Kontaの歓びの毒牙

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ユーミン 「OLIVE」 コンサート 1979年

 僕が初めて行ったユーミン(松任谷由実 / 荒井由実)のコンサートは、1979年の「OLIVE」ツアー大阪公演、6月5日(火)の大阪サンケイ・ホールでした。

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  前売り券はその数日前、6月1日(金)に学校帰りに難波の高島屋1階にあったプレイガイドで買いました。まだ2階席が残っていて、A席2500円でした(ちなみに、S席3000円、B席1000円)。 

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 ユーミンは6月4日(月)と5日(火)の2日公演でしたが、上はその時のチラシ。ユーミン1人じゃなく、五輪真弓、森山良子、杉田二郎の4人が載っています。この4人、サンケイ・ホールで連日コンサートを行ったんですね。ライヴ当日、「OLIVE」コンサートのパンフレットが欲しくて会場の売店に買いに行ったんだけれど、ユーミン1人のパンフはなくて、上の4人が一緒に1冊になってました。「ユーミンだけのはないんですか?」と訊ねたのですが、ナシということで、その4人一緒のパンフの中身を見せてもらうと、ユーミンはほんの2頁ぐらいしか載ってないし、2色刷りでカラー頁もないので、買うのはやめました。今となってみれば買っておけばよかったと思うのですが、その当時は、使えるお金の限られた高校1年生、ユーミンの2ページのためだけに、高校生にとってはかなりお高い金額は払えなかったのです。でもやっぱりどんな内容だったのか気になるわ~(後悔!)。

 さて、コンサートが始まります。2階は結構空席があったので、コンサート開始後は、空いている2階の前方の席へ移動しました。この頃は、荒井由実ブームも去り、マニアの根強い人気はありましたが、一般人(流行ってればなんでもOKという人たち)からの注目度は低かったと思います。

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 コンサートのオープニングは、

14番目の月

でした。衣装は上の写真をご覧下さい。最初は銀色のマントを羽織っていましたが、この曲の途中で脱ぎ捨てました。2曲目は、

あなただけのもの

で、下の写真の向かって左の様な格好で歌いました。仮面舞踏会のようなきらきらしたマスクを付けています。

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曲は、

中央フリーウェイ

となり、その後ユーミンのMCとバック・バンドの紹介がありました。

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 バンドは、ザ・スクェア(現T-SQUARE)です。1979年のインタビューでユーミンは、

 “今のスクェアというバンドは本当にいいバンドです。絶対出てくると思うし、うちのダンナさんが「組めば」って言ったんですけど、私もとってもアルバム自体が好きで、フュージョン・ミュージックですけど、ちゃんと本当にプロモーションしたりして出れば、ものすごいフレッシュでいいグループだと思います。だからスクェアを今の段階で、あの…バックやってもらったというところが、私のプロジェクトの渋いところだという風に思っています。”

と発言しています(「アルバム ピム “悲しいほどお天気”」 東京音楽出版社 1979年12月10日発行 37頁)。ユーミンの予言通り、その後、スクェアは大ブレークしましたね~。

  その後、曲は、

地中海の感傷

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12階のこいびと

と続きました。「12階のこいびと」では、上の写真のように、舞台の上のクッションに寝そべりながら歌いました。この奔放さがユーミンの魅力ですよね。今回の演出は伊集院静さんが担当されていますが、すごく面白いアイデアだと思います。そして、こう寝そべっても、下品や嫌味にならないところがユーミンの凄さなんですのよ~、奥さん!(これ、ファンの欲目ょ)。で、この衣装ね~、悪魔っぽくも見えるし、下手すれば ‘虫歯菌’ かよっ!?ともとれますね~。

  曲は、

きっと言える

雨のステイション

魔法の鏡

と続きました。 

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 どの曲だったか記憶が定かではないのですが、アップテンポのナンバーで、ユーミンと観客がボールをやりとりするという場面がありました。この上の写真のユーミンのバックに Olive と書かれた舞台背景があるのがわかりますか?このセットのオリーブの実の部分が、じつは取り外せるようになっていて、それがビーチ・ボール(のようなもの)になるんです。オリーブの実のボールをユーミンが観客席に投げて(蹴って、だったかも…) 、お客さんがまたそれをユーミンに投げて(打って)返すのです。歌いながらこれをするユーミン、カッコイイですわ~。 

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  また、上の写真の様に羽根でできた大きな扇子を持って踊る場面もありました。「魔法の鏡」を歌った後は、ユーミンのMCになりました。ここでのお話は、‘ハイウェイ・サーファー’。この当時、サーフィンが大人気だったのですが、実際サーフィンは出来なくても、車にサーフ・ボードを載せて、高速を走ればモテるみたいな話だったような気がします。もしかしたら、ユーミンの初代のマネージャー(嶋田富士彦 / 嶋田冨士彦さん。写真家・長濱治さんの奥様の弟にあたる方だそうです。)が ‘丘サーファー’ だったという話もあったかもしれません…(僕がコンサート後に書いたメモには、‘ハイウェイ・サーファーの話’としか書いてないんだもん)。

曲は、

潮風にちぎれて

天気雨

稲妻の少女

帰愁

と進みました。この「帰愁」が当時の最新シングル(大阪公演の時点ではまだ発売されていませんでした。6月20日発売で、僕は前日の19日に手に入れました。)でしたが、かつてユーミンはラジオで、「この曲のレコーディングの時、歌詞の ‘それから○○○○○ばかり’ の○○○○○のところがどうしても思い浮かばなくて、ここの「なみだ雲」って言葉は、伊集院静(=作詞家:伊達歩)さんが考えたんですよ。」そして「この曲、あまり気に入ってない。」とも言ってました。

 この後は、弾き語りのコーナーになりました。曲は、

やさしさに包まれたなら

最後の春休み

ナビゲイター

と続き、「ナビゲイター」の後半から、ザ・スクェアが演奏に加わり、弾き語りのコーナーは終わりました。この頃まだ「最後の春休み」はリリースされていませんでしたが、1979年の3月29日(木)までユーミンが隔週1回ラジオ大阪でDJをしていた番組「ジャム・ジャム・イレブン」の担当最後の回で“出来たての曲をお聞かせします。”と言って生で歌ってくれたのを、僕はカセット録音して何度も聞いていたので、もうお馴染みの歌でした(ユーミンの「ジャム・ジャム・イレブン」のDJ担当は3月以降も臨時ではあり)。 

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 この上の写真の衣装、スゴイでしょ?(ぐふふ)。ミュージカル「キャッツ」に先立つこと2年!アクションの極めつけ ‘猫踊り’ で、

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キャサリン

を熱唱する姿が上のユーミンです。

そして曲は、

朝陽の中で微笑んで

アフリカへ行きたい

少しだけ片想い

と続きました。「少しだけ片想い」の途中で、ユーミンは着替えの為、少し舞台の袖に消えました。また素早く登場した時は、全身真っ赤なコスチューム!スカートの前に大胆なスリットが入っていて、ユーミンの美しい太ももまで露わになります(キャア)。スカートの中から裏地?(というか、下にもうひとつ別のスカートがあったのか?)のヴィヴィッドな緑色が見えてとっても美しいの~。「OLIVE」ツアーの写真といえば、この真っ赤な衣装で象に乗っているユーミンの姿が有名ですが、実際、象が出たのは、6月12日、6月13日の中野サンプラザでの東京公演2日間だけでございますよ。ちなみに、象を借りるのにかかった費用は1日80万円、2日で140万円だったそうです。

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そして、エンディングは、

さざ波

一度幕が降りて、アンコールで、

ルージュの伝言

を歌って下さいました~。なんて華やかで素敵なユーミン!サイコーでした。僕の最初のユーミン・ライヴ体験がこれでした。し・あ・わ・せ!

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 上のバッジは、コンサート会場入場時に配られたものです。直径3.5センチ、高校の時、カバンに付けていたので、ちょっとキズが入ってます。

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 こちらは、1979年のチラシ。「OLIVE」と書いてありますが、この日程で奈良公演なら「魔法の南瓜物語」の方ですね。そして、またもや由実の「み」が「美」になってるぞ、コラっ!

 

ラジオ大阪の「ジャム・ジャム・イレブン」については、こちら:

http://www.musicman-net.com/relay/102-2.html

 

ここに掲載の写真は、

ユーミン「MAGICAL PUMPKIN 魔法の南瓜物語」コンサート・パンフレット 1979年
雑誌「週刊TVガイド」1979年7月27日号 (白黒2頁)

及び、Kontaユーミン・ファイル からのものです。

 

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