だとか? もしかして、Miss Lonely役かしら? 藤真利子さんとマンタ(松任谷正隆)さんの最新2ショット写真が、こちら↓のページ(の2014年6月11日の項)で見れますよ。

プロダクション尾木
https://www.facebook.com/productionogi

 

MANIA MANIERA

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ガラスの植物園

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飢餓海峡-全集- [DVD]

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ユーミン その虚実の私生活

 ユーミン(松任谷由実 / 荒井由実)が1983年のインタビュー本「ルージュの伝言」の中で語っている(単行本版では128頁、文庫本版では123頁)、アルファ&アソシエイツからの独立引きとめ工作の中傷記事がどんなものだったのか、ずっと気になっていたんだけど、見つけてしまいました。

 

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雑誌「女性自身」1976年6月17日号 48~50頁「荒井由実が突如、歌手を引退! その虚実の私生活」

 

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11月に松任谷正隆と挙式後、歌手を引退。その原因は限界説…

 

 読んでみたけど、想像してたほどヒドくないというか…、1996年~2001年頃に雑誌「AERA」が盛んにやっていた“ユーミンは終わった、終わった・バッシング大会”に比べれば、ホント何でもない、かわいい文というか…。1976年当時、こんな記事で気持ちが落ち込んでいた(と僕は推測…)なんて、まだまだユーミン、とってもナイーヴだったのね…。ということで、今やユーミン・レジェンドの一部となった(?)その記事の全文を掲載したいと思います。

 

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正確な歌詞は “包みきれないあなたの心は きまぐれ色の海それとも空” ですよ。

 

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今年(1976年)の年収は、約1億まで行くと推定される。若き成功者・由実様、ス・テ・キ!

 

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ノドチンコが短小なために、ビブラートが長く引っ張れず、歌えるものが限られ、しかも、きれいにいかない…。え、短小はやっぱりダメ…なの???

 

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ユーミン自身も、人工的に手を加えられていない自分の歌がどの程度のものか、よく把握している。

 

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東芝EMIの協力はほとんど得られず」…あの声の質は完全に人工的なメカニックの産物である。

 

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“私も日の出まつげしてたよ。ちょうど太陽が出てくるときに光がパーッとするみたいに、まつげがバーッとついてたの(笑)。”雑誌「JJ」1984年7月号 103頁での、ユーミンの発言。

 

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やはり、本人が歌手としての限界を悟ったのだろう。

 

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妻としての時間を持ちたい…。

 

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彼女のどこに、こんな猥雑なことばがひそんでいるのだろう…。猥雑ユーミン!キャハハ。

 

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鈴木ヒロミツ氏の説によるとユーミンはザ・モップスのギター担当、星勝さん狙いだったのでは…とのこと。

 

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サーフ・ローラーに凝っているなどど吹聴しても、本人は運動神経ゼロで、とまってるボードの上にも乗れない。

 

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とりあえず、サーフ・ローラー↑乗れてるんですが…。(懐かしいポスターをクローゼットの奥から取り出してきました~。アルバム「流線型 '80」のLPを買った時にもらったもの。1978年の12月~1979年の2月のカレンダーになっています。)

 

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彼女(荒井由実)が作曲家としてやっていくためにはぜひ彼(松任谷正隆)の才能が必要だった。彼女は結婚することによって、それを永久的に手に入れた。あれは政略結婚だっ!???

 

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マンタ(松任谷正隆)は絶対に離さないわよぉ~。

 

でも、私がマンタに惚れたんじゃなくて、向こうが私に惚れたんだからね。

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「独立だって、結局はお金ほしさで、大呉服屋の娘ならお金に執着を見せなければいいのに…。」←これ、アルファのどなたのお言葉かしらぁ~?

 

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根っからのお嬢様のユーミンがお金に執着なんて、あるの???

 

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“幼稚な中傷記事…大の男がよってたかってバカだな、とか思っちゃった。” (この記事に対するユーミンのコメント 。角川書店刊「ルージュの伝言」より。) 

 

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