Kontaの歓びの毒牙

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藤真利子 ユーミンうそラジオ に出演! その2

 帝国劇場の舞台「Yuming sings... あなたがいたから私がいた」10月31日まで上演中。今週(2014/10/10 - 2014/10/16 公開の No.684)のユーミン、うそラジオ(「Uso Radio インターネットラジオ 松任谷由実 はじめました」)も引き続きゲストは藤真利子さんです。以下が、文字起こしした記録ですよ~ん。 

 

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Mariko Fuji 藤真利子 Vivi Enleigh 微美杏里 1982

 

ユーミン:帝国劇場でお待ちしています。松任谷由実、本人です。10月31日まで突っ走りますよ~。
藤真利子:おばさんみたい。アハハハハ。
ユ:あの先週に引き続き、え~、飛び入りで…。
藤:藤原真理です、本名…。
ユ:藤真利子さんで~す。
藤:はい。
ユ:で、今日はね~、なんか、あの、リスナーから随分、石黒賢さんについて話して下さいというのが来ててね。
藤:うんうんうん。
ユ:ユニ(ユニセックス? ユニオン?)の人たちが多いんで、あの~どうかね、あの人はさ~、私なんかからすると、おぉ珍しい俳優さんだなってていうか…、それなりに男優さんと話す機会も今まで一杯あるんだけど…。
藤:うん。
ユ:(男優さんって)どこか…そう言っちゃ悪いけど女性的じゃない?
藤:うん。
ユ:なんか女の部分をね…。よく言うのには「男優は女優で、女優は男だ」っていう…。
藤:男前って言われる…フフフ。
ユ:ねえ。あの~石黒賢さんは、珍しく男の子だよね?
藤:そうね。ホントそう…。その通り。
ユ:あの…テニス・ボーイだったからかもね。
藤:うん。そう。
ユ:あの…錦織(錦織圭)があれだった時とか…。
藤:面白かった。
ユ:すごい…ね。
藤:なんか、解説してもらって…私なんかわらないから、ブレイクって何?って(笑)。もう教えてもらったらもう忘れちゃったけど…。
ユ:うん。
藤:でも色々…。
ユ:色、真っ黒だよね~。
藤:うん、だって、稽古の前にテニスしたりして、それからそのテニスコートに車置いて、あの帝劇来たりとかして…。
ユ:ホント~?
藤:うん。元気よ。
ユ:いいことしてるね。
藤:元気!
ユ:うん。私、お菓子の話とかよくしてるよ。
藤:ああ、そうね~。
ユ:なんか、あっちの…。
藤:ユーミン、この間、送ってったって言ってたでしょ?
ユ:あ、そうそう。あの、松任谷さんと3人で軽い打ち上げみたいなの…。
藤:うん。
ユ:終わったあとね。方向が一緒だからって、3人で帰って…。
藤:ああ、「討ち入り」ね?「うちいり」…打ち上げじゃなくって…。
ユ:討ち入りって言うの?あっ、そうなの?
藤:初めの頃にやるの…討ち入りって言うの。
ユ:へえ~。でも、初めの頃も何も、まだ稽古の中盤ぐらいだった時だよね?
藤:そうそうそう。そうね。
ユ:そうか~、色々しきたりもあって面白いよね。
藤:うん。
ユ:あの…初日にお赤飯とかも出したんで、先に見本が来たのを試食してもらったりとかした。アタシがおにぎりにしておいて。
藤:またその時に、年寄組(笑)あげる…とかって言って(笑)、私と賢ちゃんとさ…。
ユ:入絵加奈子
藤:イリエキャナコと…(笑)。
ユ:キャナコがね…、まああの…色ボケ老人の役が面白いんだよね。その~、ストーリー自体には影響ないんだけど(笑)、そういうヌキが必要っていう…。
藤:あ~ん、なるほどね。
ユ:松任谷(松任谷正隆)さんの、常々判断でね。あの人はなんか、増田明美さんがやる都はるみさんのマネみたいなところがあって…。
藤:は~ん?
ユ:なのよっ!
藤:あっそう?
ユ:いつもおかしいんだ。
藤:だって、本当はだってすごいね、キム(「ミス・サイゴン」)とかもやって、エポニーヌ(「レ・ミゼラブル」)とかもやってるわけじゃん?
ユ:うん、そう。
藤:歌、上手いしね。今回は、ちょっと、ね、歌う場面ないから、残念ですが…。

 

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ユ:それで、石黒賢さんなんだけど、あの…(笑)、え~っと、何くれとなくあの…、ケアするわけじゃん?
藤:私ね、あの…。
ユ:お年寄り…を。
藤:あれなのよ…。あの、デビュー後、あのわりかし早めから知ってるの。
ユ:うんうん。いや、で、劇の上でも…、ね、劇の上で…あの、一緒のシーンが多いじゃない?
藤:うんうん、一緒。
ユ:や~なんか、いいこと言ってたよね、彼はね。
藤:あ、ほんと?
ユ:「やっぱ真利子さんの目がすごいんです」って言ってた…。
藤:ああ…。
ユ:私は、それは、目自体がね、俳優さんの目自体が、大きい会場だし、見えなくても、そこで、こう生まれるオーラっていうのが必ず伝わると思うよね~って言ったんだけど。
藤:そう。やっぱり…。
ユ:あの人も、普通に上手いと思っていたけど、すごい~。
藤:や~、賢ちゃん、だから、アタシ、最初の頃に会った時に、こんなになるとは思わなかった。
ユ:おお~。
藤:中井貴一君とか…、それから賢ちゃんとか…。
ユ:坊ちゃん系だもんね。
藤:最初の頃知ってるけど、もう、貴一君なんかも、えっ、えっ、えっ、えっていうぐらいの、素晴らしい演技力だったし、賢ちゃんなんかも、ちょっと…だったけど、もう今なんてもう…若い子に語っちゃって、教えてるのよ。
ユ:うんうん。あの福田沙紀ちゃんによく、こう、あれしてくれてるよね?福田沙紀ちゃんは…。
藤:そう、豪太(渡部豪太)にも言ってる。でも、すごいのよ、正しいこと言ってる。どこで覚えたのか、よくわかんないけど…。
ユ:うん。彼はチームプレーを大事にする人だからさ~。
藤:あ~、そうか、そうか。
ユ:うん。それも…。
藤:あれとして?体育会系として?
ユ:体育会系だよね。それも、すごいいい雰囲気にしてくれてるし…。
藤:でもさ~、なんかさ、いつもさ~Tシャツとかがさ~、ヘビメタ系じゃない?
ユ:そうだね。息子さんの影響で…。
藤:え、息子の影響なの?
ユ:うん。ヘビメタが好きだっていうのを、リスナーからも送られてた。
藤:ああ、そうなんだ~。アタシ、なんでKISSのTシャツかな…とかさ。
ユ:あのロックTが好きだよね。
藤:好きなんだって言ってた。ね、見えないけど…。
ユ:あの、役柄のように白い恰好して来る時もあるけど。
藤:うん。
ユ:あの~、大抵、うるさいTシャツ着てるよ。
藤:そうでしょ?(笑)。なんか、マイケルが舌出してるみたいなのあるよね…なんか…よくわからない…。
ユ:ピンク・フロイド着てたし…おとといは。
藤:あ、ホント?
ユ:あと、あの~松任谷さんもしてるんだけど、バイオリズムのバンド…。
藤:あ、そうそうそうそう。
ユ:え~、iPhoneとかに繋ぐと睡眠の深さとかが出るやつ、あれを、あれをしてるのがなんていうんだろ、あの一時、ゴルファーとかがするチタンのやつとかより、新しっぽいよね?(笑)。
藤:アタシはなんか知らなかったから、なんかマン(松任谷正隆)ちゃんと話してたでしょ?マンちゃんって、松任谷さんですけど、と話してたんだよね。え~、どうなってるの、ぜんぜん知らないから、えっ何?って言って…。今日もしてた、そういえば。
ユ:あれは毎日するものらしいよ。
藤:あ、そうなの?
ユ:毎日してないと意味ないみたいなんですけど。いやあ~、なんかね、楽しみだよね。
藤:楽しみ。
ユ:楽しみだよねって(笑)先週から全然時間がたってないっていうことに、なっちゃうんだけど…。

 

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石黒賢 Ken Ishiguro

 

藤:で、あたし達は、あのユーミンからあの、プレゼントでのれんを頂いたの。
ユ:はあは。
藤:で、こないださ~。
ユ:あの、荒井呉服店…。
藤:「僕音」…「ぼくおん」だっけ?「僕らの音楽」に出たときに、あの、その写真を撮ってくださいと言われて…。
ユ:うん。
藤:で、アタシもう大変なの、もうアイロン掛けして、で、あの振袖とかかける衣紋掛けに、ガーッってやって、で、あの、うちで働いてる人に、もうちょっと持ってて、右~とか左~とか言ってバチ~っと、大変な思いして撮ったの、きれ~いに撮ろうと思って…。
ユ:でも、あなたなんかさ~、あの…何枚も持ってるでしょう?楽屋のれん…。
藤:それはさ~、荒井呉服店からも頂いてんだもん…。で、荒井呉服店でも作ってるの。例えば、緒方(?)さんが作って下さったのも荒井呉服店で…。
ユ:おお~。
藤:そう、作って下さったりとか…。
ユ:毎度ありがとうございます。
藤:そうそうそうそう、それで、他の人に贈ったこともあるけど、それも荒井呉服店で、いいやつ。
ユ:贔屓にしていただいて…。
藤:お母様からも昔頂いてますので…、そうなんですよ。だけど、今回のはすごいもの。
ユ:ホント?
藤:全員…うん、あの…。
ユ:松任谷由実より…。
藤:色、そう色違いで、アタシには「藤真利子さん江」っていうんで、「松任谷由実より」って、あれ幅広なんだよね?あれ。普通のより…広いの…。
ユ:でも、帝劇のサイズなのよ。ということは、他の劇場はもう少し…?
藤:いや、いや、そうじゃないと思う…。
ユ:そういうわけじゃないの?
藤:うん、あの…。
ユ:ピッチリはまらなくていいんんだ。
藤:やっぱ、大きい方が見えないじゃない、中が。
ユ:ああ、そうか…。
藤:小さいと中が透けて見えちゃうから、まあ、あれはすごい贅沢な…。
ユ:ああ、ホント?よかった~。
藤:あれは、羽二重?ね?羽二重でしょ?うん、私は紫、で、賢ちゃんはグリーンで…。
ユ:で、あの、あの~ね、藤原さんは藤真利子ってぐらいだから、藤色…あの紫とかがきっと多いだろうなって、思うけど…。
藤:どうしてわかったの?
ユ:だって、それはそうじゃない?、名前から…。
藤:アタシ、荒井呉服店でずっと紫の着物作ってたんだ。
ユ:うん。
藤:いっつも紫なの、だから、あの橋本Bさんとか…(笑)。
ユ:Bさんていう、そういうスタッフがいるんだけど…。
藤:Bさんとかが~、それを憶えてて、言ったのかなと思ったんだけど…。
ユ:いや、それは私は藤真利子さんはやっぱり、あの紫系だろうと思ったけど、かぶるかもしれないけれど、今の気分で…。
藤:うん。
ユ:う~ん、だいぶさ~、交友にブランクがあった…でもこうして晴れてまた巡り会ってていう気分で、今の感じる紫…。
藤:ああ、そうだったんだ。
ユ:…にしたの。
藤:いや、私はホントにもう紫、着物と言ったら紫なの、まず。紫の着物が好きなの。
ユ:でも、同じ紫ってないでしょう?なかなかね。
藤:うん、違う違う違う…。でも、すごい綺麗な紫、で、あと…。
ユ:愛未(比嘉愛未)ちゃんは…。
藤:ピンクだった?
ユ:え~とね、オレンジのようなピンクのような、沖縄の太陽のような、若い華やかな女優さん、あのそれぞれのイメージで…。
藤:豪太君はブルー、紺色のみたいな…。
ユ:だったかな。あんなような色だったかな。
藤:ね、ね。
ユ:今、揺れが到達する前の注意書きの青い字を指さしてるんだけど…。
藤:揺れた場合っていうの…。
ユ:そう、そうなんですよ。それぞれまだ会ってない、ちゃんと、あの~コミュニケーションとる前に勝手な印象で選んだ。
藤:う~ん、でも、すごい心使いだと思って、アタシはびっくりした。どうして思いついたの?、あんなことが…。
ユ:いや、前回も~、貫地谷シー(貫地谷しほり)ちゃんとかに…。
藤:プレゼントしたの?
ユ:うん。前回も…。
藤:ああ、そうなの~。
ユ:メインキャスト、ビッグ5…。
藤:でもどうして、どうしてそのことを…、発想があった?楽屋のれんって…。
ユ:いや~。
藤:普通だってさ~、普通の、だってユーミンの…。
ユ:座長?座長と座役は一字違い…。
藤:座役の場合さ~、ほらコンサートとかはのれんないじゃない?
ユ:ないよ、ない…。
藤:だから、発想としてさ~、楽屋のれんっていう発想はどうして、どうして思い出した?
ユ:あ、うち、和物系…子供の時からなんかそういう環境だから…。
藤:うん。
ユ:楽屋のれん的なやりとりは、よく見てたのよね。
藤:ああ、そう、だからなの…。
ユ:うん、日舞の会とか…。
藤:アタシ、よく気が付いたな~と思って…。びっくりした。
ユ:そぉ~?
藤:びっくりした。

 

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Mariko Fuji 藤真利子 Vivi Enleigh 微美杏里 1988

 

ユ:またあのちょっと、座役ごっこをしてるところもあるよね?え~、どっかで。
藤:いや~、でもね、基本、あの東宝の舞台ですからそれは、やっぱりね、ハズせないんじゃない?
ユ:そうだよね。それを楽しんでるよね?
藤:うん。でもそれにしちゃ…ちょっと。
ユ:でも、はっきり言って、座長だと、初日、中日、全員にお弁当を出したりするっていうしきたりがあるじゃない?
藤:だけど、そこまでやらないわよ、ユーミンほど。だって、まずのれんなんて、ありえない!
ユ:あ、そう?
藤:だって、のれんっていくらするのか知ってる?ねっ?
ユ:まあ、いいじゃん、値段のことは…アハハハ。
藤:すごいよ~。すごいもん、ホントに…。アタシにしたら、もうびっくりなことだし…。
ユ:あっ、そう?
藤:そうそうそう。で、あのお弁当だって、普通半分ね。
ユ:あ、ホント?
藤:外まで出さない。
ユ:いや~。それは~、それは許さないよ。
藤:外まで出さない。
ユ:それはね、あの~、やりますよ~。
藤:やる時はやるし。
ユ:やる時はやりますよ!でも、上がって面白いじゃない、皆、気分が上がって…。
藤:うん、だから皆、ユーミン大好きだしね。
ユ:そっか~っ。
藤:うん。全員が。嫌いな人いないでしょ?
ユ:そんなことないよ~。
藤:いや、違う。今のカンパニーの中で…。
ユ:ああ、うん、そうか…。
藤:すごいもんね、気使って…皆に。
ユ:そっか?でも気使ってるってことがバレたら、興ざめだよね~。
藤:でも、それアタシだからだよ、わかる。
ユ:そっか、怖いな~。
藤:アタシだからわかるけど、やあ、それは皆にな~んて気使うんだろうって思って…。
ユ:いや、気を使ってるというよりね~、楽しみでもあるんだよね~。
藤:うんうんうん。そうよ、だから…、だから皆がさ~、ついてくし…。
ユ:そっか~。
藤:う~ん。皆、大好きよ。
ユ:フジマリには、あの、ミル・マスカラスのピアスをプレゼントしたし…。
藤:今日、はい、頂きました、これ。あのね~、この間はね~スパッツもらったね。
ユ:今日、ちょっと靴のサイズとか訊いちゃってね。
藤:そうそうそう。
ユ:「またくれるの~?」
藤:またくれるの?どんどん頂戴!みたいな…(笑)。身ぐるみ剥がれたとか言われ…(笑)。
ユ:でも、あっと言う間に終わっちゃうよね?
藤:ホントよ~、始まったら、もうすぐ…。
ユ:ね~。
藤:なんか、千秋楽泣きそうな気がする…。
ユ:うん、泣いちゃうよ。
藤:泣いちゃう。
ユ:仕事仲間は、かりそめの家族だもんね。
藤:ね、ほんと…フフフフ。ホントに…。
ユ:あの、ツアーのね、バンドのメンバーとかもそうなんだけど、毎回集まっては、また集まることはあるかもしれないけど、一応一座解散…。
藤:うんうんうん。
ユ:悲しくなるよね、それでどんどん人生が過ぎていくというか…。またやって来るとも言えるけど…
藤:アタシが昔さ…、見てた頃のメンバーと全然違うもんね。
ユ:うん、まあ、あれはね。帝劇は特に…。
藤:昔さ、びしょ濡れになって、ギターさ~(笑)、水の中から出てきた…(笑)
ユ:いつものメンバー、苗場は一緒だよ。
藤:あ、そうなんだ。ね~、面白かった~、昔のさ~。
ユ:そう。

 

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ユ:じゃあ、メールを紹介したいと思います。このマツタケのメールでいいかな?先週ちょっと秋の味覚について話したんだけど、クロちゃんです、39歳。今年はマツタケが豊作らしいです。マツタケ採り名人によると残暑がなかったせいのようで、あっちこっちに生えまくりだと聞きました。ユーミンがラジオで土瓶蒸しの話をしても、想像が追いつきませんでしたが、今年はマツタケのホイル蒸し、マツタケご飯など簡単なところからチャレンジしてみるつもりです。色々レシピやお店を調べていたらマツタケすき焼きを出す店を見つけました。牛肉とマツタケを交互に食べるすき焼きみたいです。これはちょっと無理なので、我が家はエリンギすき焼きにします。
藤:ハハハハハ。
ユ:でも、マツタケもエッセンスがあるんだよね。でも、それじゃつまんないけれど。あの…なんかありますか?
藤:あのさ~。
ユ:先週ほら、そのまま焼いて食べるのが好きって…。
藤:そうそうそう。なんだっけ、マツタケ、え?マツタケのお茶漬けってある?
ユ:う~ん、マツタケの味お吸い物?
藤:あっ、違う、お吸い物。あれを使うとエリンギがマツタケになるらしいよ。
ユ:お~、なるかも…。うん、なるかも…。
藤:なんか、速水もこみちだった?なんか誰かがテレビでやってて、あ~そうなんだ、やったことはないんだけど、あれを使うと…。
ユ:ここに書いてあるね、マツタケすき焼き、食べたことあるけど、意外に消されずちゃんとマツタケの味がするのよ~。
藤:あっ、そう~、今、なんか聞いたら、ちょっとさ~、お醤油とかあんまり濃くしちゃうと、マツタケの味ってなくなっちゃうような気がしてたんだけど…。
ユ:いや、そうでもないんだよね~。
藤:ああ、そうなんだ。美味しそう。
ユ:うん。確かに豊作らしいです。

 

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Mariko Fuji 藤真利子 Vivi Enleigh 微美杏里 1979

 

ユ:次行きます。チータ。雑誌で中国では歩道の横に歩きスマホ専用レーンがあるという記事を見つけました。でも、歩きスマホしてる人は周りをみていないから、結局は専用レーンに気づかないとあって笑ってしまいました。自分も気を付けていますが、ついつい気づけば歩きスマホしてしまいます。ユーミンは歩きガラケーしてますか?
ユ:してませ~ん。
藤:ユーミンって、携帯出さないわよね?
ユ:うん。
藤:あたし達もう、なんでいつからこんなお行儀悪くなったかって…。
ユ:だって女優さんは、そういう現実的なアイテムを、あの…人前で出さないようにって、事務所から教育されるっていうじゃない?
藤:私なんか、むちゃくちゃ、こうやって触ってるじゃない?
ユ:うんうん。
藤:だしさ…。
ユ:全員触ってるよ。
藤:でしょ~?でもさ~、昔だったらさ~、ありえないことじゃない?
ユ:うん。
藤:失礼じゃない?
ユ:アタシはさ~、そういうので出してないわけじゃないんだけどね…。
藤:ああ、そうなの?
ユ:ガラケーだから恥かしいので出してないのと(笑)、あと、あの~スマホ…、えっと、iPadはやるのよ。でもスマホはね、あの~、ゲーム、まずいの…。ふけるタイプなのよ。絶対ゲームに…。
藤:ハマっちゃうの?
ユ:ず~っと、もう、やっちゃう。
藤:なんか、マンちゃんもやってるよね?
ユ:やってるよ。
藤:マンちゃん、なんかさ~、あの稽古の最中とかに、なんか怖い顔してメール打ってるから、訊きたいことがあるから、ちょっと悪いな~と思って、すいません…とかって言って…。
ユ:あの、プヨプヨじゃなくて、消すやつでしょう?
藤:見ると、ゲームなのよ~っ!
ユ:そうよね~。こまちゃうよね。
藤:なにぃ~、ちょっとびっくりしちゃって…。
ユ:いや、彼の場合は、何て言うの…かえってそこでアレして脳のパフォーマンスを良くするっていうのがあるんだけど、アタシはダメなの。ほん~っとにハマっちゃうの。
藤:そう、でもホントにね、お行儀悪くなったと思う。もうスマホのおかげで、全体的に、あの日本国中が…。
ユ:なんかさ~、あのハンパなサイズのがもうすぐ出るっていうじゃない。
藤:そうなの?
ユ:うん。もう出ました?じゃあ始めようかな…。
藤:あ、あれ、シックスシックスですか?

 

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Mariko Fuji 藤真利子 Vivi Enleigh 微美杏里 1985

 

ユ:次行きます。ユトリーズ、21歳。ユーミンのラジオいつも楽しみにしています。私は今、アメリカのテキサス州に留学中の大学生です。インターネット放送に心から感謝です。約1年間は日本に帰れないので、ユーミンのラジオを聞いて日本を感じています。私は初めての海外で毎日さまざまな発見があります。ユーミンが初めて行った外国の国はどこですか?そして何が一番新鮮でしたか?教えてください。
ユ:いや~あ、月並みだよ。初めて行ったのはハワイなんだけど、でも高校生の時だったんだけどね。
藤:なんで高校生の時に行けるの?
ユ:あのね~、ええと~、呉服の会の婦人達の…。
藤:あ、ツアー?
ユ:ツアーにくっついて行ったの。
藤:わあ。
ユ:あとは皆、オバさんばかり。
藤:お母様も一緒ね?あら~、いいじゃない。
ユ:そうそう。だから一人で、プールサイドとかにいたけど…。
藤:ああ、そうだったんだ。ふ~ん。
ユ:あの、印象的だったのはね、花の香りかな。
藤:う~ん、わかるわかる。
ユ:空港に降りた途端ね。
藤:ブーゲンビリアとか…。
ユ:そうそう。初めて行った海外がインドだっていう人とか、全然違うよね人生…きっと。
藤:あ、そうか。
ユ:うん。藤原さんはハワイですか?
藤:アタクシはなんかね~、「わたしは旅をする」という番組(注:1978年4月1日から9月30日まで朝日放送イースト制作・テレビ朝日系列の土曜22:30 - 23:00に放送された紀行番組)があって昔、それで初めて一人で、それも一人なの…。
ユ:えっ?ホント?
藤:一人でロンドンのエリザベス女王戴冠式(注:1977年の戴冠25周年記念)を見るっていう…。
ユ:一人で?
藤:…だったんだけど、一人で行かされた。
ユ:でも映す人いるでしょ?
藤:ところがさ~、それがさ~、あのロシア経由なのよ。そのころソ連って言ったんだけど…。
ユ:ああ、そうよね。モスクワ経由…。
藤:で、そこでさ~、トランジットで降りるのよ一回、で、それでまず、ロンドンなんだけど、その前に、なんかそれがパックになってて、パリに行かなきゃいけないのよ。で、2泊して、それからロンドン行くって言う…。
ユ:いいじゃない?
藤:で、でもなんか、眠くて…私。
ユ:クルーはいなかったの?
藤:いないの。一人でロンドンまで行かなきゃいけないのよ。
ユ:ああ、ロンドンに、現地で映す人がいると…。
藤:そうそうそう。
ユ:ほう~。
藤:で、アタシ…。
ユ:大冒険じゃないですか~。
藤:そう。
ユ:ちびっこパイロットだな~。
藤:いや、それでね。聖心大で、あ、見えないと思いますけど、あのリスナーの皆さん、聖心女子大学出てるですけど、その時に第二外国語でフランス語を取ってたの。
ユ:おお~。
藤:一言も通じませんでした。
ユ:本当に?
藤:はい(笑)。日本語のがまだ通じたという…。で、英語しゃべるとダメなのよね、フランスって、その当時。
ユ:あ~、そうよね。プライドが高くて…。
藤:なんか敵対心があって…。
ユ:冷たくされちゃうんだ。
藤:なんか英語はなんかダメで、むしろ日本語でもう、こう身振り手振りで買い物した覚えがある…。
ユ:なるほど…。
藤:そんな感じです。
ユ:え~、じゃあね、それでは今週はこのあたりでね、帝劇がんばりましょうね、ますます。
藤:はい!観に来て下さい。
ユ:お待ちしてます。

 

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Mariko Fuji 藤真利子 Vivi Enleigh 微美杏里 1978

 

ユ:最後に、ユーミンに問う、もしも転職できるとすればどんな職業に?何だろな…。
藤:女優。
ユ:そうかな~、いや、アタシ…。
藤:やってみなさいまし。
ユ:アタシね~、気が弱いよ。
藤:ちょっと待って(←と鼻で笑う)。
ユ:こう見えて…。
藤:ちょっと待って下さい。アタシ、あの、たぶんあの…由実さんよりアタシのが弱いです。
ユ:そうかもしれないね。
藤:ユーミンは強いよぉ~。
ユ:そう?そうかな~。
藤:強い、昔っから強かったじゃない。アタシもう昔、ビービービービー泣いててさぁ~。
ユ:そう、この人ね~、もう、あのね~、電話かかってきちゃ、もうやめたいって…。
藤:泣いてね~。
ユ:生活があるからやってるんで、早くやめたいって言って、続けてるじゃない?
藤:ビービービービー泣いてたもんね。ユーミン強かったよ、あの時から…。
ユ:いや、それはね~、あの、こんな最後にマジな話になっちゃうけど、あの~、一回結婚してやめられるかなと思ったけど…。
藤:いつ~?
ユ:やめられない。「紅雀」作った少し前…。
藤:私がもしかして一番好きなアルバムですか?
ユ:そうですか。じゃあ、もうそういうなんか、もがきの中で作ったからかもね。
藤:ああ、そうなの~?
ユ:でも、これはやめられないっていう…。
藤:ふ~ん。
ユ:やめても追ってくるっていうのを、そこで覚悟を決めたのかもしれないね。
藤:ああ、そう…。
ユ:だから、やめらんないよ…って言ってたのよ、電話で、よく…。
藤:ねえ~、もうビービー泣いてたもんね~。
ユ:ねぇ~。
藤:デビューした頃ね…。
ユ:それが、こうしてまた巡り会う…。
藤:ねぇ~。
ユ:仕事で…。
藤:しぶとくなったわ、アタシも…。ユーミンのおかげで強くなったよ。
ユ:そうか。あなたがいたから私がいた…(笑)。
藤:そう、あなたがいたから私がいた…(笑)。
ユ:私、いいタイトルだと思っているのよ、すごく。松任谷さんは、「そうかな~」とかって言って、「幼なじみ」とかにしようかって思ったけど…って、なんて言ってたけど…。
藤:ふ~ん。
ユ:すごい、たぶん観てくれたらね~、納得のタイトルだと思うんだよね~。シンプルだけど、言いえて妙というか…。
藤:うん。
ユ:なんですよ。ということで…。
藤:はい。
ユ:では、あの二人の少女がお送りいたしました。バイバ~イ。
藤:バイバイ!

 

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脚本・演出:松任谷正隆 帝国劇場 2014年10月8日(水)~31日(金)
Yuming(松任谷由実 / 荒井由実) sings...「あなたがいたから私がいた」:

 “純愛物語 meets Yumingの第二弾は 3 人の幼なじみの物語。 人生の中に起こる様々な出来事を通して変わっていく 3人の人生 、友情、恋愛、そして別れ…。 そんな時間の流れをユーミンの曲とともに辿っていきます。
 今回は時代を少しさかのぼって、戦争という異常な時代が背景。ガラスの心と、恐怖の影が、美しいコントラストを見せていきます。ぜひご期待ください。”

http://www.tohostage.com/yuming/

 

テレビ番組「わたしは旅をする」についてはこちら:

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%8F%E3%81%9F%E3%81%97%E3%81%AF%E6%97%85%E3%82%92%E3%81%99%E3%82%8B

 

紅雀

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浪漫幻夢

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狂躁曲+1

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アブラカダブラ+1

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ガラスの植物園

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松任谷由実40周年記念ベストアルバム 日本の恋と、ユーミンと。 (通常盤)

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