いよいよ再発ですよ、藤真利子さんのアルバム4枚「浪漫幻夢」「狂躁曲」「アブラカダブラ」「ガラスの植物園」。
1983年のアルバム「アブラカダブラ」では、藤真利子さん自身が微美杏里の名前で全曲の作詞を担当されています。もちろんアルバム全体が素晴らしいのですが、その中でも特に僕が気に入ってるのが「紅茶の午后」と「SO LONG」の二曲です。坂本龍一さんが作曲した「SO LONG」(伊集加代子さんの美しいスキャットをフィーチャー)を聴くと何故かいつも映画「あの胸にもういちど (The Girl On A Motorcycle / La Motocyclette)」を思い出すんですわ。歌われている内容が特に映画のストーリーと似ているというわけではないんですが、まだ完全に明けきっていない朝…という雰囲気(?)で、どこかイメージが重なるのかもしれません…。
「あの胸にもういちど」のパンフレットより。
映画「あの胸にもういちど」はアラン・ドロンとマリアンヌ・フェイスフルが主演した1968年の英仏合作映画です。公開当時、二人の全裸のラブ・シーンもすごく話題になったようで、その後も映画雑誌に、寝そべったドロンの股間(つ~か腰)の位置にバラの花を生けた花瓶が置かれている写真(キャハハ)がよく載っていましたよね~。ついでに書くと、この映画、ユーミン(松任谷由実 / 荒井由実)も好きなんだそうですよ。
これはユーミンとクレイジーケンバンドの横山剣さんとの2006年3月の対談より(雑誌「STEPPIN' OUT!」SPRING 2009 VOLUME 2 の87頁に再掲載)。マッ裸にレザーのジャンプ・スーツでバイクに…って、でもそれはやっぱ冷えると思うわ~。膀胱炎にちゅうい!
真利子さん、“私、小さいときから、美しいもの、きれいな人が好きなんです。顔でいうと、前は若尾文子さん、最近は夏目雅子さん。整っていて、とてもきれい。”(1983年)、 “あんなふうになりたいと思うのは若尾文子さん。もう全部好き!男では昔のアラン・ドロン…。” (1985年) と、当時のインタビューで語っておられました。
真利子さんも「あの胸にもういちど」お好きでしょうか?
さあ、藤真利子さんのアルバム4枚は2014年3月19日発売ですよ。わかってるよね?!
ネットで画像↑を拾ってきました~。アップしてくださった方、ありがとう。ゴメン、無料でいただいちゃった。で、花瓶の向こうはどうなっているのか無性に気になるわ~。
あの胸にもういちど [HDニューマスター版] Blu-ray
- 出版社/メーカー: TCエンタテインメント
- 発売日: 2013/02/27
- メディア: Blu-ray
- この商品を含むブログ (4件) を見る