Kontaの歓びの毒牙

映画と音楽が大好きです。ホームページ KONTABLOID はこちら http://www5d.biglobe.ne.jp/~ktabloid/

ドミニク・グールド Dominic GOULD

 一か月程前、ジャン=ピエール・リモザン (Jean-Pierre LIMOSIN) 監督 (共同脚本はクリストフ・オノレ Christophe HONORE) の2002年の映画「NOVO / ノボ」をDVDで初めて鑑賞しました。記憶を5分間しか保てない男をめぐる関係という、あり得ないような設定において、通常では見えにくい人間の欲望の或る面をはっきり描き出していて、エロチックな描写も下品になる直前で品よく仕上げられており、僕は大変気に入りました。とてもいい映画だと思います。

 この映画、鑑賞前に何の情報も持たずに観始めたのですが、途中で、以前から秘かに好きだった俳優が突然出てきてビックリでした。この人↓

 

ドミニク・グールド 映画「NOVO / ノボ」 2002年

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Dominic GOULD dans "NOVO" 2002

 

映画の始めから37分45秒~38分15秒のほんの30秒間だけの出演なんですが、「あぁ!この俳優…あの人やん!」ってめちゃくちゃ嬉しくなりました!!それも全裸での出演って…(キャア!)

エドゥアルド・ノリエガ (Eduardo Noriega) とのこんな場面です:

http://eviltwincaps.blogspot.jp/2012/01/novo-eduardo-noriega-vincent-dissaz.html?zx=9c71405da17bc1e9

 

 この俳優ドミニク・グールドを僕が初めて知ったのは、作家でもあるジャン=フィリップ・トゥーサン (Jean-Philippe TOUSSAINT) が監督したこの↓映画でした。

 

ドミニク・グールド 映画「ムッシュー」 1989年

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Dominic GOULD dans "MONSIEUR" 1989

 

この白黒映画「ムッシュー」も僕のお気に入りの映画の1本で、ドミニク・グールドは主人公のムッシューを演じています。ジャン=フィリップ・トゥーサン監督とはこの後、1998年の「アイスリンク」でも(主演じゃなく脇役ですけど…)組んでいるので、きっと良い関係が築けているのではないでしょうか。

 

ドミニク・グールド 映画「アイスリンク」 1998年

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Dominic GOULD dans "LA PATINOIRE" 1998

 

 そして僕が「ムッシュー」の次に彼に再会したのが、映画「エリザとエリック」!!ドミニク・グールドはエリザにプロポーズする、米国人ピアニスト、スタン(スタニスラス)役。この映画、ホントに何から何まで全てが素晴らしく、僕のサイコーに好きな映画なんですよ。

 

ドミニク・グールド 映画「エリザとエリック」 1987年

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Dominic GOULD dans "JEUX D'ARTIFICES" 1987

 

「エリザとエリック」の中のドミニク・グールド、カッコよすぎ!です。上品で、長身で、素晴らしく美男です。特に美しい目とやさしそうな笑顔が素敵なんですよ~。アメリカ人の役ですが、ドミニク・グールド自身も1964年9月19日、米国ロサンゼルス生まれであるとネット上に情報が出ていました。英語でもフランス語でも演じていますが、フランスを主な活動の場としているようです。この辺どういう経歴か気になりますね。なんらかの事情でたまたま米国で生まれたフランス人かな?と思ったのですが、僕のフランス人の知人(もちゲイよっ)に彼の事話したら、名前がフランス人ぽくないねということでした。今後、ちょっとその辺、調査してみようと思います。

 

 そしてソフィア・コッポラの「マリー・アントワネット」にも出演してるということで、観てみたのですが、「これ彼かも?」という人物が画面に1秒ほど映りましたが、本当にドミニク・グールドかどうか確信はありません。もしかしたらエキストラ・レベルの出演かも…。つか、「マリー・アントワネット」の映画自体が最後まで観るに耐えないような最低最悪映画で、もう怒り爆発でした!「ベルばら」読んで出直して来いや!ソフィア・コッポラ!良かったのはドレスの色だけという、とんでもないクズ映画でした。親のコネだけで映画を作れるって、その上、賞まで貰えるって素敵ね、ハリウッド二世って…。「ゴッドファーザー」の3作目を滅茶苦茶にしただけではまだ足らんのか…!?

 

 話が大きくそれましたが、しばらくドミニク・グールドの出演作を追いかけてみたいと思います。それが僕の現時点での使命だと考えています(そうなのか?)。

 

こちらで動くドミニク・グールドの姿が見れます:

https://vimeo.com/20739111

さらに詳しい情報はこちら:

http://www.cinetea.fr/artiste.cfm/3874-dominic-gould.html

http://www.imdb.com/name/nm0332363/?ref_=ttfc_fc_cl_t56

http://www.biosstars.com/dominic-gould/

https://en.wikipedia.org/wiki/Dominic_Gould

 

「いろんな人が、いるもんです。」  

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« les gens, tout de même »

 

Dominic GOULD(ドミニク・グールド)出演作品


2013 LA FRENCH - Cédric JIMENEZ フレンチ・コネクション -史上最強の麻薬戦争- (未)
2012 CAPITAL - Costa GAVRAS ザ・キャピタル マネーにとりつかれた男 (未)
2010 GLENN THE FLYING ROBOT (GLENN 3948 LE ROBOT VOLANT) - Marc GOLDSTEIN
2008 LA NUIT DES ENFANTS ROIS - Antoine CHARREYRON
2008 JOUEUSE - Caroline BOTTARO
2008 LA BELLE PERSONNE - Christophe HONORE 美しいひと
2005 MARIE-ANTOINETTE - Sofia COPPOLA マリー・アントワネット
2004 L'ANTIDOTE - Vincent DE BRUS
2003 THE STATEMENT - Norman JEWISON
2002 LE PAPILLON - Philippe MUYL パピヨンの贈りもの
2001 MONIQUE - Valérie GUIGNABODET
2002 NOVO - Jean-Pierre LIMOSIN NOVO / ノボ
2002 EMBRASSEZ QUI VOUS VOUDREZ - Michel BLANC キスはご自由に
2002 TOUT CONTRE LEO (CLOSE TO LEO) - Christophe HONORE
1999 HISTORY IS MADE AT NIGHT - Ilkka JARVI-LATURI スパイゲーム (未) 
1998 CHILI CON CARNE - Thomas GILOU
1998 L.A. WITHOUT A MAP - Mika KAURISMAKI GO!GO!L.A.
1998 A SOLDIER'S DAUGHTER NEVER CRIES - James IVORY シャンヌのパリ、そしてアメリカ
1998 LA PATINOIRE - Jean-Philippe TOUSSAINT アイスリンク
1997 ALISSA - Didier GOLDSCHMIDT
1997 HEROINES - Gérard KRAWCZYK プレイバック
1997 DOUBLE TEAM - TSUI HARK ダブルチーム
1995 BEAUMARCHAIS L'INSOLENT - Edouard MOLINARO ボーマルシェ / フィガロの誕生 (ボーマルシェ / 革命前夜)
1995 LE HUITIEME JOUR - Jaco VAN DORMAEL 八日目
1993 BAD TRIP (IRON HORSEMEN) - Gilles CHARMANT アイアン・カウボーイズ ミーツ・ゴーストライダー (未)
1992 NEAR MRS. (L'AMBASSADE EN FOLIE) - Baz TAYLOR 浮気はパリで
1991 L'HOMME QUI A PERDU SON OMBRE - Alain TANNER
1991 THE MAID (UN AMOUR DE BANQUIER) - Ian TOYNTON 彼はメイド・イン・パリ
1990 LE FILS DE L'AMI DE LA MERE DE WADECK - Arnold BARKUS
1989 MONSIEUR - Jean-Philippe TOUSSAINT ムッシュ
1988 THE GREAT ESCAPE II: THE UNTOLD STORY - Paul WENDKOS 大脱出2 脱出編
1987 L'AMOUREUSE - Jacques DOILLON 恋する女
1987 HOTEL DE FRANCE - Patrice CHEREAU
1987 JEUX D'ARTIFICES - Virginie THEVENET エリザとエリック

 

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1977年の Françoise Hardy フランソワーズ・アルディ

 立木リサ(現 秋川リサ)さん、フランソワーズ・アルディ(Françoise Hardy)に会ったことがあるんですね。先日、アルディについてネットで検索してたら、こんなページを見つけました。

http://tsun-zaku.tumblr.com/post/78746077758

 

 そうか、リサさんもアルディのファンだったんだね~、と早合点し早速、上のリンク先にある写真が掲載されてる雑誌「カメラ毎日」1977年11月号をネットで探して取り寄せました。二人の対談内容はどんなんだろう、とすごく期待して…。

 

フランソワーズ・アルディ & 立木リサ 1977年の初夏 パリにて

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Françoise Hardy et Lisa Tatsuki au début de l'été 1977 à Paris

 

 その後、届いた雑誌「カメラ毎日」の101~107頁にカラーで5枚、二人の並んだ写真が掲載されてましたが、残念なことに対談はナシ、そして正直、写真もあまりいいのがなくて、ちょっとガッカリ…でした。アルディが当時住んでた14区の黒い部屋の写真が少しだけ見れますけど…(ミーハーね)。トマ・デュトロン(Thomas Dutronc)はまだ4歳…、本棚に飾った写真は彼でしょうか?。

 

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 リサさん、アルディについて何の予備知識もなく、本人に会ったそうです。一体これ、どういった企画なんでしょう?「そんなことでいいの?!責任者出てこいっ!!」って言いたくなりましたわ。

 

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 1977年のアルディ、アルバムでいうと「星空のフランソワーズ / STAR」の年ですね。この作品も僕は大好きです。日本盤LPのライナーでは、安井かずみさんがアルディのコルシカの別荘で過ごした時のことを語っていて、そちらもとても興味深い内容です(ミーハーね)。でも残念なことに実はこのアルバム、まだまともなCDが出てないんですよね。1994年にEMI Franceレーベルから出たCD(番号:829923 2)でも、このアルバムの全曲を収録した2000年のUKのCD(番号:EMI / HMV EASY 7243 5 26054 2 2)「the Françoise Hardy collection」でも、1曲「疲れているの / Fatiguée」で回転がおかしくなり、音が変に伸びるんです。マスター・テープがどうにかなってしまっているのかもしれません…。

 

 そして、この1977年はアルディがフランシス・レイ(Francis Lai)作曲の主題歌「女性の中の女性 / Femme parmi les femmes」を歌った映画「愛よもう一度 / Si c'était à refaire」(1976年)が日本で公開された年でもありましたね 。この映画の紹介をテレビで見た当時中学生だった僕は、男の子が寝ているカトリーヌ・ドヌーヴ(Catherine Deneuve)に逆方向の上からする美しいキス・シーン(下の映画の場面写真を参照!)に強い印象を受け、どうしてもこのアヌーク・エーメ(Anouk Aimée)も出演するクロード・ルルーシュ(Claude Lelouch)作品が観たくなったんです。そしてロードショー公開では見逃してしまったものの、結局そのすぐ後、名画座で観ることが出来て、その美しい映像に大満足でした。

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 あまり知られていないですが、実はこの映画にフランソワーズ・アルディ自身も出ているんです。大阪の戎橋劇場(宣伝コピーは“女性に愛される名画劇場”)で、1977年の9月に一度観たっきり、この映画を再見する機会がなく、アルディがどの場面に出ていたのか確認出来ていないのですが、映画のパンフレットにはしっかり‘特別出演’のクレジットがあります。アルディ本人として映画の中で主題歌を歌っているとか…。いわゆるカメオ出演ですね。

 

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 アルディが歌う主題歌(ピエール・バルー Pierre Barouh とフランシス・レイの共作)は、彼女自身のアルバムには未収録ですが、現在フランシス・レイのコンピレーション・アルバムなどでCD化されていて、聞くことができます。なかなか美しくて素敵な曲です。映画もフランスではルルーシュのボックス・セットでDVD化されてるようです。日本ではビデオ化さえもされたことのないこの作品、「そんな展開ありぃ?」みたいな、きれいで甘っちょろいだけの映画ですけど、僕にとっては、もう一度観たい想い出の映画となっています。

 

Françoise Hardy - Femme Parmi Les Femmes :
https://www.youtube.com/watch?v=hy0Vo3rgMdc

 

追記:安井かずみ著「たとえば好き たとえば嫌い 安井かずみアンソロジー」の “フランソワーズの塩” (204~207頁)と題された文章に、コルシカ島で一緒に過ごしたクリスマス休暇のフランソワーズ・アルディのことが少し書いてあります。

 

フランシス・レイ ソングブック

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  • アーティスト: オムニバス,アンナ・プルクナ,ジャック・デュトロン,ピエール・バルー,ピーター・ローン,ファビアンヌ・シベルト,ジャネット・レノ,リチャード・ベイリー,シルビア・クリステル,ママ・ベア,ニコール・クロワジー
  • 出版社/メーカー: サウンドトラック・リスナーズ・コミュニケーションズ
  • 発売日: 1994/12/16
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 フランソワーズ・アルディの自伝本の英語訳が発売されました。Kindle版↑とハードカバー版↓。

The Despair of Monkeys and Other Trifles: A Memoir by Françoise Hardy

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ユーミン Yuming 松任谷由実 & チャー Char 竹中尚人 1982年7月

 1982年7月のユーミン(松任谷由実 / 荒井由実)とチャー(Char / 竹中尚人)の対談。

 

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チャー Char 竹中尚人  & ユーミン Yuming 松任谷由実 1982年

 

 カッコよくない人はナニやってもダメ。カッコいいもん、ピンク・クラウド全体が。

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一番良く聴いていたのが、ユーミンのテープ。

 

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一番ROCKしてると思う。

 

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私もね、10代の頃は過激な少女だったのよね。

 

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“私すごいピンク・クラウドのミーハーなのよ。ピンク・クラウドっていうバンド、ルイズ・ルイス加部とチャーともう一人(ジョニー吉長)でやってるんだけど、とってもいいの。”(ユーミン・インタビュー集「ルージュの伝言」1983年 角川書店 の中での発言)

 

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ほとんど曲が先。でも詞の構想っていうか映像は出来ているから。

 

死ぬまでにオリジナル・アルバム100枚つくろうって言ってるの。 

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「珈琲もう一杯 ギタリスト vs ポップギャル AMAZING対談集」(シンコー・ミュージック 1982年12月1日発行 企画・構成:伊丹由宇 117~122頁より)

 

 Yumingはこの対談から33年後の今年2015年に初めて、Charに作詞・作曲の書き下ろし作品「Night Flight」を提供しました。Charの還暦記念アルバム「ROCK+」に収録されています。

 

ROCK 十

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Char

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"Rock十" Eve -Live at Nippon Budokan- [Blu-ray Disc+2CD]

 
気づかず過ぎた初恋

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ルージュの伝言 (1983年)

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ルージュの伝言 (角川文庫 (5754))

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藤真利子 大村憲司 対談 1981年3月

 藤真利子さんと今は亡きギタリスト大村憲司さん(1949 - 1998)との対談、1981年3月、六本木の中華レストランにて。大村憲司さんはこの翌1982年、真利子さんのアルバム「狂躁曲」に「花まみれのおまえ」「雪」の2曲を提供されることになります(作曲を担当)。

 

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藤真利子 Mariko Fuji 微美杏里 Vivi Enleigh 1983年

 

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デヴィッド・ボウイ(David Bowie)だけは異常に好き。

 

大村憲司:きょうは和服じゃないんですね。

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藤真利子:仕事以外でも週に2日は和服は着てるんですよ。

 

フランソワーズ・アルディ(Françoise Hardy)、ブリジット・フォンテーヌ(Brigitte Fontaine)とかマリー・ラフォレ(Marie Laforêt)なんか大好き。デモ・テープ自宅で8時間もかかって作ったんですよ。

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(アルバム「浪漫幻夢」のレコーディングでは)、ユーミン(松任谷由実 / 荒井由実)や南佳孝さん、岸田智史さんもスタジオに来てくれて…。

 

藤真利子 & 大村憲司 1981年

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Mariko Fuji & Kenji Omura (Kenji Ohmura)  March 1981

 

YMOのワールド・ツアーの時の話なんか聞かせて下さいよ。

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YMOのワールド・ツアーが “文句なく成功だった” なんて、オーバーよ、ウソよ!って、高橋幸宏(高橋ユキヒロ)さんに言ったんです。

 

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藤真利子 Mariko Fuji 微美杏里 Vivi Enleigh 1979年

 

レースのシースルーを着たりもするんですけど…。

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藤真利子・ファースト・コンサートのバック・バンドは、クラフトワーク(Kraftwerk)が担当!?(ハッタリというか見栄で…)。

 

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1978年

 

大村憲司:毎日、酒を飲んでます。

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「珈琲もう一杯 ギタリスト vs ポップギャル AMAZING対談集」(シンコー・ミュージック 1982年12月1日発行 企画・構成:伊丹由宇 211~216頁より)

 

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1986年

 

藤真利子「ファースト・ドラマチック・コンサート」1981年4月30日
についてはこちらを参考に:

http://k0nta.hatenablog.com/entry/2014/09/11/001853

コンサートのバックを担当する「クラフト」(三井誠バンド)とは?
http://members3.jcom.home.ne.jp/craft_2013/ 

 

「狂躁曲」 (オリジナル発売:1982年1月25日)

01. 薔薇 (作詞:山口洋子 / 作曲:沢田研二 / 編曲:岡田徹)
02. 花がたみ (作詞:寺山修司 / 作曲・編曲:鈴木慶一)
03. 花まみれのおまえ (作詞:赤江瀑 / 作曲:大村憲司 / 編曲:白井良明)
04. 真利子 うらみうた (作詞:吉原幸子 / 作曲:微美杏里 / 編曲:鈴木慶一)
05. 野ざらし百鬼行 (作詞:赤江瀑 / 作曲・編曲:鈴木慶一)
06. 折鶴秘唱 (作詞:寺山修司 / 作曲:微美杏里 / 編曲:岡田徹)
07. 雪 (作詞:辻井喬 / 作曲:大村憲司 / 編曲:岡田徹)
08. それがどうしたの (作詞:山口洋子 / 作曲:高橋幸宏 / 編曲:岡田徹)
09. どんな春が (作詞:辻井喬 / 作曲:高橋幸宏 / 編曲:鈴木慶一)
10. メルヘン (作詞:吉原幸子 / 作曲・編曲:鈴木慶一)
11. ボーナス・トラック:鬼狂言 (作詞:寺山修司 / 作曲・編曲:鈴木慶一)(1981年10月25日発売シングル“花がたみ”B面)

 

(注)このアルバムで作品を提供している山口洋子さんは、演歌の歌詞を書いている方とは別人の、「誰もいない海」の作詞者としても知られる詩人の山口洋子さんです。

 

 

浪漫幻夢

浪漫幻夢

 
狂躁曲+1

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アブラカダブラ+1

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ガラスの植物園

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ファースト・ステップ

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KENJI SHOCK(紙)

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春がいっぱい(紙)

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地球に落ちて来た男 [DVD]

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Five Years 1969

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Francoise Hardy - Original Album Series

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音楽殺人

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ユーミン 甘い予感 アン・ルイス Ann Lewis

  この下の写真は1980年4月30日のユーミン(松任谷由実 / 荒井由実)とアン・ルイス(Ann Lewis)さん。雑誌の対談で会った二人ね。

 

Yuming (Yumi Matsutoya) and Ann Lewis    30 April 1980

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ユーミン (松任谷由実 / 荒井由実) & アン・ルイス (Ann Lewis) 1980年4月30日

 

上の画像は、当時クラスメートが雑誌から切り取って持って来てくれたので、雑誌名はわからないんだけど、「アン・ルイスのイエイ・エイ・エーイ対談 第28回」という記事からのもの。この中でユーミンはこの年(1980年)5月から始まる「ブラウンズ・ホテル / Brown's Hotel」ツアーなどについて話しています。(追記:マンガ雑誌 月刊 ミミ / mimi に掲載された対談だと情報をいただきました。ありがとうございます。)

 

こちら↓は、1985年のアン・ルイスさんのインタビューより。アンのキャリアの転換点にもなったというユーミン作詞・作曲の「甘い予感」について、興味深いことを語っていますよ。

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「甘い予感」アンのヴァージョン(1977年)は、マンタ(松任谷正隆)さんが編曲を担当し、山下達郎さんがザ・ビーチ・ボーイズ(The Beach Boys)風の、とっても素敵なコーラスをつけています。2年後(1979年)に出たユーミン自身のヴァージョン(リズム・アレンジは細野晴臣さん)よりも、こちらのアレンジの方がずっといいと僕は思います。

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 ユーミンアン・ルイスの魅力を “コニー・フランシス(Connie Francis)的だ” と感じていたそうで、そこからオールディーズっぽいこのナンバー「甘い予感」を書いたのだとか…。コニー・フランシスと言えば、「ルージュの伝言」も、コニーのヒット曲「カラーに口紅 / LIPSTICK ON YOUR COLLAR」を繰り返し聴いて書き上げたと、ユーミンは1978年秋のラジオ番組で話していました。

Lipstick On Your Collar by Connie Francis 1959 :
https://www.youtube.com/watch?v=YMlALAaEwfA

 

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この左下のアンのコンサートのちらしは、1979年のもの。下の部分に当時大阪ミナミにあったアン・ルイス・プロデュースのディスコ「アニーズ・イン / Annie's Inn」の広告も載っています 。へへへ…。

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右上のジャケットはアンの1980年発売、オールディーズ・カバー・アルバム「Cheek」。マンタ(松任谷正隆)さんも3曲でアレンジを担当しているのですよ。

ロッキン・ロール・ベイビー+2

 

最後に、アン・ルイスの見たユーミン像とは…?

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ユーミンって、やっぱり都会的に洗練されたやさしさがあふれてるのよ…。”

 

アン・ルイス(Ann Lewis)/ 甘い予感:
https://www.youtube.com/watch?v=z1By5_77HfE

アン・ルイス松任谷由実原由子 / MR. SANDMAN ~ 年下の男の子 (1986年12月24日):
https://www.youtube.com/watch?v=mwTDdWBALEg

松任谷由実小泉今日子アン・ルイス / FEEL LIKE MAKIN' LOVE ~ 愛のさざ波 (1987年12月24日):
https://www.youtube.com/watch?v=wKJEhjwjb6M

 

シンクピンク!

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甘い予感 (MEG-CD)

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ゴールデン☆ベスト アン・ルイス 1973~1980

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時のないホテル

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Pure Lips~Yuming Compositions~

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藤真利子 「狂躁曲」インタビュー 1982年

 引き続き、藤真利子さんのインタビューね。これはアルバム「狂躁曲」発表当時に雑誌「宝島」(1982年3月号 35~37頁)に掲載されたもの。あの過激で異色の大傑作アルバムがどうやって生まれたのか、これを読めば少し理解が深まるかもよ~。

 

Mariko Fuji 藤真利子 Vivi Enleigh 微美杏里 1982

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“とにかく派手なの好きなんですョ。”

 

インタビュアーは今回も、吉永タカ司氏。

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“大学時代からムーンライダーズのファン…”

 

Mariko Fuji 藤真利子 Vivi Enleigh 微美杏里 1980

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NHK大河ドラマ獅子の時代」(1980年):
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8D%85%E5%AD%90%E3%81%AE%E6%99%82%E4%BB%A3

 

驚かされるのは、よくある「女優さんの歌ったレコード」といった色がないことだ。

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高橋幸宏(高橋ユキヒロ)の曲B面の3,4に入れたら、アルバムの墓場に入れられたなんていわれちゃった。”

 

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Mariko Fuji 藤真利子 Vivi Enleigh 微美杏里 1983

 

“今回は曲とか書いてもらわなかったけど、ユーミン(松任谷由実 / 荒井由実)とは結構仲良いしファンですね。”

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“外国ではデヴィッド・ボウイ(David Bowie)が一番ね。あと最近のではLIOとかよかったな。”

 

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Mariko Fuji 藤真利子 Vivi Enleigh 微美杏里 1980

 

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“もう、ジュリー(沢田研二さん)大好きなのね。今、一番の宝物ってジュリーが自分で歌ってるこの「薔薇」って曲のカセット・テープ。”

 

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アルバム「狂躁曲」発売当時に、雑誌「宝島」に掲載された広告。過激!

 

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“(曲作りは)結構ベーシックなアレンジまでして作る。イントロとか私の考えたそのままつかって…。”

 

“今は気が狂ったみたいに毎日レコードばかりかけて聞いている。できるだけ好みの間口を広げて楽しみたいのだ。”(真利子さん1980年の発言)

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Mariko Fuji 藤真利子 Vivi Enleigh 微美杏里 1980

 

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“今回一曲だけ、何とシンセサイザーを弾いてしまったという。あげくの果てにトラック・ダウンまで口出したりして。”

 

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Mariko Fuji 藤真利子 Vivi Enleigh 微美杏里 1980

 

ムーンライダーズには感謝しております。凄いイイ人達!”

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“当然いつも大ヒットするつもりでやっているんですけど、こればっかりは。”

 

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Mariko Fuji 藤真利子 Vivi Enleigh 微美杏里 1983

 

“派手な役やりたい。でも日本のTVだと、若奥さんの役とかばっかりでね。”

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彼女のLPは、松坂慶子や多岐川裕美なんかとは、もう全く次元の違う話…。

 

TV番組「グラスハウス80」(1982年、テレビ東京)で歌った6曲「薔薇」「花がたみ」「花まみれのおまえ」「真利子 うらみうた」「それがどうしたの」「どんな春が」は現在全てYouTubeで見ることが出来ます。探してみてね。

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「花まみれのおまえ」動画(出演:藤真利子、光田昌弘):

http://www.youtube.com/watch?v=NCXv0IchOug

 

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Mariko Fuji 藤真利子 Vivi Enleigh 微美杏里 1980

 

 

「狂躁曲」 (オリジナル発売:1982年1月25日)

01. 薔薇 (作詞:山口洋子 / 作曲:沢田研二 / 編曲:岡田徹)
02. 花がたみ (作詞:寺山修司 / 作曲・編曲:鈴木慶一)
03. 花まみれのおまえ (作詞:赤江瀑 / 作曲:大村憲司 / 編曲:白井良明)
04. 真利子 うらみうた (作詞:吉原幸子 / 作曲:微美杏里 / 編曲:鈴木慶一)
05. 野ざらし百鬼行 (作詞:赤江瀑 / 作曲・編曲:鈴木慶一)
06. 折鶴秘唱 (作詞:寺山修司 / 作曲:微美杏里 / 編曲:岡田徹)
07. 雪 (作詞:辻井喬 / 作曲:大村憲司 / 編曲:岡田徹)
08. それがどうしたの (作詞:山口洋子 / 作曲:高橋幸宏 / 編曲:岡田徹)
09. どんな春が (作詞:辻井喬 / 作曲:高橋幸宏 / 編曲:鈴木慶一)
10. メルヘン (作詞:吉原幸子 / 作曲・編曲:鈴木慶一)
11. ボーナス・トラック:鬼狂言 (作詞:寺山修司 / 作曲・編曲:鈴木慶一)(1981年10月25日発売シングル“花がたみ”B面)

 

(注)このアルバムで作品を提供している山口洋子さんは、演歌の歌詞を書いている方とは別人の、「誰もいない海」の作詞者としても知られる詩人の山口洋子さんです。

 

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藤真利子 「ガラスの植物園」インタビュー 1984年

 再発からほぼ一年近くになるのに、まだまだ藤真利子さんのアルバム「浪漫幻夢」(1981年)、「狂躁曲」(1982年)、「アブラカダブラ」(1983年)、「ガラスの植物園」(1984年)の4作品、じわじわ売れ続けているみたいね。アナタはもう聴いた?

 

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Mariko Fuji 藤真利子 Vivi Enleigh 微美杏里 1980

 

 これは「ガラスの植物園」発売当時に雑誌「宝島」(1984年10月号)に掲載された真利子さんのインタビュー記事(インタビュアー:吉永タカ司さん) 。

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“(「ガラスの植物園」の)タイトルは、立花ハジメくんの作ってくれたジャケットを見て決めたの。”

 

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Mariko Fuji 藤真利子 Vivi Enleigh 微美杏里 1983

 

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Mariko Fuji 藤真利子 Vivi Enleigh 微美杏里 1980

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“私は本業=役者、本業=歌手とか分けてないし、片手間でやるつもりはまったくないですから。”

 

アルバム「ガラスの植物園」のサウンド・プロデュースは松任谷正隆さん。

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ギュンター・グラスって???「ガラスの動物園」はテネシー・ウィリアムズでしょ!

 

Mariko Fuji 藤真利子 Vivi Enleigh 微美杏里 1980

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“今、いちばんやりたい役は、テネシー・ウィリアムズの「ガラスの動物園」のヒロイン。内気で傷つきやすいローラが、私の中にも住んでいる。” (真利子さん1980年の発言)

 

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“(作詞は)もうその曲に出会った時のムードでほとんど神がかり的にフレーズが出てくるんですよ。”

 

患者に毒を盛ったりなんかしません!白衣の天使、藤真利子(うふふ)

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真行寺君枝さん共演のTBSテレビ小説「あなた」(1984年)では、藤真利子さんは看護婦役。ドラマのバックにいつもシャンソンが流れ、真利子さん、君枝さんの着ていたのは、当時大ブームだったDCブランドのオシャレな服という、お昼の連続ドラマでした。

TBSテレビ小説「あなた」(1984年):
http://www.tvdrama-db.com/drama_info/p/id-21070

 

“(一番気にいってる曲?)「アブナイ彼」とか「謎のボーイフレンド」ね。”

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(セルジュ・ゲンズブール作曲の「アブナイ彼」は大西結花さんによるカバー・ヴァージョンも出ました。)

 

Mariko Fuji 藤真利子 Vivi Enleigh 微美杏里 1985

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“とにかく悪女役をやりたいんですよね。”

 

『ガラスの植物園』 (オリジナル発売:1984年8月5日)

01. 素敵なMIO (FIO MARAVILLA) (日本語詞:微美杏里 / 作詞・作曲:Jorge Ben, Boris Bergman / 編曲:松任谷正隆)
02. アブナイ彼 (ATTENDS OU VA-T'EN) (日本語詞:微美杏里 / 作詞・作曲:Serge Gainsbourg / 編曲:松任谷正隆)
03. BIG FAT MAMMA (BIG FAT MAMMA) (日本語詞:微美杏里 / 作詞・作曲:Michel Berger / 編曲:松任谷正隆)
04. 戯れの6月 (L'IRREPARABLE) (日本語詞:微美杏里 / 作詞・作曲:Veronique Sanson / 編曲:松任谷正隆)
05. 謎のボーイフレンド (JAZZ A GOGO) (日本語詞:微美杏里 / 作詞・作曲:Alain Goraguer, Robert Gall / 編曲:松任谷正隆)
06. ハロウィーン怪事件 (COMIX DISCOMIX) (日本語詞:微美杏里 / 作詞・作曲:Jacques Duvall/Eric Hagen Dierks, Jay Alanski / 編曲:松任谷正隆)
07. ADDIOと言って (DIRSI ADDIO) (日本語詞:微美杏里 / 作詞・作曲:Ciro "Zacar" Dammicco 編曲:松任谷正隆)
08. 砂に捨てた恋 (CA M'SUFFIT) (日本語詞:微美杏里 / 作詞・作曲:Francoise Hardy, Michel Bernholc 編曲:松任谷正隆)
09. 憂うつな午前5時 (DI DOO DAH) (日本語詞:微美杏里 / 作詞・作曲:Serge Gainsbourg / 編曲:松任谷正隆)

 

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