Kontaの歓びの毒牙

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「ウィークエンド・ラブ」

オレ実は若い男のコが大好きなのさぁ〜

 観てみました、WOWOWで放映があったので25年振りぐらいに「ウィークエンド・ラブ/A TOUCH OF CLASS」(1973年)。懐かしかったです。会話のテンポがよく楽しめました(特に前半がイイ)。でも、お話はよくある不倫コメディ。こういうのってどうも先が見えてる'何処にも行けない愛'ですよね。結局一番迷惑するのは、配偶者と家族。"家庭内でウソをつける人は、他のどんな関係においても平気でウソをつける人だ"ということを冷静に認識しておかないと…。
 映画の中で密会中のスティーヴ(ジョージ・シーガル/George Segal)とヴィッキー(グレンダ・ジャクソン/Glenda Jackson)が、ノエル・カワード原作の映画「逢びき/BRIEF ENCOUNTER」(1945年)のテレビ放映を二人で観て大泣きしているベタなシーンがあるのですが、あの映画の二人は一線を超えなかったからいいんじゃないの?
 それから、この映画は音楽がほのぼのしていてとても良いです。しばらく前にサントラCD*1を手に入れました。映画の最後に流れる、マデリーン・ベル(Madeline Bell)が歌う「ALL THAT LOVE WENT TO WASTE」も好きな曲です。ディオンヌの妹のディーディー・ワーウィック(Dee Dee Warwick)やシャリー・バッシー(Shirley Bassey)も歌ってました。
 そうそう、雑誌「ポパイ」の1979年2月25日号(第49号)の111頁'ハリウッド・スキャンダル'という記事に載っていたんですが、ジョージ・シーガルって若い男のコが大好きなんだって!"ラスパルマスなんてハリウッドでも名高い地域に車で出没する"って書いてあった。彼のような一見ふつうのオジサン俳優がゲイ(バイ?)ってのも、なぜか妙に説得力あるよね〜(笑)。

A Touch Of Class: Original Motion Picture Soundtrack Recording

A Touch Of Class: Original Motion Picture Soundtrack Recording

*1:「A TOUCH OF CLASS」サントラ http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000000PI0/qid=1108282596/sr=1-18/ref=sr_1_0_18/249-2189180-4931557