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Kontaの歓びの毒牙

映画と音楽が大好きです。ホームページ KONTABLOID はこちら http://www5d.biglobe.ne.jp/~ktabloid/

ライザ・ミネリ 「GENTLY」

ケヴィンのメイクでこんなに若いアタシ

 ライザ・ミネリ(Liza Minnelli)、久々のスタジオ録音アルバムは、ブルックス・アーサーがプロデュースのスタンダード集。ライザの声がハスキーに変わってしまっていることが気にならなければ(僕は慣れました)、とっても良い出来です。Billy Stritchが5曲で編曲を担当していて、「DOES HE LOVE YOU ?」という曲も提供。この曲、ライザの為にビリーが書き下ろしたのかなと思っていたのですが、ライザの前にカントリー歌手のリーバ・マッキンタイア(Reba McEntire)ASIN:B000002OPT がLinda Davisとデュエットで発表していたそうです。ライザ・ヴァージョンはドナ・サマーとのデュエット。これは後にパティ・ラベル(Patti LaBelle)ASIN:B000002P6Y も録音したなかなかの人気曲ですね。 デュエットはもう1曲あって、ジョニー・マティスの代表的ヒット曲「CHANCES ARE」を、ご本人と歌っています。1935年生まれのジョニーの方が声が若いんですけどぉ…(笑)。まあ、ライザは若い時にムチャしてますからねぇ〜。
 他にも、メリサ・マンチェスター、ブレンダ・ラッセル、ブルース・ロバーツらがバック・コーラスで参加し、「IT HAD TO BE YOU」ではマーヴィン・ハムリッシュが、「IN THE WEE SMALL HOURS OF THE MORNING」ではハービー・ハンコックがアレンジを担当という贅沢さ。ライザ自身が書いているライナーノーツも興味深いです。
 カバー写真のライザは少女のような若々しさですが、アルバム・ジャケット用のフォト・セッションを何度も延期するライザに業を煮やしたレコード会社が、結局4・5年前(1991年頃?)の写真を使ってCDを発売したとか…。美しい写真なんでいいんじゃないの?(撮影はスティーヴン・マイゼルSteven Meisel)ISBN:481041163X
 そして喜ばしいことに、このアルバムの成功は、1997年のグラミーの最優秀トラディショナル・ポップ・ヴォーカル・アルバム部門へのノミネート(受賞はトニー・ベネット)にまでつながったそう。"多くの人々の生活から'ロマンス'が無くなりつつある…"と危惧した(笑)ライザが作ったとてもロマンティックなアルバムASIN:B000002SJ3 を、ぜひ聴いてみてください。

  • GENTLY (1996)

PRODUCED BY BROOKS ARTHUR


01. CHANCES ARE (Robert Allen, Al Stillman) Duet with Johnny Mathis
02. YOU STEPPED OUT OF A DREAM (Nacio Herb Brown, Gus Kahn)
03. EMBRACEABLE YOU (George Gershwin, Ira Gershwin)
04. CLOSE YOUR EYES (Bernice Petkere)(Vocalese Music and Lyrics by Billy Stritch)
05. SOME CATS KNOW (Jerry Leiber, Mike Stoller)
06. LOST IN YOU (Jerry Leiber, Mike Stoller)
07. I GOT LOST IN HIS ARMS(From "Annie Get Your Gun") (Irving Berlin)
08. IT HAD TO BE YOU (Isham Jones, Gus Kahn)
09. NEVER LET ME GO (Ray Evans, Jay Livingston)
10. DOES HE LOVE YOU ? (Sandy Knox, Billy Stritch) Duet with Donna Summer
11. IN THE WEE SMALL HOURS OF THE MORNING (Bob Hilliard, David Mann)