Kontaの歓びの毒牙

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フランソワーズ・アルディをアニー・レノックスが…

アルディぶってアタシもアンニュイぃ〜

 これ、あんまり皆知らないんじゃないかな〜、アニー・レノックス(Annie Lennox)がユーリズミックス(Eurythmics)時代に、フランソワーズ・アルディ(Francoise Hardy)の曲をカヴァーしているの。曲はアルディの1962年のデビュー・ヒット「男の子と女の子/TOUS LES GARCONS ET LES FILLES」ASIN:B0000084S0。レノックスはこの曲を"青春時代に聴いた最も好きな1曲"と言って1983年の春に録音したそう。「男の子と女の子」はアルディ自身が歌った「FIND ME A BOY」という英語ヴァージョンASIN:B000024NQM もあるんですが、レノックスはフランス語で歌ってます。
 アルディ自身はこの曲について"60年代の私はイギリスのポップスやアメリカのカントリーやロックに影響を受けていました。「男の子と女の子」はポール・アンカ(Paul Anka)の「ロンリー・ボーイ/LONELY BOY」ASIN:B000000D0U そのものです"。"私のデビュー曲がすごく無邪気で単純な表現で言っているように、私が誰かに出会い、お互い愛し合うようになるなんて、起こりえないと思ってました。'私と同じ年の男の子と女の子はみんな、二人ずつになって道を歩いている。でも、誰も私を愛してはくれない'って歌詞でした。十代が孤独な時代だというのは明らかでしょう。自分に自信がない、恋に恋する、自分がどんな風に生きるか、自分に問う時だから…"と語っています。また、"「男の子と女の子」より「さよならを教えて/COMMENT TE DIRE ADIEU」ASIN:B0000B09UK の方が好きだわ(笑)"とも…。
 イギリスのポップスに影響を受けたアルディの歌が、今度はイギリスのアニー・レノックスに影響を及ぼしていたんですね。彼女だけではなく、イギリスといえばマルコム・マクラレン(Malcolm McLaren)ASIN:B00005EHRQ やブラー(Blur)ASIN:B00004WPN9 からも共演を乞われたアルディ、やっぱり容姿が美しい人は得なんだわさ!(?)。
 アニー・レノックスの歌う「男の子と女の子」は、ユーリズミックスの「ベイビーズ・カミン・バック/IT'S ALRIGHT - BABY'S COMING BACK」(1986年)のシングル盤または12インチ・シングル盤のB面に収録されているので、興味のある人は中古レコードで探してね(こちらASIN:B00007LABF のDVDにも収録されている模様)。でも、アルディったらちょっとモテ過ぎぃ。

Tous Les Garcons Et Les Filles [Analog]

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la collection 62-66

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Francoise Hardy - Original Album Series

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パリ

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スウィート・ドリームス [DVD]

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