Kontaの歓びの毒牙

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藤真利子 ユーミンうそラジオ に出演! その1

 さあ、いよいよ帝国劇場、Yuming sings...「あなたがいたから私がいた」の舞台が始まりますね。それに先立ち、今週(2014/10/3 - 2014/10/9 公開の No.683)のユーミン、うそラジオ(「Uso Radio インターネットラジオ 松任谷由実 はじめました」)のゲストはなんと藤真利子さん!。これは、やっぱり文字として記録しておかねばなりません! 早速、文字起こししてみました~。そう「藤真利子 松任谷家出入り禁止!」の全貌も遂にここに明らかに! では、どうぞ~!!

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Mariko Fuji 藤真利子 Vivi Enleigh 微美杏里 1982

 

ユーミン:肌寒くなりましたね~、どうもユーミン(松任谷由実 / 荒井由実)本人で~す。帝劇、(2014年)10月8日から10月31日まで、場所は東京帝国劇場、パワースポットだよ~、いつも言うように。え~今日はですね、もう間近に迫った本番の稽古から、あの~ここに歩いて来れるんだもんニッポン放送まで、で、なんと連れがいるんだよん。どうも~。
藤真利子:連れだよ。
ユ:ウハァフフフフ…。
藤:ツレちゃん。
ユ:藤原さん!
藤:はい、藤原真理です。
ユ:藤原…(笑)、そういう人もいるよね?
藤:本名、藤原真理です。
ユ:うん、あのね、まあ藤真利子さんなんだけども、藤原さんて、わたし昔呼んでたのをずっと…。
藤:ず~っと呼んでた。
ユ:ずっと藤原さん藤原さんって呼んでたのを今日思い出した。
藤:うそ~おぉ。
ユ:フジマリ、フジマリってここの、お稽古に入ってから呼んでて…。
藤:うそでしょ?
ユ:で、また始まりに戻ると、この放送の前半はね、まだ、あの全ての人が(帝国劇場の舞台「あなたがいたから私がいた」を)見ていないね…。
藤:ああ…。
ユ:で、なんだ、この放送が(2014年10月)3日の金曜日から9日の木曜日なんで、え~8日に始まると、やや、一週間の後の方で聞く人はね、もう(帝劇の舞台を)見た人もいるかもしれないっていう…。
藤:私の正体を知っているという…(笑)。
ユ:そうだよ、あんまりネタバレにならないようにしないと…うん…、でも老け役だよね。
藤:まあ、多少ね。
ユ:でも、松任谷(松任谷正隆)さんが「や~、フジマリにして本当によかった~」って言ってる。
藤:いや…。
ユ:こんな、たぶんうるさいだろう女優を、あの…一言もなんか刃向うことなく…。
藤:私が…?
ユ:やってもらってる…。
藤:いやいやいやいや…。なんかマン(松任谷正隆)ちゃん的には、あの、これ、アタシ、友達ノリじゃなくて…、友達ノリで私がキャスティングされたのではなくて、全然東宝から、あの直で事務所の方に来て、で、あの長いこと出入り禁止になってた…(笑)。
ユ:松任谷家…(笑)
藤:あの、敷居の高い松任谷家と…、はっ、え~っ、松任谷正隆さん演出?…「いや~アイツだけは勘弁してくれ」って絶対プロデューサーに言うと思って、うちのマネージャーに言ってたんですよ。
ユ:う、うん。
藤:「いや、アイツだけはご勘弁…」みたいな…ハッハッハッ、そしたら、あのなんかマンちゃんからも、「あ、よ~く知ってます」って言われてっていうので、え~っと思って…。
ユ:だから、交友関係ブランクがあった分、あの…そういうのでは本当にあの…ニュートラルに…。
藤:ホント、その時に、なんかマンちゃんがプロデューサーに「でもなんか、フジマリとぶつかりそうな気がするんだけど…」とか言って…。
ユ:言ってた、言ってた。
藤:ね、言ってたでしょ?で、アタシがちょっと呼び出し食って(笑)、一回マンちゃんの事務所に行った時も…。
ユ:ホン読みかなんかでね?
藤:ホン読みじゃなくって…ただ会いたいって言われて、で行ったときも、「あの…、ぶつからないようにするにはどうしたらいいんだろう?」ってアタシに(笑)訊くから、いやいや、私はまず演出家の言うことは必ず聞くからって…、そう見えないかもわかんないけど…。
ユ:そういえば、若い女優さんたちにも言ってたもんね。
藤:見えないかわかんないけど、私たち、かならず聞くからって、言ったんだけど。
ユ:うん。
藤:でも、それでも信じてなかったと思う。
ユ:でもはっきり言って、聞きたくない現場もあったりするわけなんでしょ?
藤:そりゃそうよ。
ユ:その内容に疑問を持ってたりとか…。
藤:うん、やっぱり、それは合わない監督とか、それは確実に…、なんかイヤなこと言われたり…なんでそんなこと言われなきゃならないんだろとかいうこともあるし…。色々ありますけど、でも基本的には聞くの、私。どんな…昨日監督になった人でも、あの…聞く。
ユ:そうだよね、あれは関係ないよね、日数はね。
藤:うん、そうだと思う。やっぱりだって、その才能がなかったらその…あの…。
ユ:ポジションには?
藤:そうそう、その仕事出来ないわけだから。
ユ:うん。
藤:だから、私、基本は聞きますけどね。だから、そう見えなかったんだと思いますが…。あの一所懸命、松任谷さんのいうこと聞いてやってます!

 

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Mariko Fuji 藤真利子 Vivi Enleigh 微美杏里 1979

 

ユ:あとね、あの出禁は何年前?っていう…。
藤:あっ、何年前ってねえ…。
ユ:何年ぐらいだろうね?90年の声を聞くか聞かないかぐらい?
藤:いや~、ちょっとね~、あの、もうなくなっちゃった「まっくろう」の喜美子(横山喜美子 / よこやまきみこ)さんとさ~、日曜日にね…。
ユ:そういう飲食店のね~。
藤:そうそう。
ユ:女主人がいたの。
藤:そうそう。
ユ:で、よくアタシもそこに飲みに行ったりしてたんだよね。
藤:いろんな人来てたし…。で、そこのママが、あの日曜だと昼間っから、あの飲むのよ。
ユ:うん。
藤:で、そこのママのうちで飲んでて、そしたら「ユーミンのとこ行こう」とか盛りあがちゃって、でユーミンとこ電話して昼間っから行ったの、そしたらユーミンが、なんかエミール・ガレ(Émile Gallé)かなんかの、ガラスのあのすごい美術品みたいなワイングラスを出してくれたのよ。でね、まずこんなランチョマット…。
ユ:うちはね、玉石混淆(ぎょくせきこんこう)だから…。
藤:で、ランチョマットが竹みたいな、すごいオリエンタルな感じなんだけど、そのそこに、エミール・ガレのグラスを出してくれたの。
ユ:まあ、エミール・ガレではなかったとは思うけど…。
藤:で、いや、たぶんガレだったと思う。そいで、喜美子さんがベロベロ酔っぱらって、それをガチャ~ンとやって真っ二つに割ちゃったのよ、アハハハハ。で、その時に、マンちゃんがなんか怒り…、もう怒りの表情で、なんかちょうど降りてきた時かなんかで、で、もうあれから長い日が経ちますけど…。
ユ:まあ、それが引き金であってね(笑)、まあ、あの…アタシも一緒に遊んでたし、どっかで何とかしないとと思ってたんだろうね。もう今なんか逆転してるよ。まあ、デビュー遅くて、あっちが。
藤:ねえ~。
ユ:変ったでしょ~?
藤:変わった!だって昔は、マンちゃんがまずユーミンの…。
ユ:一応言っとくとリスナーに、マンちゃんというのは…。
藤:ごめんなさい、松任谷さんです。松任谷正隆さんを昔は、マンちゃんとかマンタとか皆、呼んでたの。
ユ:うん。
藤:私は、マンちゃんってずっと呼んでて…、ユーミンもマンちゃんて言ってたね、あの頃、今、お父さんとか言ったりしているけど。で、マンちゃんは、基本ユーミンのごはんしか食べなくて…。
ユ:うん、そうなのよ。
藤:で、外食、一切出来なかったでしょ?
ユ:うん。
藤:で、すごい憶えてるの。なんか外食って、一人じゃっ、ていう意味じゃなくて、外で食べること自体がダメなのね。
ユ:うん、そうなのよね。
藤:で、唯一さ、横浜のさ、ほらあの球場の外にある、なんか外国っぽい店あったじゃない?
ユ:うん、「デリカ―ト」という店があったんだよね。
藤:あ~、そうそうそう、「デリカ―ト」!あそこだけは、マンちゃんが行くのよ、皆と一緒に。
ユ:そうね。
藤:あそこだけはいいんだけど、あとは外食がまずダメで、もちろん一人でなんてごはん食べないから、私、ユーミンよくがスタジオの時にお結びとか作ってるのを見て、はぁ~すごいな~と…。
ユ:そうなのよ。ツアーの時も、何日分かも作り置き、シチューとかそういうのを、タッパに入れて…。
藤:ね~。
ユ:作って仕事に出てたもの…。
藤:で、ほら飛行機もダメだったじゃない?
ユ:そうね。
藤:ね、それで飛行機乗るようになって、ようやく向こうでレコーディングとかさ、出来るようになって…。
ユ:うん。
藤:色んなことがどんどん、どんどん変わって、なんか久しぶりに会ったらなんかすごい大人になってた…(笑)。
ユ:そうでしょ。だと思う、きっと…。
藤:で、マンちゃん、(この「うそラジオ」を)聞かないでしょうね?また出禁になっちゃったりして…。
ユ:いや、よく聞いてるのよ、それが…。
藤:ヤダっ!ヤメてっ!先、言ってよ。やだ~、また出禁、また出禁…帝劇…。
ユ:そんなことないって!
藤:帝劇に出禁?まいったな~。
ユ:いや、でもね、本当によかったて言ってるよ。
藤:怖いわ~。でも、それがいつ覆るかわからないのよ、怖いわ。

 

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Mariko Fuji 藤真利子 Vivi Enleigh 微美杏里 1982 

 
ユ:いや、まじめな話、やっぱりスゴイよね。
藤:え、何が?
ユ:演技力っていうか…。
藤:いや、演技力はないと思います…。
ユ:で、高度で、安定している、高水位で…。
藤:えっ?
ユ:だって、ず~と同じことを練習で何度も何度もやるわけじゃない?
藤:うん、うん。
ユ:で、泣くことがすごい多い芝居で、他の人たちもね、あの、まあ泣けばいいってもんじゃないけど…。
藤:もちろん、その通り…。泣くとは書いてない。
ユ:うん、書いてない。
藤:一個も書いてない。
ユ:その感情とコントロールをしながら、なんか、きっちり台詞も明瞭にあれして、心が…リハなのにすごい、何?…高い水準で…。
藤:そう?伝わる?
ユ:うん、コンスタントに…。だから、もう始まるわけだけど…。
藤:う~ん。
ユ:ねえ、お稽古場で出来たからっと言って…。
藤:そうなの。そうなの。
ユ:それも26ステージ…。
藤:うんうん。
ユ:保てるかどうかっていうのは、すごい自分との闘いに、皆さんなるわけで…。
藤:ホントにそう、あの「舞台には魔物が住んでる」ってよく言うけれど、なんで、あんなに毎日出来たことが出来ないんだろう…みたいな。
ユ:うんうん。
藤:逆に、稽古場では一回も出来なかったことが、舞台上がったらスっと出来て、えっ、ウソみたいなこともあるし…。
ユ:アタシ、そのタイプかもしれないな…アハハハ。だといいいな~…みたいな(笑)。
藤:うん。
ユ:いや、ホントにすごいよ。
藤:いやあ、そんなことはないけど、でもこれが仕事だから…。
ユ:うん。
藤:私のね。それはもうホントに、あの、頑張るしかないから…、ねえ。
ユ:でも、老婆女優でブレイクするかもかもしれない。
藤:言っちゃってるじゃない…いいのね?まあ、年の…お婆さんの役だし。
ユ:そこは、ネタバレにならないでしょ?
藤:そうね、そう。
ユ:だって実際…。
藤:お婆さん、お婆さん、お婆さん…。
ユ:研究したりするの?
藤:いや、周りにいっぱいいるから全然、モデルが…(笑)。うちの母の周りあたりは…もう、別に…。
ユ:身についてる?
藤:そうそう、ことさら研究する必要もなく…もう、なんか、全然大丈夫…。
ユ:そう、比嘉愛未ちゃんと同一人物の…。
藤:そうそうそう。「タイタニック」みたいな感じね。
ユ:なるほどね…。
藤:お婆さんがいて回想すると…、あの綺麗で…。
ユ:私もわざとらしく、「なるほどね…」とかって言っちゃって…(笑)。う~ん、そうなんですよ。ベテラン・チームと若者チームがあって、そこも別に言って大丈夫なんだけど…。
藤:今、ベテランって言ってるけど、いつもは年寄チームっとかって…(笑)。
ユ:子供たちと年寄とかって言って…。
藤:そうそうそう。若者のチーム、年寄のチームとか言われて…。
ユ:だから二層になってるから、ねえ…あの若い俳優さんたちもすごいラッキーなんじゃないかなと勝手に傍で見て思ってる。
藤:あっ、そう?
ユ:うん、食い入るように見てるもんね。
藤:ふ~ん、あ、そう…。

 

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Mariko Fuji 藤真利子 Vivi Enleigh 微美杏里 2014

 

藤:昔はね~、やっぱり怖いね、先輩、女優さんとかね。
ユ:うん。
藤:うるさ~い人はね、むしろ教えてくれたのよ。テレビとか映画でもね。
ユ:それ、泉ピン子さんが言ってた、どっかで。
藤:あ、ホント~。
ユ:昔は教えてくれたんだって…。
藤:そうそうそう。
ユ:教えるのよ。
藤:色んな事、教わった。
ユ:ふ~ん。
藤:あの賢ちゃん、石黒賢ちゃんともね、あの稽古場でその話するんだけど、昔はよく教えてもらったよねって…、でも今はね、なんか教えるとね、なんかこのクソ婆とか思われちゃうから、余計なこと言えないのよ。
ユ:たとえばどういうことを今回では、教えてる?
藤:教えるって、教えるっていうか…。
ユ:愛未ちゃんとよく話してるよね?
藤:うん。マンちゃんからも言われて、なるべく、あの、もしあれだったら話してあげてなんて言われて、でもまあ、あんましあの…言ってもいい事とやっぱ言えないことってあるじゃない?そこら辺、怖いんだけど、とりあえずはキチンと話さないと、あのいくらマイクが入っていても、あの…音は拾いませんよっていうことは言ってる、だからキチンと話して、キチンと発声っていう言葉は使わないけど、大きい声出した方がいいというのは言ってる。
ユ:うん。
藤:あと、彼女は手足(脚)がすごく長いのね、だから、とってもそれが、こう他の人よりも…。
ユ:でも、フジマリもさ~、バランス的にはそうじゃない?
藤:でも、そんな比じゃないじゃない…。
ユ:でも、バランス的には…そうだよ。だからちょうどこう…、棺桶に入る時に縮んだというか…アハハハ。
藤:縮みすぎだよ、ハハハ。超縮みすぎっ。
ユ:あの~、ゴメンゴメン話の腰折って…。
藤:だから手足(脚)が長い分、そこに目が行っちゃうから、アタシもよく言われたの、アタシ、デビューした時にうちの父親が手がダメだって言うのよ。手がこう開いてるって…。
ユ:ああ。
藤:今、どうやってるかと言うと五っていう…十みたいな、今、手してるんだけど、こんな風になっちゃうの、だからなるべく、あの手とか足(脚)とかがダメって言われたから気を付けるようにしてる。
ユ:うん。
藤:手が、あの、すごく指とかが長いと、その分、目立ちゃう。 

 

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脚本・演出:松任谷正隆 帝国劇場 2014年10月8日(水)~31日(金)
Yuming(松任谷由実 / 荒井由実) sings...「あなたがいたから私がいた」:

http://www.tohostage.com/yuming/

 

ユ:昔、先輩に教えてもらって印象的だったことって、憶えてる?
藤:うん、いっぱいある。いっぱいあるけどね、私ね、沢村貞子さん(1908年 - 1996年)ってね、憶えてる?
ユ:お~、渋いね。
藤:そうそうそう、あの沢村さんと私って、NHKで何度も嫁と姑をやるの。「えっ、また沢村さん」みたいな。もう、もちろんいじめられる嫁の役なんだけど、私なんだけど、わりかしそういう役どころいっぱいやってて、怖いお姑さん…。
ユ:だけど(藤真利子)本人の実際は別として、どっちかって言うと暗いもんね?
藤:アタシ?そうよ。
ユ:印象は…。
藤:そうそうそう。
ユ:陰のある…。
藤:普通の人はこういう人だと思ってないから、なんか、ビックリされちゃうんだけど…。
ユ:で、なんだっけ、あれの…あの…サスペンス犯人役…。
藤:火サスの犯人…最多犯人女優なの…ハハハ。
ユ:ああ、そういえばっ…て思うよね。
藤:もう、これはねぇ、あの「火曜サスペンス」終わっちゃったから、更新されることはなくて…。
ユ:逃げ切ったね(笑)。
藤:アタシが一番、人を殺してたんだ、実は。フフフフ。
ユ:そうか…。また話の腰を折っちゃったけど、沢村貞子さんが?
藤:沢村貞子さんは、あの…例えばね、勿論、時代劇なの全部。いっつも着物でお稽古に、で、私もいつも着物着て、それで、ユーミンとさ、遊びに行ったりしたじゃない?
ユ:あっ、そうよね~。
藤:着物、二人で着て…ね。みたいに、日ごろから着物を着て、まあ、口では言わないけど、そういうたたずまい見てたら、着物着なくちゃと思って次から着物着ていくわけよ。それで、あと例えばさ、出てる小道具とかのさ、布団、あの座布団とかあるじゃない、そうするとさ、「あっ、これは冬の座布団、夏の座布団カバーないですか?」、とかさ、例えば「今、夏なのにね、これはおかしい」とかさ…。
ユ:うんうん。
藤:そういうことを学ぶわけよ。初めて知るわけよ。座布団に夏と冬があるなんて、なんか知らなかった、でも昔は、そういうちゃんとしたおうちはそういうものがあったっていう、そういうこととか、まあ、色んなこと教わった、沢村貞子さんに。みたいな…。
ユ:イントネーションを直したりしてるもんね?
藤:ああ、今ね、若い子達が戦時中の場面じゃない。それで、何だっけな?「よ~く見てた」「よ~く見てた」とか、「よ~く」とかね、それから何だっけ?「送別会やらない?」「送別会」!口うるさいクソ婆になっちゃって…。
ユ:現代風のアレンジを施してるとはいえ…。
藤:やっぱりそれは、キチンとするとこはキチンとしないと、あのまた、こうるさい人が観に来てて、「なんだ~」って、そこでちょっとガックリされるっていうのがね、つらいじゃない?そういうところで…。いや、一所懸命やってるのにさ~、なんか、こうマイナス点つけられるのもつらいから、まあ、わかることはね…。
ユ:ともあれ、すっごい熱意で、やってるよね?皆。
藤:う~ん、ホント。気持ちがいい現場だと思う。
ユ:あの、前回も、初めてっていうこともあるし、おっかなびっくりで一所懸命で皆でやったけど、今回はホント、すごいね。う~ん、個別にも何度も何度も、こう、演技もね、練り直しをしているし、初日が楽しみだわ。お客さんの前に出るのが…ねえ。

 

Mariko Fuji 藤真利子 Vivi Enleigh 微美杏里 1979

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やっぱり犯人は、陰のある女…藤真利子

 

ユ:う~ん、そう、で、あれからね、あの、今ね、ちょっとマネージャーが入って、アタシが帝劇からここまで歩いて来る時に、帝劇の中でね…。
藤:そうそうそう、見た!見た!
ユ:パコって、かかとが…。
藤:今、私、老眼鏡かけました(笑)。
ユ:とれちゃったのよ。せっかく久しぶりにいい距離、いい距離…ホント近いから、あれなんだけど…。
藤:いや、これをね、今ね…。
ユ:これね。
藤:ちょっと貸して…。
ユ:すごい廉い靴なのよ。好きなんだけど…。
藤:ブーツでさあ、底のところがパックリ取れてて、まあ蓋底(船底?札底?)になってるんですが…。
ユ:ここにね、アロンアルファもあるしね。リヤンメン(両面?)はないのよ…。え、あのね、どう思う?
藤:これはね、靴屋さんへ持って行ったほうがいいと思いますよ(笑)。
ユ:そうかな?
藤:だって、こんなパックリよ。ユーミンはどうしようとしてるの?それ、なんか入らないの?この薄い方の両面(リヤンメン?)テープを…。
ユ:今、マネージャーがあれだって、そんな…女優さんに靴を持たせて…。
藤:私、結構こいうことをやったりするの。
ユ:ホントに?
藤:自分の靴直したりとか、でも直しきれないのは靴屋さんへ持って行く。これちょっとさ~、ヤバくない?
ユ:これでもね、20年以上前の靴なんだよ。
藤:えっ、そうなの?
ユ:ちょっとロックしてる。
藤:あ、そうなの?
ユ:ダメだ、載っけちゃ、デスクの上に…(笑)。
藤:すいません、すいません…。
ユ:自分で持つならまだしも…。これね、LAで買ったんだ~。
藤:これやってる間に、全部ポコットとれちゃうかもしれない。
ユ:そうだね。
藤:だってこれ、さっきよりもさ~。
ユ:靴屋に持ってきましょう!
藤:そうよ、やめよう、これ。

 

松任谷由実 Yumi Matsutoya 藤真利子 Mariko Fuji 2014 

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呉田軽穂 Karuho Kureta 微美杏里 Vivi Enleigh 2014 

 

ユ:じゃあ、それでは、最後にユーミンに質問ですっていうのがあるんだけどね。ふたりでこれ答える…。秋の食卓という言葉が飛び交ってきます。さあ、ユーミンはさんま、栗、マツタケ、柿、梨、さつまいも、銀杏、何だろ?どう、お料理、この頃はするんだよね?
藤:ねえ~、昔、何にもしなくて、ユーミンはさ、やっぱり若くして結婚したからさ~、まず、自分が作らなきゃ食べるものがないっていうのがあったし…。それが今、直面してて、大変よ。
ユ:でも、秋の味覚なんて言う…。
藤:あっ、全然関係ない…(笑)。
ユ:関係なくないんだけど、私の方が、あの~退化しちゃって、あんまり出来なくなったかもしれない…。
藤:でもさ、最近食べられないもの増えたわよね?
ユ:そうなのよ、アレルギーで。
藤:ねえ~。
ユ:でも、一応秋の味覚っていう質問だから、私はね、最近、キノコのパスタを作ったんだけど、この番組でも言ったかな?あの…トリュフものが最近すごい充実してるのよ。トリュフ・オリーブ・オイルとかトリュフ・バターとかトリュフ・ソルトとか…。
藤:あ~、なんか聞いたことがある。聞いたことある…。
ユ:だから、キノコの色々、シメジとか、しいたけとか、ブラウン・マッシュルームとか、もうありとあらゆるキノコ、エリンギとかで、パスタを作ってそこにトリュフ・オリーブ・オイルとか使うと、あ~ら不思議、めちゃくちゃ美味しいの。
藤:ああ、ホント。ああ、そうなの?
ユ:便利グッズなの。
藤:ああ、そうなんだ。ふ~ん。
ユ:秋の味覚で好きなものは?
藤:マツタケ
ユ:マツタケ…。
藤:この中だと…。
ユ:う~ん、マツタケ、何をして食べるのが好き?茶わん蒸しとか?
藤:焼いて食べるのが好き。
ユ:焼いて…そうだよね。ただ、そのままね。ということで、え~、続きはね、来週又、次回は石黒賢さんいついて、お話しましょう、ねっ。松任谷由実でした。バイバイ~。

 

*****

 来週の、ユーミン、うそラジオ(「Uso Radio インターネットラジオ 松任谷由実 はじめました」)のゲストも引き続き、藤真利子さんですよ~。すっごく楽しみ!!

 

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