Kontaの歓びの毒牙

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水の中の妖精(フェアリー)たち

この誘うような上目使いが命ですぅ〜。

 このアルバム・カバー写真、大昔に雑誌で見た記憶があったんです。先日、中古LPレコードで見つけ500円だったので、買ってみました。JUAN GABRIELの「CON TU AMOR」(1981年)というアルバム、プールの水色がとてもきれいですよね〜。ラテン音楽の(僕が勝手に持ってた)イメージで、内容は大雑把でコテコテなのかな〜と思ってたのですが、聞いてみたらとても繊細な表情を見せている曲もいくつか収録されていて、う〜ん、悪くないかも…。それに曲/詞は全て彼の自作だって。JUAN GABRIELってどういう人なのか気になって、ネット検索してみました。

 名前はフアン・ガブリエル(ファン・ガブリエル)と読むのですね。メキシコ音楽界のカリスマ歌手、作曲家、音楽プロデューサーで、すでに芸能生活30年以上のラテン・ポップス界の大スターなのだそうです。それに、まあ“ゲイとしても有名”なんですって、ちょっと奥さん!聞きました?

 さらに色んなHPを覗いてみると、このジャケ写ではわからないのですが、現在の彼はそうとう太ってしまったみたいで、近影では‘おばさん’の雰囲気が濃厚(あらら)。ステージ上での振る舞い等も、かなりオネエ入ってるそうで‘メキシコの美空ひばり’ってイメージだと書いてあった〜(汗)。彼はファンからも‘オネエ’とか‘ゲイ’と見なされているそうですが、ホモフォビアが強いマッチョな国メキシコであっても、彼の性的指向はあまり気にされてなくて、むしろ一風変わった趣としてファンを惹きつける一要因になっているとか…(ホントかよ?!)。まあ、それだけ彼の音楽的才能がものすごいものなんでしょう。これはやっぱり今後、彼のベスト盤CDでも買って、代表曲ぐらいは押さえておかないとダメですよね。ゲイというだけで、興味の度合いがグゥーンとアップするのは、やっぱり僕のオメデタイ性(サガ)でしょうか?

 ところで話は変わりますが、本家本元の「水の中の妖精」、70年代に人気のあった女性歌手O、彼女もレズビアンの噂はずっとあるんですよね。ほら、Oって当時あれだけヘテロセクシュアルのイメージで売って、ヘテロに大人気だった割には、男との噂がほとんどなかったじゃないですかぁ。たまにあってもその相手が、○リ○・リ○ャ○ドとかジ○ン・ト○ボ○タじゃあ〜、全く説得力がねぇ(キャハハ)。その後Oと結婚して別れた俳優マ○ト・ラ○タ○ジ○がこれまた…(謎)。おまけに、フェミニストでバイセクシュアルの同郷女性歌手○レ○・○デ○とOは出来てたってのはかなり根強く言われていることなのですぅ。これに関して詳しいことは「ビニール・クロゼット ―音楽界を創ったゲイたち―」(ボーゼ・ハドリー著)(JICC出版局 1992年 ISBN:4796603395)の188頁〜と207頁〜の‘O’と‘ラ・D・ダ’のインタビューにあるから、興味ある人は読んでみればっ!

http://www.terra.com.sv/juangabriel/index.html

http://page.freett.com/bienvenido/juan_gabriel.html

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000005M14/qid=1099054074/sr=1-60/ref=sr_1_0_60/249-5426619-3750742

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