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Kontaの歓びの毒牙

映画と音楽が大好きです。ホームページ KONTABLOID はこちら http://www5d.biglobe.ne.jp/~ktabloid/

ユーミン、プロコル・ハルムを語る 1978年秋

ユーミン 松任谷由実 Yuming 荒井由実 Yumi Matsutoya

 1978年10月1日から10月29日の日曜日、5回連続で15:00から、FM大阪で放送された「パイオニア・サウンド・アプローチ」の‘ユーミンの世界’(松任谷由実 / 荒井由実 特集)、この番組がすごく充実した内容で素晴らしかったです。当時カセット・テープに録って何度も繰り返し聞きました。今はもうそのカセットもほとんどないのですが、ほんの一部録音が残っていて、そのなかでユーミンプロコル・ハルム(PROCOL HARUM)について語っている箇所があったので、テープ起こししてアップすることにしました。
 これはその番組の第4回目、10月22日に放送された、ユーミンがこれまで影響を受けたり、好きだった曲の特集の一部で、ユーミンプロコル・ハルムの「PILGRIMS PROGRESS」をその一曲としてかけました。司会は竹谷英子(たけやえいこ)さん。アルバム「流線型'80」発売すこし前の時期でした。

 

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 以下は、PROCOL HARUM の「PILGRIMS PROGRESS」 をかけた後のユーミンと竹谷英子さんのやりとりです。

*****

竹谷英子:ずいぶん聴き込んでるみたいで、レコードにスクラッチが入ってましたね、さすがね…(笑)。今の曲もやっぱりよく聴いてると、ベースにバッハがありますね。

ユーミン:そうですね。もうコード進行、その他、全部そうですね。で、あの、このアルバム(PROCOL HARUM の「A SALTY DOG」)がね、本当、よく、そういうプロコル・ハルム愛好家というのは、もう数少ないんですけども、会った時に話すとね、このアルバムが一番好きだって言うのね。で、これは…この曲のタイトルもそうだけど、「ピルグリムス・プログレス(PILGRIMS PROGRESS)」って、いわゆる“ピルグリム・ファーザーズ(Pilgrim Fathers)”っていうのが…、あのピューリタンで、要するにイギリスからアメリカに移民した人の話が、こう…トータル・アルバムになってて、詞もすごく深いんですよ。これがその、航海日誌みたいになっているんだけど、私、これを聞いていた頃、作った曲でね、「翳りゆく部屋」っていうのは…。

竹谷英子:あっ、あの曲…。

ユーミン:ええ、あれは、どうせ…初めの頃ね、‘あれ出しても売れないよ’ってカンジで言われてて、まあ「あの日にかえりたい」を出した後、一応ひと段落ついたから(笑)、本音を出してやろうと思って、あの…昔、もうこの頃に書いた曲をね、ひっぱり出してシングルにしたんです。

竹谷英子:ああ。そうですか…。

ユーミン:それとか「コバルト・アワー」に入ってる「航海日誌」とかね、今度のアルバム(「流線型'80」)にも「静かなまぼろし」っていうのが入ってますけど、なんか、この辺の影響なんですね。

竹谷英子:ああ、そう。まあ、そういうことも…。ともかく、もうこのプロコル・ハルムっていうのは、ユーミンにとってはすごく大きな存在なのね?

ユーミン:そうですね。あの…単にこう、音楽的にね、メロディーの癖が移ったとか、そういうものじゃなくてね、詞やなんかでも、全部行き方が変わっちゃったっていうところがあって、ええ…。

竹谷英子:へえ、すごい!(笑)

ユーミン:フフフ。なんか理屈っぽい少女だったから…。

竹谷英子:あっ、その頃は?

ユーミン:今は、柔らかい人妻になりましたけど…(大笑)。

竹谷英子:じゃあ、すっかりこの頃はプロコル・ハルムを集中的に…?

ユーミン:だからもう、45度ぐらい変わったっていうか…行き方が…。

竹谷英子:ああそう…、へえ~。

*****

 どう、参考になった? ユーミンプロコル・ハルムのジョイント・コンサート(?)が楽しみやわ~。

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