藤真利子さんと今は亡きギタリスト大村憲司さん(1949 - 1998)との対談、1981年3月、六本木の中華レストランにて。大村憲司さんはこの翌1982年、真利子さんのアルバム「狂躁曲」に「花まみれのおまえ」「雪」の2曲を提供されることになります(作曲を担当)。
藤真利子 Mariko Fuji 微美杏里 Vivi Enleigh 1983年
デヴィッド・ボウイ(David Bowie)だけは異常に好き。
大村憲司:きょうは和服じゃないんですね。
藤真利子:仕事以外でも週に2日は和服は着てるんですよ。
フランソワーズ・アルディ(Françoise Hardy)、ブリジット・フォンテーヌ(Brigitte Fontaine)とかマリー・ラフォレ(Marie Laforêt)なんか大好き。デモ・テープ自宅で8時間もかかって作ったんですよ。
(アルバム「浪漫幻夢」のレコーディングでは)、ユーミン(松任谷由実 / 荒井由実)や南佳孝さん、岸田智史さんもスタジオに来てくれて…。
Mariko Fuji & Kenji Omura (Kenji Ohmura) March 1981
YMOのワールド・ツアーの時の話なんか聞かせて下さいよ。
YMOのワールド・ツアーが “文句なく成功だった” なんて、オーバーよ、ウソよ!って、高橋幸宏(高橋ユキヒロ)さんに言ったんです。
藤真利子 Mariko Fuji 微美杏里 Vivi Enleigh 1979年
レースのシースルーを着たりもするんですけど…。
藤真利子・ファースト・コンサートのバック・バンドは、クラフトワーク(Kraftwerk)が担当!?(ハッタリというか見栄で…)。
1978年
大村憲司:毎日、酒を飲んでます。
「珈琲もう一杯 ギタリスト vs ポップギャル AMAZING対談集」(シンコー・ミュージック 1982年12月1日発行 企画・構成:伊丹由宇 211~216頁より)
1986年
藤真利子「ファースト・ドラマチック・コンサート」1981年4月30日
についてはこちらを参考に:
http://k0nta.hatenablog.com/entry/2014/09/11/001853
コンサートのバックを担当する「クラフト」(三井誠バンド)とは?
http://members3.jcom.home.ne.jp/craft_2013/
「狂躁曲」 (オリジナル発売:1982年1月25日)
01. 薔薇 (作詞:山口洋子 / 作曲:沢田研二 / 編曲:岡田徹)
02. 花がたみ (作詞:寺山修司 / 作曲・編曲:鈴木慶一)
03. 花まみれのおまえ (作詞:赤江瀑 / 作曲:大村憲司 / 編曲:白井良明)
04. 真利子 うらみうた (作詞:吉原幸子 / 作曲:微美杏里 / 編曲:鈴木慶一)
05. 野ざらし百鬼行 (作詞:赤江瀑 / 作曲・編曲:鈴木慶一)
06. 折鶴秘唱 (作詞:寺山修司 / 作曲:微美杏里 / 編曲:岡田徹)
07. 雪 (作詞:辻井喬 / 作曲:大村憲司 / 編曲:岡田徹)
08. それがどうしたの (作詞:山口洋子 / 作曲:高橋幸宏 / 編曲:岡田徹)
09. どんな春が (作詞:辻井喬 / 作曲:高橋幸宏 / 編曲:鈴木慶一)
10. メルヘン (作詞:吉原幸子 / 作曲・編曲:鈴木慶一)
11. ボーナス・トラック:鬼狂言 (作詞:寺山修司 / 作曲・編曲:鈴木慶一)(1981年10月25日発売シングル“花がたみ”B面)
(注)このアルバムで作品を提供している山口洋子さんは、演歌の歌詞を書いている方とは別人の、「誰もいない海」の作詞者としても知られる詩人の山口洋子さんです。
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